まだ間に合う!? 7月からでも植え付け可能な植物5選

春に蒔いた種や植え付けをした苗の花が咲き出すこの季節。
「もっと庭に植物を増やしたいけれど、7月からでも遅くない?」なんて疑問が出てくることもあるでしょう。

今回は、7月からでも育てられる植物5つをご紹介します。参考にしてくださいね。

コスモス

スラッと伸びた茎の先に可憐な花を咲かせるコスモスは、秋の花の代表ともされるメジャーな植物。
ガーデニング初心者でも簡単に育てることができ、開花時期は6~11月と長く楽しめることが特徴です。
種まきの適期は3~7月下旬で、春先から梅雨の時期あたりから苗の販売もはじまります。

栽培ポイントは移植をしないこと。
コスモスは太い根を真っ直ぐ下に向かって伸ばす(直根性)特性があるので、植え替えをするとストレスがかかります。
地植え・鉢・プランター全てで栽培できますが、移植だけは避けるようにして育てましょう。

一般的にコスモスの花色はピンクや白がメジャーですが、近年の品種改良により現在では多彩な種類が出回っています。
その中でもオススメは、黒みがかった赤のシックな花色と名前の通りチョコレートのような香りが個性的な「チョコレートコスモス」です。
是非、お庭のアクセントとして活用してはいかがでしょうか。

西洋朝顔

江戸時代に大流行した朝顔は、西洋のみならず日本においても長い歴史のある植物。
小学生の時に学校で育てた経験のある方も多いのではないでしょうか? 

朝顔には「日本朝顔」と「西洋朝顔」の2種類があり、7月に種まきをするなら西洋朝顔を選びましょう。
特徴は日本朝顔よりも成長が早く、樹勢が強いこと。
また、開花時期も日本朝顔よりも遅く、場所によっては8月下旬~11月下旬まで花を観賞することができます。

西洋朝顔はツルの伸びが活発なことから、「グリーンカーテン」としても活用が可能。
使用している鉢の近くに、支柱を数本設置してネットを張りましょう。
ツルをネットに誘導するポイントは、本葉が5~6枚になったら摘芯をすること。摘芯の結果、わき芽から子づるが出てきますので、上手にネットに誘導すると緑のカーテンが広がります。
花色は紫・白・青・赤など。涼しげな雰囲気を作りたいならブルーに白色の班が入った「フライングソーサー」という品種がおすすめです。

ストック

持ちやすい太い幹にボリュームのある花を咲かせるストックは、冬から春にかけて切り花で活用されることが多い植物です。

一重咲きが元々の姿ですが、長年にわたる品種改良で切り花用の八重咲きやさまざまな花色など、随分と種類が豊富になりました。

日本国内での種まきは温暖地と寒冷地に限り8~9月上旬が適期。残念ながら寒地や寒冷地(主に北海道や東北地方)では3月中旬~4月下旬までが種まき、開花は6~7月の時期なので夏からの栽培はできません。

ストックの一番の特徴はカーネーションに似た甘い香りを放つこと。
そのため、高級感を感じさせる花として多くの人に認識されています。
品種は高性オールダブル種・グローリー系・ラブミー系・クリスマス系・キスミー系など。
室内や寄せ植えなどコンパクトに育てたいときは、分枝性に優れ開花も早い「矮性種のキスミー系」を選んで育てるとよいでしょう。

インパチェンス

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「アフリカホウセンカ」の別名を持つインパチェンスは、夏から秋にかけてオレンジ・白・ピンク・赤などさまざまな色の花を咲かせる植物です。

アフリカを原産地とするため耐寒性が低いので本来は多年草ですが、日本で育てるなら一年草として扱いましょう。
寒地や寒冷地では苗の植え付けが7月初旬まで可能。
花が咲いた後は、10月初旬くらいまで開花を楽しむことができます。

栽培ポイントは風通しの良い半日陰で育てることと、連作は避けること。
湿った土壌を好むため、地植えで育てているときに元気がないようだったら、朝か夕方の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えましょう。

八重咲きを育てるなら「カルフォルニアローズ」や小型の「フェイスタオーレ」、一重咲きを選ぶなら「パッチワーク」や「サンパチェンス」などの品種が有名です。

サルビア

背丈の高い品種だと160㎝位までの高さまで伸びるサルビア。
真っ赤な花色の品種「スプレンデンス」を想像する方も多いかと思いますが、他にも白・紫・ピンク・複色など、サルビアも花色が豊富。

開花時期は5~10月と長いのも特徴で、公共施設や個人宅に関わらず寄せ植えや花壇などで昔から多用されてきました。
サルビアは種から育てることもできますが、ゴールデンウィークあたりから苗の流通も始まりますので、茎や葉に力があり、つぼみの数が多いものを選んで育てると楽でしょう。
苗の植え付けは遅くとも7月の中旬あたりまで。

栽培ポイントは花が一段落したら「切り戻し剪定」をすることです。
夏の暑さで体力を消耗させたサルビアを秋以降に復活させるためには、株の約半分の量を8月までに切り戻しするとよいでしょう。
ただし、遅い時期に植え付けをしたサルビアは「花がら摘み」だけで十分。
切り戻しした後は、少しの間寂しい状態になりますが、多くのわき芽がでて再び沢山の花が復活します。

日本は地域によって気温の温暖差が大きく、今回ご紹介した植物は、地域によっては夏植えができない場合もあります。
種や苗の注意書きをよく読んで、ガーデニングライフを楽しんでくださいね。

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