冬の寄せ植えに大活躍!寒さに強いおすすめの花・植物【5選】

冬になってくると花壇の宿根草や多年草は姿を消し、どうしても寂しい印象になってしまいます。

そんな冬のガーデンを鮮やかに彩ってくれるのが、寒さに強い花を使った冬の寄せ植えです。

今回は耐寒性が強い、冬の寄せ植えにおすすめの植物をご紹介していきます!

ガーデンシクラメン

https://www.instagram.com/p/Bq5xInkFyoA/

ガーデンシクラメンは、従来のシクラメンに耐寒性をプラスし、屋外でも育てることができるよう品種改良された花です。

花色は白・ピンク・赤があり、フリルのような咲き方をしたガーデンシクラメンも人気です。

花は4月ごろまで開花。

耐寒性が強く、冬の寒さや凍結、霜にも負けずに咲いてくれることから、冬の寄せ植えに重宝されています。

そんなガーデンシクラメンを絶え間なく咲かせ続けるコツは、日光と肥料にあります。

まず日光についてですが、ガーデンシクラメンは過湿に弱く、葉が腐ってしまったり、枯れてしまうことがあります。

それを防ぐには、日光にしっかり当ててあげることが必要になります。

硬めの葉の下からニョキニョキと茎を伸ばして蕾を出すので、

日光が当たるよう葉組みをしてあげると、風通しもよくなり、開花も進むでしょう。

そして肥料についてですが、植物は花を咲かせるのにリン酸を使います。

リン酸が不足してくると花付きが悪くなるので、1週間から10日に1度は液体肥料をあげるようにするといいでしょう。

この2つのコツをしっかり押さえておけば、ガーデンシクラメンの花が絶えることなく、綺麗な花を寄せ植えで咲かせ続けてくれますよ!

プリムラ

プリムラは色のバリエーションがとても豊富。

主にポリアンサやジュリアンといった種類が、園芸店で多く出回っています。

咲き方も一重のタイプ、バラ咲き、フリル咲きなどさまざま。

自分が作りたい寄せ植えに合ったプリムラを選ぶことができますよ。

プリムラはコンパクトに成長し、それほど大きくなることもないので、寄せ植えのリースに向いています。

耐寒性に優れているので、12月にクリスマス用のリースをプリムラを使って作るのもおすすめですよ。

育てる上でのポイントは、終わった花柄を摘み取ること。

そして過湿にしすぎないように管理することです。

花は密集して咲き、次第に茶色くなって腐り、カビの原因になってしまいます。

手やハサミを使って、根元の方から枯れた花を摘み取りましょう。

また、水やりの際には土が乾いてから、水やりをするようにします。

その時に花に水がかからないように気をつけ、株元にあげるようにするといいでしょう。

https://www.instagram.com/p/Bqt9VQ1Fzge/

https://youtu.be/yZjtJWMdXSk

アリッサム

小さな可愛らしい花をたくさんつけてくれるアリッサム

耐寒性があり、コンパクトに育つので、冬の寄せ植えに大活躍する花です。

アリッサムは単色でも売っていますが、
1つのポットに4種類くらいの花色が違うアリッサムを入れた、ミックスという苗も販売されています。

ミックスの苗は、そのまま寄せ植えとして植え込むと大変カラフルで、華やかな寄せ植えになるのでおすすめです。

株分けをすることもできるので、寄せ植えに散らして植えるといった使い方をすることも可能です。

アリッサムは湿気に弱いので、天候が悪い日は軒下に取り込んでください。

天気がいい日は、しっかりと日光に当ててあげましょう。

日頃の手入れについてですが、黄色くなった葉は摘み取ります。

その際に、手でむしると花茎ごと折れてしまうことがあるので、ピンセットを使うことをおすすめします。

アリッサムはとても細い茎なので、優しく扱ってくださいね。

https://www.instagram.com/p/Bq5zbZSFCZV/

パンジー・ビオラ

パンジービオラは、開花期が長く耐寒性がある一年草の代表です。

非常に多くの花色があり、アンティークなカラーや淡い色、シックな色味のものまで年々とその種類は増えています。

パンジーとビオラの苗は、早いところでは10月に苗が販売されます。

しかし、まだ気温が高い時期に苗を購入してしまうと、
なかなか成長してくれず、枯れてしまうことがあるので注意しましょう。

気温が下がってきた11月ごろまで待ってから、購入することをおすすめします。

パンジーとビオラは、花が咲き終わるとすぐにタネをつけてしまいます。

タネをつけると苗が弱ってくるので、花が萎れた時点ですぐに根元から摘み取りましょう。

植え付け後は、花と蕾を摘み取ることで、パンジーとビオラが根を伸ばすことに集中することができます。

すると株が大きくなり、花数もより増えていくでしょう。

花をたくさんつけてくれるので、1週間から10日に1度は液体肥料をあげることをおすすめします。

https://www.instagram.com/p/Bq4Vrc3nNIK/

https://youtu.be/LHMTIxtWhGE

ハボタン

https://www.instagram.com/p/BqlXC03FCI3/

キャベツのような姿が特徴のハボタン

以前は大きなハボタンを花壇に植えるのが主流のスタイルでした。

その姿からあまり魅力を感じないという方も多くいましたが、
今では品種改良により、非常に人気が高まっている冬の代表的な花のひとつです。

まるでバラのように咲くハボタン、光沢があるもの、アンティークカラーのものなど、種類が豊富にあります。

耐寒性があり強健。コンパクトで可愛らしいハボタンに、寄せ植えとしても大活躍!

ラメを付けたハボタンも人気で、クリスマスやお正月を綺麗に飾ってくれるでしょう。

育て方はとても簡単で、水やりをしていれば元気に育ってくれる優秀な植物です。

日光に向かって茎を伸ばしていくので、適度に寄せ植えの向きを変えてあげるといいでしょう。

たとえ茎が折れてしまっても、土に挿しておけば自然と発根してくれるといった強さもあります。

寄せ植えの見頃が終わったら、ポットに植え替えて養生することで、踊りハボタンといった咲き方を楽しむこともできます。

多年草の植物なので、上手に育てれば翌年も違った姿でハボタンを鑑賞することができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

まとめ

今回は耐寒性がある、冬の寄せ植えにおすすめな植物を5つご紹介しました。

それぞれの育て方のコツを押さえ、たくさんの花を咲かせることで、素敵な寄せ植えを長く楽しむことができます。

これらの花を使って、クリスマスやお正月にぴったりの寄せ植えを作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

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一つあるだけでガーデニング上級者!?存在感抜群の寄せ植え5選をご紹介

パッと目を引くような寄せ植えが一つあるだけで、「この人はガーデニング上級者だ!」と思わせるような寄せ植えがあると気分が上がりますよね?

実は寄せ植えにも種類がさまざま。

容器によってもガラリと印象が変わってきます。

飾る場所が限られているような場合でも、壁にかけたり吊るしたりすることで、ガーデニングスペースを確保することもできるんです!

今回は寄せ植えの中でも、代表的な種類の寄せ植えをご紹介していきます。

 

コンテナの寄せ植え

https://www.instagram.com/p/BhqwLUFH47P/?hl=ja&tagged=春の寄せ植え

コンテナの種類には、「テラコッタ」や「素焼き鉢」、「プラスチック」や「木製のもの」、「ブリキ缶」といったさまざまなものがあります。

コンテナ次第で寄せ植えの見栄えがガラリと変化するので、デザイン性を重視してコンテナを選ぶのもおすすめです。

特に寄せ植えにおすすめなコンテナといえば、素焼き鉢とテラコッタです。

テラコッタや素焼き鉢は、通気性・排水性に優れているというメリットがあります。
寄せ植えは多くの植物を使用するので、蒸れや根腐れを引き起こしてしまう場合があるのですが、通気性・排水性を高めることで防ぐことができます!

さらに、壊れたりしない限りはずっと使用することができ、自然な風合いが植物とマッチして寄せ植えをさらに引き立ててくれる効果もあります!

コンテナの中に寄せ植えする植物は、『低・中・高』と高さ変えてあげることで、寄せ植えに立体感が出てきます。

枝垂れるように伸びていくアイビーやプミラ、ワイヤープランツを植えることで、コンテナとの境界を埋めてよりナチュラルな寄せ植えを作ることもできますよ。

おしゃれなコンテナを使って、コンテナの寄せ植えを素敵に飾りましょう!

https://youtu.be/7ddybWjLjYs

カゴの寄せ植え

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カゴを使った寄せ植えは、花がカゴから溢れ出るようなロマンチックな寄せ植えにするのがおすすめです。

全体を丸い曲線を描くように、植えていくのがポイント。

メインの花はフワーッと茂るようなタイプのものを選ぶと、成長しても形が崩れずによりボリュームのあるカゴの寄せ植えになります。

小さい花がつく植物を植え込んでいくと、野花を摘んできたような寄せ植えにもなるので、カゴを活かして自分好みの可愛い寄せ植えを作ってみるのも楽しいでしょう。

天然素材の藤カゴを使用すると、すぐに痛んできてしまうのがデメリット。

水にも強いプラスチック製のカゴも販売されているので、何度も使用したい場合は、そちらを選ぶといいですよ!

リースの寄せ植え

https://www.instagram.com/p/BjMwLG9BvaK/?hl=ja&tagged=%E5%A4%9A%E8%82%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9

ドーナツ型の容器に土を入れて植物を植え込んでいくことで、リースの寄せ植えを作ることが出来ます。

リースといえばクリスマスですよね!

葉牡丹を使ったり、赤いビオラと緑のリーフで玄関をクリスマスムードにすることも出来ます。

リースの寄せ植えは、成長した植物をリースの形に剪定してあげるのも長く楽しむコツ。

成長速度の遅い多肉植物を使った多肉リースも可愛くておすすめですよ!

https://youtu.be/liDXsncOEfI

吊り下げハンギングバスケットの寄せ植え

https://www.instagram.com/p/BiL1LXRg1fU/?hl=ja&tagged=%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

イギリスの街並みはハンギングバスケットの宝庫です!

道ゆくごとに、さまざまなハンギングバスケットの寄せ植えが飾られています。

花壇がなくても、吊り下げることでスペースを確保し、空間を彩ることができるのが最大のメリットです。

容器に切り込みを入れて、植物を下の方まで植え込んでいくことにより、花のボールのような寄せ植えを作ることができます。

一株でも大きく成長するようなサフィニアなどの花を植え込んでいくと、少ない花数でも簡単にゴージャスな吊り下げハンギングバスケットが完成します。

空間を上手に使って、ガーデニングを楽しみましょう!

壁掛けハンギングバスケットの寄せ植え

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壁掛けタイプのハンギングバスケットは、主にスリットが入っている容器にバランスよく植物を植えて、丸く仕上げるのが特徴です。

一つの容器に植物を約10〜15株くらいの数を根鉢を細くして植え込んでいくので、ある程度の技術が必要になってきます。

メインの花、サブの花、引き立て役の花やリーフを上手に組み合わせて作る寄せ植えは、圧巻の見応えです。

一つの鉢だけでも十分にガーデニング魂が感じられる寄せ植えでしょう。

殺風景なフェンスや壁を、壁掛けハンギングバスケットでおしゃれに素敵に飾ってみてはいかがですか?

まとめ

寄せ植えは、一つの容器にいくつかの植物を植え込んで作っていく、ガーデニングスタイルです。

限られたスペースの中で、気に入ったデザインのコンテナで寄せ植えを作るのもいいですし、リースやカゴを使って可愛い寄せ植えを飾るのもいいですよね。

ハンギングバスケットなら今まで見落としていた場所も、ガーデニングに有効活用することもできます。

存在感抜群の寄せ植えを飾って、さらにガーデニングを楽しみましょう!

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