食べて・飲んで美味しいハーブ5選!育て方や使い方をご紹介

ハーブ最大の魅力と言えばもちろん「香り」。
ハーブを育てると、庭に爽やかな香りが舞い、ついつい顔がほころびます。

今回は料理に使ったりハーブティーにしたりできるおすすめのハーブをご紹介します。
育て方や使い方の参考にしてみてください。

1.バジル

1-1.バジルの育て方

バジルは寒さに弱いため、戸外で育てるなら一年草として扱いましょう。
植え付け場所や鉢植えの置き場所は、日光がよく当たるところへ。
また、生育が旺盛なので、プランターや鉢には余裕を持って植え付けることがポイントです。

バジルの花は、大体7〜9月ごろに開花しますが、花を咲かせると葉が硬くなってしまいます。
料理に使うのであれば、早めに摘み取りましょう。

1-2.バジルの使い方

バジルとトマトは相性がとても良いので、トマトのスパゲッティーやピザの上に飾ってみましょう。

新鮮なバジルをたくさん収穫し、細かく刻んでバジルペーストを作るのもおすすめ。
フードプロセッサーを使えば、バジルペーストをより簡単に作ることができますよ。

バジルには夏バテ予防に良いとも言われているので、ぜひ夏野菜と一緒にバジルを食べてみましょう。

2.ローズマリー

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#キッチンハーブ 達が テラスで、すくすく育ってます♡ ・ blogに、我家にもあるアオダモのこと、お気に入りのショップ ザファームユニバーサルのこと、アジサイのことなど詳しく書いています。。。 ・ 私のお庭ブログには▶️プロフィールのURLからどうぞ #庭 #私の庭 #マイガーデン #ナチュラルガーデン #庭づくり #庭作り #庭いじり #アンティークレンガ #庭のある暮らし #ガーデニング #ガーデンライフ #ガーデン雑貨 #小さな庭 #7月の庭 #初夏の庭 #チャービル #ローズマリー #gardenlove #gardenlovers #instagardeners #gardenstyle #gardenlife #instagarden #naturalgarden #instagardening @hokuoh_kurashi #myhome

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2-1.ローズマリーの育て方

ローズマリーは常緑低木の種類に分類されます。
木の性質を持つため、丈夫で育てやすいハーブと言えるでしょう。

育て方のポイントは剪定です。
栽培してしばらくすると、徐々に下葉がなくなり、木質化してしまいます。
ある程度大きくなったら、葉を少し残しながら強剪定をすると良いでしょう。

また、ローズマリーは蒸れに弱いので、すかし剪定もおすすめです。
風通しをよくすることで、蒸れや病害虫を予防することができますよ。

2-2.ローズマリーの使い方

ローズマリーには抗酸化作用があり、香りが強いハーブでもあります。
おすすめの使い方は肉料理。
肉料理にローズマリーを入れると、肉のくさみがなくなり、ローズマリーの良い香りが立ち上ります。

摘みたてのフレッシュなローズマリーを使って、料理に活かしてみましょう。

3.パセリ

3-1.パセリの育て方

パセリは直根性です。
苗を購入して植え付ける時には、根を痛めないよう十分に注意しましょう。

基本的には日当たりの良い場所で育てますが、夏の直射日光は強すぎて葉焼けしてしまうことも。
夏は半日陰で育てるか、遮光できるよう工夫してあげましょう。

水やりの時に泥はねしないよう、ジョウロにハスロをつけて、根元に優しく水やりをしてください。
水やりのタイミングは、土の表面が乾燥してからがポイントです。
タイミングが分かりづらいようであれば、土を指で触って確かめてみましょう。

3-2.パセリの使い方

パセリは料理の飾り付けにおすすめのハーブです。

収穫したら、フードプロセッサーで細かく刻みます。
保存袋に入れて、冷凍庫で保存し、約1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。

パセリは鉄分ビタミンCが豊富なハーブなので、貧血の方には特におすすめです。
生の状態で食べれば、より効果的に栄養素が摂取できるので、さまざまな料理にパセリをふりかけて食べてみましょう。

4.ディル

4-1.ディルの育て方

ディルも直根性の根なので、植え替えはあまりおすすめできません。
大きくなると高さが1m以上になるので、鉢植えで栽培するなら、あらかじめ大きめの鉢に植え付けておくといいでしょう。
高さが出てきたら倒れてしまわないよう、早めに支柱を立ててください。

寒さには強いディルですが、暑さには弱いため、5月〜7月の開花時期を終えたら枯れてしまいます。
種を採取しておけば、9月から10月ごろに種まきができるので、翌年もディルの栽培にチャレンジしてみましょう。

4-2.ディルの使い方

ディルは魚料理との相性が良いので、カルパッチョなどの料理の上に、新鮮なディルを飾りましょう。
サラダにして、他の野菜と合わせる使い方もおすすめです。

胃腸の消化をサポートしてくれる効果が期待できるので、野菜と一緒にディルを積極的に食べていきましょう。

また、ディルは葉の他に花・種も食べることができます。
花は卵料理に飾られることが多く、種はオイルやビネガーに使われます。
ディルを育てたらぜひ、葉・花・種を使って、料理に入れて味わってみてくださいね。

5.ジャーマン・カモミール

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こんにちは😃 本日も10:00〜17:00までの営業です🙌 . . 今日は、朝からジャーマンカモミールの 収穫をしました‼️ すべて収穫するのに3人がかりで4時間かかりました🤣 一つ一つ収穫をしているので思いのほか時間がかかり、他のハーブの収穫が出来ませんでした💦💦 ジャーマンカモミールはとても人気で、 ブレンドする時も使うので こんなに沢山の量を収穫できて本当に良かったです☺️ 明日からは、雨が降るとの予報なので また沢山のお花が咲くかと思います🤲 これから、ハーブを洗い乾燥機で乾燥をさせます☺️ 是非、摘みたてのハーブティーをご賞味ください💗 . . 本日も皆様のお越しをお待ちしております🥰 #herb#herbtea#herbsalt#herbshop#herbalife#blendherbtea#germancamomile#camomlietea#japan#kumamoto#ハーブ#ハーブティー#ハーブソルト#ハーブショップ#ハーブティー専門店#ジャーマンカモミール#ジャーマンカモミールティー#カモミールティー#無農薬ハーブ#熊本県産#熊本県#菊池郡#菊陽町

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5-1.ジャーマン・カモミールの育て方

ジャーマン・カモミールは、カモミールのもっとも代表的な種類です。
5月ごろに可愛らしい花が株いっぱいに咲きます。

花をたくさん咲かせるためには、3月ごろに肥料を与えることがコツ
リン酸が多めの液体肥料を水に薄めて与えましょう。

また、日光も花を咲かせるためには重要です。
基本的には日当たりの良い場所で育てます。
しかし、夏の暑さは苦手なので、6月〜7月ごろは半日陰で涼しく育てましょう。

5-2.ジャーマン・カモミールの使い方

カモミールを育てたら、ぜひハーブティーを作って飲んでみましょう。
ハーブティーから漂う香りで心も体もリラックス。就寝前に飲めば安眠効果が期待できます。

ハーブティーを作るには、まずカモミールの花を摘み取ります。
次に、新聞紙やザル、キッチンペーパーなどの上にカモミールを広げて、直射日光が当たらない風通しの良い場所で乾燥させます。

カラカラになるまで乾燥したら完成です。
ポットにカモミールと熱湯を入れて、少し経ってからティーカップに注ぎ入れましょう。

6.まとめ

今回は食べて・飲んで楽しめるハーブ5種類をご紹介しました。

ハーブは肉や魚のくさみを消し、香りで料理をより一層引き立てることができる植物です。
ハーブティーは、ハーブならではの香りが堪能できるので特におすすめ。

こちらの記事を参考に、ぜひハーブを育てて、料理やハーブティーへと使ってみてはいかがでしょうか?

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ガーデニングで暮らしを豊かに!初心者でも育てやすいハーブ5選

古くはメソポタミア時代から使われていたとされるハーブ。
今や私たちの生活に馴染み深い存在ですが、その歴史は紀元前から始まり、時代を経ながら色々な使われ方が研究されてきました。
一般家庭のガーデニングでハーブを楽しむなら、栽培が簡単で手軽に利用できるものがいいですよね。
今回は、初心者でも育てやすいハーブを5つに絞ってご紹介します。

チャイブ

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#明日花咲かも#楽しみの一つだったなぁ💕 #チャイブ

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5~7月にかけて薄紫色の花を群生して咲かせる「チャイブ」は、ネギ科に属する多年草ハーブ。
草丈は約30㎝で園芸用や観賞用として育てるなら、グランドカバーや花壇の縁取りとして活用することができます。
好む栽培環境は、弱アルカリの肥沃な土壌と日当たりの良い場所。
夏の強い日光は少し苦手なので、夏場は日光を少し遮る工夫をすると、葉がかたくならずにすみますよ。
環境に問題がなければどんどん育ちますので、株が密集してきたら株分けをするとよいでしょう。
チャイブを食用として利用するなら、主に葉の部分を使用します。
用途はサラダやお茶、卵料理など。
チャイブはネギ科の仲間なので、ネギや玉ねぎのような香りを放ちます。
収穫のポイントは、株元から2~3㎝を使用し、早めに花を摘み取っておくこと。花が咲くと葉がかたくなるので注意してくださいね。

タイム

葉柄を食材として使える「タイム」は、フランス料理で大活躍のハーブです。
多くの調理法や食材にマッチし、消毒効果も期待できることからタイムのハーブティは、うがい薬として使われることもあるようです。
好む環境は、水はけの良い乾燥気味の気候。
反対に高温多湿は好まず、株が混み合うと弱ることがあるので注意しましょう。
耐寒性に優れ、冬は雪の下でも耐える力があるので、寒い地方でも心配なく育てることができますよ。
地植えにすればほぼ水やりの必要はなく、肥料や病害虫の心配も必要なし。
蒸れを防ぐために、様子を見ながら定期的に刈り込みを行えば、初心者でも簡単に育てることができます。
一口にタイムと言ってもその種類は数百もあると言われており、食材に利用するなら「コモンタイム」が適しています。
また、園芸用にするなら「立性」または「ほふく性」の2種類があるので好みを考えて選ぶとよいでしょう。

フェンネル

「ウイキョウ」の別名を持つフェンネルは、最大約2mにも伸びる草丈とアスパラガスのような細かい葉が特徴です。
ハーブの中でも大きな部類に属すので、鉢植えよりも地植えで育てるほうが適しています。
また、地植えの場合も株間約50㎝を確保し、風にあたる場合は支柱を添えると安心でしょう。
低温で多湿・高温で乾燥した環境を苦手としますので、水はけと日光のあたる場所に植えましょう。
甘味と苦みを持ち合わせたフェンネルは、主に葉・種・茎の根元を食用として使うことが可能。
葉は香り付け、種はスパイス、根元は炒め物など多様に活用することができますよ。
観賞用として植えるなら「ブロンズフェンネル」がおすすめ。
他のフェンネルと同様に黄色の花を咲かせますが、葉が銅緑色(ブロンズ色)なので庭のアクセントとして活用するとよいでしょう。

ラベンダー

「ラベンダー」と言えば、一面に広がるラベンダー畑を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ラベンダーは鉢植え・地植え共に育てることができる多年草ハーブ。
独特の良い香りがリラックス効果をもたらすとされており、ポプリや精油の原料として多く利用されています。
種から植えることもできますが、苗を購入して植え付ける方が楽に育てることができますよ。
地植えの際の注意点は植える場所。
移植を嫌いますので、育てる場所は長年利用できる場所を選ぶとよいでしょう。西日が当たる場所は避け、日光・風通し・水はけの良い環境を選んでください。品種にもよりますが、収穫のタイミングは花穂が3~5輪開いたとき。
開花するに従って香りが流れてしまうので、早めの収穫を心がけるとよいでしょう。
収穫後はドライフラワー・ラベンダースティック・ポプリなどにして独特の香りを楽しみましょう。

ルバーブ

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我が家の畑で、一番早い収穫🌿 ✨ルバーブ✨ フキに似ていますが、和名で食用大黄とも言われます。 食物繊維とカリウムが豊富で、便秘と浮腫の解消効果があります。 酸味があり、ビタミンCカルシウムも含まれ、茎の赤さはアントシアニンが豊富✨✨✨ 美肌効果、抗酸化作用もあり、女性の強い味方です💖 もう20年以上前に、種から植え転居の時は植え替えたり、実家に株分けして保管してもらい現在に至り絶やさず育てています。 我が家では、ジャムばかりで今朝からヨーグルトのお供です😋砂糖をまぶしタルトにも使われます🍰 #ルバーブ #食用大黄 #抗酸化作用 #カリウム #食物繊維 #カルシウム #ビタミンC #アントシアニン #アンチエイジング #家庭菜園

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赤い茎と大きな葉が特徴の「ルバーブ」は、アイスティー・ジャム・マフィン・ケーキなどに使われているシベリア地方原産のハーブです。
種は発芽力が強いのですが栽培難易度が高いので、苗を購入して育てた方がよいでしょう。
また、株は大きく生長するので鉢植えよりも地植えの方が適しています。
直射日光のあたらない日当たり、風通しのよい場所を好み、多湿を嫌うので可能であれば畝を作って植え付けるとよいでしょう。
ルバーブは涼しい気候に適しているので、関東地方より北では年に2回収穫できますが、関東以南の場合は年に1回の収穫が限度です。
1年目は株の充実をはかり、収穫は2年目以降。
その後は、4~5年間続けて収穫することができます。
収穫適期は5~6月。
葉柄(茎と葉を繋いでいる部分)が30㎝以上になったら付け根から清潔なハサミを使って切り取りましょう。
葉には毒素が含まれているので決して利用せず、4年目以降に株が細くなってきたら、株分けをして植え替えをしましょう。

ハーブの用途は種類によってさまざまです。
収穫して調理などに使わなくても、単に観賞用として楽しむこともできます。
どのような品種があるのかよく調べてみると、一段とハーブの奥深さを実感することができるでしょう。

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