挿し木がもたらす3つのメリットって!?挿し木で植物を増やしてみよう!

植物を増やす方法のひとつである挿し木をご存知ですか?
挿し木をすれば、みなさんが育てている花や身近な植物を簡単に増やすことができますよ。
挿し木とはどんなものなのか、また挿し木がもたらす主な3つのメリットについてご紹介していきましょう。

1挿し木とは?

挿し木はその名の通り、木を土に挿すことで植物を増やしていく方法のことを指します。
増やしたい植物から茎を切り取ったものを挿し穂と呼びますが、その挿し穂を土に挿しこんでしばらくすると、やがて植物は新たな根を発根させ、ひとつの個体を形成するのです。
また、挿し芽・葉挿し・水挿しなど呼び方は異なりますが、いずれも挿し木と同様の増やし方で、それぞれ挿し穂に使う部分であったり、土ではなく水に入れておくだけの違いで呼び方が変わります。

2挿し木のメリット

2-1.種まきよりも手軽で早い

挿し木の1つ目のメリットは、種まきよりも早く株をつくることができる点にあります。
種まきは一度にたくさんの苗を作ることができますが、発芽までの日数、間引き、植え替えなどを含むと、手間と時間を要します。
意外と種まきって手がかかるんですよね。
それに比べ、挿し木は根は無いものの茎からのスタート。
挿し木なら種から育てるよりも約1ヶ月くらいは時間が短縮でき、さらに手間も省くことができるなんて嬉しい限り!
発根させるまでの管理が大変だという声もありますが、時期を選べばそれほど難しいことではありません。
また、観葉植物などは挿し穂を水挿ししておくだけで、簡単に発根させることができます。
透明なガラス瓶に入れておけば、発根するまでの過程を観察できるのも面白いポイントでしょう。
透明なガラス瓶に入れておけば、発根するまでの過程を観察できるのも面白いポイントでしょう。

 2-2.遺伝子を受け継ぐ

遺伝子を受け継ぐというメリットは、挿し木をする最大の利点と言っても過言ではありません。
種まきの場合、種がそれぞれ異なる遺伝子を持っているので、成長して別々の個体となります。しかし挿し木は親である株から茎を切り取り、根を発根させて、全く同じ遺伝子を持った株を作ることができるのです。
つまり挿し木であれば、病気にかかりにくく健康で生育旺盛な植物を計画的に増やすことが可能になります。
自分で挿し木をチャレンジしてみる時には、元気な株をあらかじめ選んでおくといいですよ。
ちなみに、「栄養系ペチュニア」「栄養系アリッサム」といった「栄養系」がつくものは、挿し木で繁殖させたものを指します。種から育てたものは「種子系」と呼びます。
「種子系」は価格が安いのですが、その分花付きが悪かったり、成長が悪かったりなど、個体差があります。
一方で「栄養系」は、良質な株を親としているため、花付きがよく、健康な苗を入手することができます。
しかし、その分価格は「種子系」よりも高い価格設定がされています。
「種子系」と「栄養系」の特徴を理解し、園芸ショップでの苗選びの参考にしてみましょう。

 2-3.お気に入りの切り花を苗にできる

花屋さんで素敵なバラを見つけ「このバラの鉢植えが欲しい!」と思っても、珍しい品種のものであった場合、手に入れるのは至難の技。
やっとの想いで見つけたとしても価格が高く、購入をためらってしまう方もいるのではないでしょうか?
そう、困った時は挿し木の出番です。
挿し木をすれば、園芸ショップをわざわざ回ったり、ネットショップを探したり、価格を気にする必要もなくなります。
また、誕生日や結婚記念日、何かの記念でいただいた花束を挿し木するのもおすすめですよ。
本来なら一週間ほどで枯れてしまう花束。挿し木をし、鉢植えや地植えにして育てれば、ふとした時に思い出を振り返るきっかけになります。
愛着も湧き、あなたにとって大切なものとなるでしょう。

3挿し木ができない植物もある

植物の中には、挿し木ができないもの、挿し木向きではない植物があります。
根が発根しにくいもの、発根するまでかなりの日数が要するものは、挿し木向きではありません。
挿し穂が発根するまでに腐り、枯れてしまうことがほとんどだからです。
年数が経っていて老化しているような株も挿し木は避けた方がいいでしょう。
挿し穂として葉挿しや芽挿しが適切な場合もあるので、あらかじめ確認してから挿し穂に使う部分を切り取ってくださいね。
挿し木に失敗してしまった時は、その植物の増やし方が挿し木向きであったかどうかを調べてみましょう。

4まとめ

今回は挿し木とは何なのか、挿し木の3つのメリットについてご紹介しました。
挿し木は種まきとは違う方法で植物を手軽に増やすことができ、同じ性質を持った植物を自分の手でつくることができます。
身近にある植物や気に入った切り花を使って、ぜひ挿し木にチャレンジしてみてくださいね。

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