香り豊かなラベンダー!栽培方法8つのコツ

ラベンダーは香り豊かなハーブの一種。


濃い紫色が美しいイングリッシュラベンダーや、花穂にフリルが付いているフレンチラベンダーなど、種類によって花穂や香りの強さもさまざまです。


今回はラベンダーの栽培方法のコツを解説するので、庭にたっぷりと香りを漂わせましょう。

1.栽培環境

はじめに、ラベンダーの栽培環境についてお伝えします。


ラベンダーは高温多湿の環境を嫌うため、日当たりがよく、風通しのいい場所で育てることが上手に育てるコツです。


初めてラベンダーを育てる方は鉢植えにして、天候や季節によって置き場所を変えてあげると、比較的簡単に育てられます。


庭植えにして楽しみたい方は、高温多湿に強い種類を選ぶといいでしょう。

2.用土

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気が付けば、庭のラベンダーが咲き始めました( ¨̮ )︎︎❤︎︎ 白もあったのにいつの間にやら、紫に追いやられたみたい(´・×・`) ラベンダーは花も可愛いんだけど、葉っぱの色も可愛くて好き︎❤︎︎︎❤︎ * ラベンダーの花言葉 ラベンダーの花言葉は「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」 * #ラベンダー #ラベンダーの花 #はなまっぷ #はなすたぐらむ #花言葉 #花のある暮らし #花好きな人と繋がりたい #オリンパス #ミラーレス一眼 #コンパクトデジタルカメラ #単焦点レンズ #玉ボケ #ズイコーレンズ #zuikodigital #orinpasu #camera #mzuiko25mmf18 #無加工 #ファインダー越しの世界 #カメラ好きな人と繋がりたい #sumasumatai_love

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用土は排水性と通気性がいいものを使います。


鉢植えで育てるときは、ラベンダー専用の培養土や、ハーブ専用の培養土がベスト。


草花用の培養土で排水性が不安な場合は、赤玉土を入れて混ぜ合わせると、排水性と通気性が改善します。


ラベンダーは弱アルカリ性の土壌を好むため、庭植えにするときは苦土石灰をまいて土壌を中和させておきましょう。


堆肥や腐葉土もすき込んでおくと、さらにラベンダーの生育がよくなります。

3.植え付け

鉢植えで育てるなら、一回り程度大きいサイズの鉢に植え付けることが大切です。


鉢が大き過ぎてしまうと水が乾きにくくなり、加湿気味になりやすいからです。


また、ラベンダーを植え付けるときは、土の表面よりも少し高く植え付けるのがコツ。


風通しや水はけのいい植え付け方ができるでしょう。


傾斜のある場所も、水はけがいいためおすすめです。

4.植え替え

植え替えに適した時期は、春の3月〜4月と秋の10月ごろです。


ただ、庭植えをしている方は、特に植え替えの必要はありません。


しかし、鉢植えは根が成長するスペースが限られているため、2年に1回は植え替えをしましょう。


また、根詰まりを起こしたラベンダーは、「新芽出てこない」「花数が少ない」「大きくならない」などの問題が発生します。


このような状況がみられた場合も、早めに植え替えをしてください。


基本的には一回り大きいサイズの鉢に植え替えをしますが、根を整理すれば同じ鉢を使うことも可能です。


根の整理の仕方については、固まった根をほぐして古い土を落とします。


次に、伸び過ぎた根を1/3くらいハサミで切り取りましょう。


これで根の整理は完了です。

根の整理をした場合は、だいたい1週間は日陰の風通しのいい場所で管理し、養生をさせます。


すぐに日光に当てるとラベンダーが弱り、そのまま枯れてしまうこともあるため、植え替え後の管理には特に注意しましょう。

5.肥料

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ラベンダー再入荷!! 今回は前回より大きめです!! 4つだけ♡ もう再販ないと思うので 買い逃した方はお見逃しなく〜〜!! ロータスは今回ブルーのブリキで♡ こっちも素敵(^^) 前回カーペットカスミソウだったんですが 今回はシレネをチョイス♪ 色違いのジョウロピックを挿して これまたオシャレな雰囲気です♡ ・ ・ ・ #雅楽うた #ラベンダー #ピンクラベンダー #ラベンダーの花 #季節の花 #ナチュラルガーデン #ガーデン雑貨 #ガーデニング雑貨 #ガーデニング #花のある暮らし #花好き #人気 #寄せ植え #お花のある暮らし #ベランダガーデン #ベランダガーデニング #ロータスブリムストーン #オレガノ #シレネユニフローラ #ジャンクガーデン #ブリキ

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肥料がなくても育ちますが、生育をよくしたいなら元肥と追肥を与えましょう


元肥は植え付け時に、緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。


追肥は春の2〜3月ごろの時期に行い、緩効性化成肥料を施してください。


肥料は与え過ぎると肥料焼けを引き起こすので、必ず規定の量を守って与えるようにしましょう。

6.水やり

ラベンダーは乾燥気味を好みます。鉢植えの土が乾いてから水やりをしましょう。


ただ、夏の暑さが厳しい時期は特に水切れがしやすいので、涼しい時間帯の朝か夕方を選び、極端に乾燥させないよう1日1回の水やりがおすすめです。


一方、冬場は水が乾きにくくなり、ラベンダーの生育もストップするので、あまり水を必要としません。


土の乾き具合を見ながら1週間〜10日に一度くらいを目安に、昼間のあたたかい時間帯に水やりをしてください。


庭植えは降雨だけで十分なので、特に水やりの必要はありません。

7.切り戻し・剪定

ラベンダーの苦手とする梅雨を乗り切るためには、切り戻しがとても重要です。


梅雨がくる前に、新芽が出ているところまで切り戻し、風通しがよくなるように透かし剪定を行うことで、枯れずに育てることができます。


込み入った枝も風通しが悪くなり、病害虫を引き起こしやすいので、適宜剪定をしましょう。

8.病害虫

ラベンダーは病害虫には強い方ですが、アブラムシ、ハダニなどの被害にあうこともあります。


アブラムシが大量に発生してしまったら、殺虫剤で対処しましょう。


ハダニは夏場の高温時に多く発生しますが、ラベンダーの全体に水をかけることで予防と対策ができます。


早めの対処が肝心なので、葉や茎の様子を日頃からチェックしておくようにしましょう。

まとめ

今回はラベンダー栽培方法のコツについてご紹介しました。


・日当たりと風通しのいい環境で育てる
・水はけのいい土作りをする
・土の表面より少し高めに植え付ける
・乾燥気味に水やりをする ・梅雨前に切り戻しと剪定をする


これらのコツを抑えれば、ラベンダーを上手に栽培することができます。


5月〜6月の開花期にたくさんの花を咲かせて、豊かな香りを楽しみましょう。


また、ラベンダーの香りには、リラックス効果や殺菌・防虫効果などが期待できます。


ぜひ収穫をして、ハーブティー、ドライフラワー、サシェなど、香りを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?

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自宅で育てよう! ネモフィラの種類や育て方についての5ポイント

小さく可憐なネモフィラが絨毯を敷き詰めたように群生している姿を見たことがあるでしょうか。


茨城県の「国立ひたち海浜公園」や東京都の「国営昭和記念公園」などの公共施設では、毎年ネモフィラが一面にわたって咲き誇る様子を見られます。


「自宅でもネモフィラを育てたい」
「ネモフィラの栽培は難しい?」


そこで今回は、一年草「ネモフィラ」の種類や育て方についてご紹介します。

1 ネモフィラの種類

ネモフィラといえば水色の花色が有名ですが、他にもさまざまな種類があります。


ここでは主な品種を解説していきます。

・ネモフィラ・メンジェシー(インシグニス)

ネモフィラの中でも一番有名な品種。

花弁の外側はブルー、中央は白で構成されています。

・ペニー・ブラック

小ぶりで中央は黒に近い紫、縁は白で構成されています。
シックな雰囲気にお庭にマッチします。

・マクラータ

白を基調として、縁の一部に紫色が入ります。


別名「ファイブスポット」ともいいます。

・スノーストーム

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. 白いネモフィラ⋆*❁* . 小さな白い花びらに細かい黒い斑点があって、なんだか繊細そう(*¨*) . 風にゆれている姿がとてもかわいい⸜❤︎⸝‍ . . . . . . . #ネモフィラ#スノーストーム#春#春の花 #花#花が好き #お花#お花好き #花のある暮らし #花が好きな人と繋がりたい #お花のある暮らし #お花のある生活 #お花好きな人と繋がりたい #お花好き #リメ鉢 #ガーデニング#ガーデニング初心者 #ガーデニング初心者🔰 #ガーデニング好きな人と繋がりたい #ナチュラルガーデン#ナチュラルガーデンが好き#ナチュラルガーデン目指して #ナチュラルガーデンに憧れる

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白が基調で、小さな黒紫の斑点が入ります。

2 ネモフィラの好む環境

ネモフィラの原産地は北アメリカ。


そのため、涼しい気候を好みます。生育適温は約15~20℃。


4~5月に花を咲かせ、気温が上昇する初夏になると株全体が枯れていきます。


ガーデニングに取り入れるなら日当たり、水はけのよい場所を選びましょう。

3 ネモフィラの種まき

春になるとネモフィラの苗の販売が始まりますが、移植を嫌う植物なので特にガーデニング初心者なら、直まきで種からの栽培をおすすめします。


ネモフィラの種は9月下旬~10月下旬の秋蒔きが基本。


発芽温度は20℃前後です。


ただしネモフィラは寒地や寒冷地で越冬できない植物なので、年の平均気温の低い地域であれば気温との兼ね合いを見ながら3月中旬~5月中旬に種を蒔きましょう。


プランターや鉢を利用する栽培での土は、草花用培養土でも構いません。


また地植えをするなら、排水性がよく肥料が少ない土質であれば特にこだわる必要はないでしょう。


種を植える間隔は約10センチ。


土は軽くかぶせる程度にとどめ、発芽までの約7~10日間は土が乾燥しないように水やりをしてください。

◆ネモフィラの苗を購入した場合は?

春に苗を購入した場合は植え付け作業が必要です。


ネモフィラが移植を嫌うのは、環境の変化に弱く、茎や葉が華奢なことが理由です。


そのため植え付けは、株にストレスやダメージを与えないように根を崩さず注意しておこないましょう。


植え付けは浅植えを基本とし、地植えの場合は10~20センチ間隔、鉢植えの場合は3号サイズ(直径9センチ)に3株を目安に植えましょう。

4 ネモフィラの栽培管理

・水やり

ネモフィラは乾燥気味に育てるのが基本です。


鉢植えでの水やりは、土がしっかり乾燥したのを確認してからたっぷりと与え、鉢皿にたまった水は忘れずに捨てましょう。


地植えの場合は水やりの必要はなく、降雨のみで育ちます。

・肥料

肥料やりでは、多肥は禁物。


鉢植えは様子を見ながら適宜液体肥料を与え、地植えならほぼ与える必要はありません。

・花がら摘み

ネモフィラを広い敷地に植えたなら花がら摘みは難しいかもしれませんが、鉢やプランター栽培であれば開花後の花がら摘みは欠かさずおこないましょう。


こまめに花がらを摘むと「必要とされる場所に栄養がいき渡る」「景観を保てる」などのメリットがうまれます。

・間引き

多湿に弱いネモフィラは風通しのよい環境を好みます。


日頃、株の様子を観察して「密集しているな」と感じるようであれば、間引きをしておきましょう。

・種の採取

ネモフィラは1年草なので翌年に花を咲かせるなら、再度種を蒔いたり、苗を購入したりする必要があります。


開花時期が終了したネモフィラの子房(しぼう)の中には種が入っているので、次の年に植えるなら花がら摘みはせずに種を採取して活用しましょう。


種を採取する手順は次の通りです。

1 花が咲いた後のネモフィラを放置しておく
2 株が全部枯れたら。土の中から株を抜き取って完全に乾燥させる
3 乾燥後、子房から種を取り出す

なおネモフィラのこぼれ種でも増えることがあります。

5 ネモフィラのかかりやすい病害虫

ネモフィラの栽培では、あまり病害虫の心配をする必要はありません。


ただし土の加湿状態が理由の「灰色カビ病」の発生や、春先に出てくる「アブラムシ」などには注意しましょう。


灰色カビ病は密集を避けるための間引き、アブラムシは見つけ次第殺虫剤などで対処していきましょう。

ネモフィラはあまり手をかけずに育てられる植物なので、どのような人でも失敗する可能性は少ないでしょう。


「加湿をさける・間引きをする・肥料を与えすぎない」この3点に気をつければ、きれいな花を咲かせることができます。


今回ネモフィラの品種をいくつかご紹介しましたが、基本的な育て方はみな同じです。


有名なブルー以外にも魅力的な色や柄の品種があるので、是非さまざまな品種のネモフィラ栽培を楽しんでみてくださいね。

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家庭菜園でニンニクを育てよう!栽培のコツ3ポイントをご紹介

ニンニクは調理の味付けのアクセントとして多く使われる香味野菜です。
ホイル焼きや炊き込みご飯などで、そのまま食べるのも美味しいですよね。

そこで今回は、プランターを利用した気軽に家庭菜園で育てられるニンニクの栽培方法のポイントを3つ、準備から収穫までの流れにそってご紹介します。

●ニンニク栽培の準備から植え付けまで

ニンニクの植え付け適期は9~10月。
収穫時期は翌年5月下旬から6月頃が目安です。生育適温は18~20℃と他の野菜に比べて低く、ほどよく日光の当たる場所を好むのが特徴です。
地植えでの栽培はもちろん可能ですが、スペースが確保できない場合はプランターを利用しましょう。

では早速ニンニクの栽培で準備するものを見ていきます。

・プランター
幅60~65センチ・深さ20~25センチ以上の一般的な大きさのプランターを用意してください。

・土
ニンニクの好む土壌酸度は5.5~6.0pH。
加湿を嫌う特徴があるため、排水性に優れた土を使うとよいでしょう。
自分で土作りをしないのであれば、市販されている「野菜用培養土」が便利です。
土以外にも「鉢底ネット・鉢底石」の準備も忘れずに。
鉢底石はプランターの底が十分に隠れるくらい敷いてください。
ただし、プランターの底の穴が細かい場合は、鉢底ネットは必要ありません。

・鱗片
ニンニクの鱗片は夏あたりから、ホームセンターや園芸店などで販売が始まります。
鱗片の種類は「寒地種」と「暖地種」の2種類があり、居住地域の気候に合ったものを選択することが大切です。
寒地種の品種は「ホワイト六片」、暖地種は「平戸にんにく・大島赤丸にんにく・早生にんにく」などが有名。
鱗片は大きさがあり、形がきれいなものを選びましょう。
球で販売されているものは、一つずつ剥がしておく作業が必要。
薄皮はそのままにしておいてもかまいませんが、薄皮を剥くと水分の吸収率が上がり、発芽や生長の度合いが良くなります。
薄皮を取り除くなら、植え付け作業の直前におこなってください。

・植え付け
準備が整ったら、早速植え付けの開始です。
植える深さは4~5㎝・株間12~15センチが目安。鱗片は尖っている方向を上にして、土に入れていきましょう。土をかぶせた後は、しっかりと水やりをして終了です。
日光を好むニンニクですが、プランターの置き場所は程良く光が当たる「明るい日陰」が適しています。
土中の温度が上昇するのを避けるため、直射日光が当たる場所は避けましょう。

●ニンニクの4つの栽培管理

ニンニクの栽培管理のポイントは「芽かき・水やり・追肥・トウの摘み取り」の4つ。
それぞれのポイントは以下の通りです。

・芽かき
「芽かき」とは、必要のないわき芽を取り除く作業です。
わき芽を摘み取ることによって、必要とされる場所に栄養を行き渡らせたり、風通しをよくして病害虫を予防したりするメリットがあります。
ニンニクの栽培における芽かきは、発芽した後に草丈が10~15センチくらいまで成長した頃におこないます。
一つの鱗片から2本以上の初芽が確認できたら、小さい方の芽を摘み取っておきましょう。
片手で引っ張ると全ての芽が抜けてしまう可能性があるので、もう片方の手を残す芽の元に添えておこなってください。

・水やり
ニンニクは加湿を嫌います。そのため、水やりは土がしっかりと乾燥したのを確認してから十分に与えましょう。

・追肥
プランター栽培の追肥は、植え付けして約1ヶ月後と冬越しした後(2月頃)の2回が基本です。
一つまみの「ぼかし肥」または希釈した「液体肥料」を与えましょう。

・トウの摘み取り
春になると茎から花の咲く部分(トウ)が出てきます。
ニンニクの場合は花を咲かせることはありませんが、この部分を放置しておくと、ニンニク球に行き渡る栄養分が少なくなるため、摘み取らなければなりません。
ニンニクのトウはスーパーなどで販売されている「ニンニクの芽」ですので、炒め物・おひたしなどの調理で活用するとよいでしょう。

●ニンニクの収穫

5月下旬~6月くらいになると、地上に出ているニンニクの葉が枯れていきます。枯れる原因はニンニクの球が生長をストップさせたため。

およそ8割の葉が黄色くなってきたら、収穫時期と判断してよいでしょう。
降雨などで土の中が湿っている状態での収穫は、ニンニクが傷みやすくなります。
そのため、晴れた日が2~3日続いて土が乾燥している状態になるのを待ってから引き抜いて収穫してください。

収穫後は、葉がついたままの状態で2~3日軒下などで乾燥させておきましょう。葉や茎の水分が完全に抜けたら、球以外の部分は取り除き、2~3つずつ束ね、軒下などの直射日光や雨が当たらない場所で吊しておくと、長期にわたって保存ができます。

ニンニクを無事に収穫できるまで育てるポイントは、病害虫を発生させないことです。

気をつける季節は春先の3~5月。
春腐病・赤さび病・モザイク病・アザミウマ・アブラムシなどがかかりやすい病害虫です。
発見したらすぐに殺虫剤や殺菌剤を利用して症状を軽くおさえることが大切。

気温が上昇してきた頃から、病害虫にかかっていないかどうかをよく観察して、栽培してくださいね。

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