冬の間にやっておきたい庭仕事!花壇のお手入れ5つのポイントをご紹介

いよいよ本格的な冬が到来してきましたね!

凍えるような寒さの中、ガーデニングに励んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そう、実は冬の間に花壇や花、植物のお手入れをすることで、一年間の植物の状態がガラリと変わるんです。

今回は冬の間にやっておきたい庭仕事の中で、主に5つのポイントをご紹介していきます。

土壌改良

冬の間に必ずやっておきたい庭仕事には、まず土壌改良が挙げられます。

一年間を通してさまざまな植物を植え込んだ土の中は、
害虫の卵や幼虫、病気の元となる細菌が多く住みついています。

そのままにしてしまうと、さらに土の状態が悪化し、植物の成長を妨げてしまう事態に陥ってしまいます。

悪循環を防ぐために、冬の寒さを利用して土の中の病害虫を退治しましょう

大きなスコップやシャベルを使い、花壇の土を深層部から掘り起こします。

そうすることで地中深くに潜っていた病害虫が、冬の寒さに当たることで死滅させることができるんです。

この作業を園芸用語では「天地返し」と呼んでいます。

天地返しをすることで病害虫を退治し、さらに土が空気を含んで通気性のいい土になるメリットもあります。

冬の時期がもっとも効果が大きいので、ぜひ土壌改良のために天地返しをしてみましょう!

寒さ対策

冬の寒さに耐えきれない花や植物は、室内に取り込むか、寒風、霜が当たらないような軒下などに移動させます。

植物によっては、マルチングが必要なものも出てきます。

マルチング資材は、ワラやバークチップ、ウッドチップ、
ココヤシファイバーなど種類が豊富にあるので、お好みの資材を選んで使用しましょう。

花壇に地植えしてあるものは移動ができないので、マルチング資材を使うか、
盛り土や腐葉土を敷き詰めて冬の寒さ対策を施します。

ラップやビニール袋、不織布や麻布で植物を覆ってあげるのも効果的です。

自宅にあるものを使って構わないので、冬の寒さ対策をしっかりとしていきましょう。

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剪定

植物によっては、冬の剪定が適しているものがあります

冬剪定の中でもバラが代表的なので、バラを例に挙げて解説していきます。

バラは冬の時期に葉を落とし、冬越しのため休眠に入ります。

そのため冬に剪定をすることは、バラにとってもっともダメージが少なく済む時期です。

株姿を整えたり、古くなった枝を取り除くチャンスなので、必ず剪定を行いましょう。

ただし、植物によっては、冬の剪定で弱ってしまうものもあります。

剪定をする前に、適した時期を必ず調べてからおこなうようにしましょう

寒肥

寒肥(かんごえ・かんぴ)は、冬に施す肥料のことを指します

一年間の植物の成長を左右する重要な冬の作業のひとつ。

休眠しているため、冬の時期が一番根へのダメージが少なく、地中深くまで掘り起こすことができます。

バラや庭木を植えている方は、必ず寒肥を施しましょう。

土を掘り起こし、有機肥料を与えることで、土中の土壌改良にも大きく役立ちますよ。

植え替え

秋まで頑張った草花も、冬の厳しい寒さでとうとう枯れてしまった…。

そんな時には思い切って植え替えをしましょう

枯れたり、弱ったりした草花は、耐寒性があるものに植え替えをします

冬から春にかけて咲き続けるパンジーやビオラは、特におすすめです。

花壇に植え替え、空いたスペースに今後どのような植物を植え込んでいくか、計画していくといいですよ。

冬は花壇が寂しくなって残念に感じますが、冬は一年間の植栽計画をするチャンスでもあります。

多年草や宿根草を上手に使い、負担のかけない一年間のガーデニング計画をしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

・病害虫を死滅させる土壌改良をおこなう
・耐寒性がない植物は寒さ対策をする
・冬剪定でダメージを少なく
・寒肥
・植え替え

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