花壇や寄せ植えで大活躍!おすすめの低木10選

花壇や寄せ植え、高木の足元などに活用される低木は数多くの種類があるため、どれを選んだらいのか悩んでしまう方も多いでしょう。


そこで今回は、洋風、和風、モダンなど、さまざまなテイストに合うおしゃれな低木を紹介します。


おすすめの低木を参考に、庭や花壇などを素敵に演出しましょう。

1.庭や花壇で活躍するおすすめの低木10選

それでは早速、庭や花壇をおしゃれに飾るおすすめの低木をみていきましょう。

1-1.シルバープリペット

斑入りの葉が綺麗なシルバープリペットは、花壇や庭のアクセントツリーにしたり、生垣やカラーリーフに用いたりできる人気の低木です。


爽やかな葉色をしていることから、洋風な花壇との相性が抜群。開花期には白い花がいっぱいになり、より一層素敵な雰囲気を作り出してくれるでしょう。


強い刈り込みに耐えるので、生垣にもおすすめです。


開花期:5〜6月
結実期:9〜11月
樹高:1〜3m

1-2.マホニアコンフューサ

マホニアコンフューサはシャープな葉が印象的で、スタイリッシュな雰囲気を作り出すおすすめの低木です。


洋風や和風、モダンの庭づくりに映えることから、最近では新築住宅の植栽に多用されています。


また、耐陰性が強く、性質も丈夫なため、手入れ要らずで楽しめることもおすすめポイント。


花や実がついて四季折々の姿が見られる魅力的な低木です。


開花期:4〜5月、10〜12月
結実期:1〜2月
樹高:1〜2m

1-3.ナンテン

「難を転ずる」ことから、縁起の良い庭木として古くから親しまれてきたナンテンは、縁起木を植えたい人におすすめ。


秋の紅葉や赤い実と緑色の葉とのコントラストが美しく、正月飾りやクリスマス飾りに用いることもできます。


耐陰性があるため、日陰の植栽にも活躍。


オタフクナンテンやナンテントワイライトなどは、花壇や庭のカラーリーフにぴったりでしょう。


開花期:6〜7月
結実期:11〜2月
樹高:2〜3m

1-4.ウエストリンギア

ウエストリンギアは、洋風な庭や花壇、ロックガーデンなどをおしゃれに彩る低木です。


ローズマリーによく似た姿をしており、紫色の花が長期間咲くため華やかさもあります。


斑入りの種類やシルバーリーフとして活用できるタイプもあり、寄せ植えに用いるのもおすすめです。


開花期:4〜7月、9〜10月
樹高:1.5m

1-5.エリカ

花付きの良いエリカは花壇や寄せ植えに重宝される花木です。


種類によって育ち方が異なり、中には這う性質のタイプもあるのでグランドカバーにおすすめ。


ただし、夏の暑さや加湿に弱い傾向があるため、長く育てるには夏越し対策が必要になってきます。


鉢植え栽培なら夏場も管理しやすく、赤やピンク、白色などの花色で開花期を鮮やかに彩ってくれそうです。


開花期:種類によって異なる
樹高:20〜80cm

1-6.コルジリネ

コルジリネは庭におしゃれな雰囲気を作り出す人気の低木です。


特に人気が高いレッドスターは赤紫色の葉が特徴で、耐寒性が強いことから庭植えに最適。


庭にアクセントをつけたり、周囲の植物を引き立てたりなど、1株植えるだけでおしゃれ度がグッと上がります。


モダンな住宅やスタイリッシュな雰囲気が好みの方におすすめです。


樹高:0.1〜2m

1-7.ロフォミルタス・マジックドラゴン

ちょっと変わったニュアンスの低木が欲しい方には、ロフォミルタス・マジックドラゴンがおすすめ。


トリカラーの低木でシックな装いを演出し、アンティークな雰囲気も感じさせます。


寒さが増すにつれて葉色が濃いピンク色へと変化するため、違った葉色を楽しめることも魅力のひとつです。


鉢植え栽培や寄せ植えなどでも重宝するイチオシの低木です。


開花期:6〜7月
樹高:1.5m

1-8.コロキア

コロキアはクシャっとしたユニークな樹形と細葉が特徴のおしゃれな低木。


全体が黒や灰色に色付き、カラーリーフとして活用できることから人気が高まっています。


庭や花壇のアクセントツリーに用いたり、寄せ植えで他の草花を引き立てたりなど、さまざまな使い方で楽しめるでしょう。


成長が遅いので管理がしやすいことも嬉しいポイントです。


開花期:4〜5月
樹高:2m

1-9.カレープラント

カレープラントは常緑性の低木に分類され、カレーの香りがすることから料理の香りづけにも役立つおすすめの低木です。


一年を通してシルバーの葉色を鑑賞できるため、洋風な花壇やハーブガーデンなどの植栽に用いるのがおすすめ。


しかし、加湿に弱い傾向があり、特に夏の高温多湿には注意が必要です。


開花期:7〜9月
樹高:40〜50cm

1-10.チェリーセージ

チェリーセージは野趣な佇まいが魅力的で、洋風やナチュラル、可愛いテイストの庭づくりにぴったり。


赤と白の可愛い花が長期間咲き続け、庭や花壇を明るく彩ります。


育て方のポイントは、成長速度が早く大きく茂るため、庭や花壇の広いスペースにゆったりと植えるのがいいでしょう。


チェリーのような甘酸っぱい香りも楽しめるおすすめの低木です。


開花期:5〜10月
樹高:0.4〜1.5m

2.まとめ

おすすめの低木10選を紹介しましたが、気になるものは見つかりましたか?


低木はさまざまな種類があり、使い方や楽しみ方などもさまざまです。


ぜひおすすめの低木を植えて、おしゃれな庭づくりを楽しんでくださいね。

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夏のカラーリーフはコリウスで決まり!育て方6つのコツと増やし方を紹介

カラーリーフの代表的存在である「コリウス」。


その色鮮やかな葉色で夏の花壇を飾りませんか?


こちらの記事では、丈夫で育てやすいコリウスの育て方のコツを解説。


挿し木や水挿しでの増やし方も紹介するので、夏をたくさんのコリウスで彩りましょう。

1.コリウスの基本情報

コリウスは、シソ科コリウス属に分類される植物です。


初夏から晩秋まで育てられる一年草で、色鮮やかな葉色が持ち味。


種類が豊富で、緑、赤、黄色、オレンジ、複色など、バリエーション豊かな葉色の違いを楽しめます。


花は6月〜10月ごろに開花しますが、コリウスは花よりも葉を楽しむ植物なので、花はあえて咲かせない方が長期間育てられます。


栄養系の品種は大型に育つので、花壇や鉢植えなどでも一際目を引く存在に。


コンパクトに茂るコリウスなら、ハンギングバスケットや寄せ植えに活用するのがおすすめ。


色の異なるコリウスがお互いを引き立て、華やかさを演出できます。

2.コリウスの育て方6つのコツ

それでは、コリウスの好む環境や水やり方法、肥料の与え方など、育て方のコツを見ていきましょう。

2-1.環境

基本的には日当たりがよく風通しのいい場所で育てます。


しかし、真夏の直射日光下ではコリウスの葉色が薄くなったり、品種によっては葉焼けしたりするケースがあるので、鉢植えなどで育てている方は半日陰の環境に移動するのがおすすめです。


霜が降りる頃には枯れてしまいますが、室内に取り込んでおけば冬越しも可能。


翌年も育てたいという方は、霜が降りる前に冬越しの準備をしておくといいでしょう。

2-2.水やり

コリウスの水やり方法は、土の表面が乾いたタイミングで与えます。


気温が高い時期は昼間の水やりが厳禁なので、朝か夕方の涼しい時間帯に水やりをしてください。


茎や葉が萎れたりダランと下がったりしていると水切れの合図。


鉢植えなら日陰に移動して休ませ、鉢底から水が流れ出るまで与えましょう。活力剤を与えるといち早く元気を取り戻し、夏バテを防げます。

2-3.肥料

生育旺盛なコリウスは、定期的に追肥が必要です。


肥料切れを起こすと葉色が薄くなったり成長が緩慢になったりするので、緩効性化成肥料なら1月に1回、液体肥料なら1週間から10日に1回希釈したものを与えましょう。

2-4.植え付け

コリウスは通気性、水保ち、水はけのいい土作りがポイントです。


地植えする場合は赤玉土、腐葉土、堆肥などをすき込んでから植え付けてください。


鉢植えでは市販の培養土を使うか、赤玉土、腐葉土、堆肥などをブレンドして作ります。


どちらでも問題なく育てられるので、やりやすい育て方や植え付け方法を選んでください。

2-5.手入れ

摘心を行うことでコリウスの葉が多く茂り、全体が美しくまとります。


特に植え付け当初の小さいうちはこまめに摘心をしておくと、少しずつボリュームのある株へと成長していきます。


切り戻しはコリウスを一通り鑑賞し終え、下葉が少なくなって見栄えが悪くなってきた頃に行うのがおすすめです。

株を1/2から1/3くらいの高さまで切り戻すと新たな脇芽が出てきます。


葉をメインで鑑賞したい方は、花が咲く前に摘み取ってください。


花が咲くと養分を取られ、葉色が薄くなってしまいます。


花を鑑賞したりタネを採取したい方は、そのまま花を咲かせて問題ありませんが、それ以外の方は花を咲かせないように注意しましょう。

2-6.病害虫

梅雨の時期はナメクジが発生しやすいため、葉に被害が見られたら駆除剤を撒くなどの対策をとりましょう。


夏場になるとハダニの発生がピークを迎えます。


ときどきホースを使ってコリウスの葉裏にまでシャワーをかけると効果的です。

3.コリウスの増やし方

コリウスは生育旺盛なので、挿し木や水挿しなどの増やし方で簡単に増やせる植物です。


それぞれの増やし方を紹介するので、ぜひチャレンジしてみてください。

3-1.挿し木

コリウスの脇芽や新芽を10cmくらいにカットし、葉を2〜3枚ほど残して他は摘み取ります。


湿らせた清潔な用土に挿し木をし、発根するまで約1ヶ月ほど待ちます。場所は明るい日陰で、なおかつ風通しがいいところで管理しましょう。


土の表面が白っぽく乾いたら水を与え、乾燥に気をつけます。発根後は鉢上げをして挿し木の完了です。

3-2.水挿し

水挿しは挿し木と同様、コリウスの茎を10cmほどにカットしたものを水挿しするだけ。


ガラス容器に水挿ししておけば、発根するまでの様子を楽しめます。


水挿しでは、水をこまめに変えることが管理方法においてもっとも大切なポイントです。

4.まとめ

コリウスの育て方と増やし方について解説しました。


コリウスはカラーリーフの中でも大変人気のある植物で、花にも引けを取らない葉の美しさが魅力です。


初心者でも簡単に育てることができ、増やすことも容易なので、ぜひ夏から秋の期間にコリウスを育てて、庭を賑やかに飾りましょう。

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パンジーの花を長く咲かせるコツは?育て方の5つのポイントを紹介

10月になると、園芸ショップではパンジーの苗が店頭に並び始めます。


パンジーは秋から冬、翌年の春まで長く楽しめるポピュラーな花のひとつ。


こちらの記事では、綺麗なパンジーの花を長く咲かせるコツを紹介します。


育て方のポイントもヒントに、庭や花壇に可愛い花を咲かせてみてください。

1.パンジーとは?

まずはパンジーについて、詳しく解説していきます。

1-1.パンジーの基本情報

パンジーは寒さに強く、暑さには弱い一年草です。


そのため、夏を迎える頃には枯れてしまいますが、冬の間も鮮やかな花が見られることから、冬の花壇では重宝されています。


盛んな品種交配により、今ではさまざまな花色が楽しめるようになりました。


アンティークカラー、フリル咲き、ブランド苗など、人気のパンジーは寄せ植えやハンギングの主役としても数多く植えられています。

1-2.パンジーとビオラの違い

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 *今年も!この季節が!やってきます!!*  皆さん! お待ちかねの、、、、。   パンジービオラの季節が!!   もうそこまでやってきていますよー!!!   今日の朝、農場を散歩してきたんですが、  可愛い子達が!!  たたたた沢山!! 顔を出してるじゃないですかー!!  普段、店を担当しているということもあり、 あんまり農場に行けてなかったのを 反省しましたよー、、。   今年の夏は暑かったものの、 秋になりグッと冷え込んだのと、 生産工程を少し変更したお陰で、  過去一番と言っていいほど、 生育がいいです!!  11月には、県外の園芸店様へ沢山出荷します! もちろんトミーの庭でも販売しますので、 ぜひ、ご期待ください^^!!!  #見元園芸#トミーの庭#花#花屋#高知#高知市#寄せ植え#寄せ植え教室#園芸店#園芸#フラワー#ガーデニング#花のある暮らし#花のある生活#植物のある暮らし#flower#flowershop#宿根草#多年草#見元オリジナルビオラ#ビオラ#パンジー#すみれ#みもとビオラ#viola#ヴィオラ#見元ビオラ

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パンジーとよく似た花にビオラがあります。


一般的には、花のサイズが大きいものをパンジー、小さいものをビオラと区別します。


パンジーとビオラは複雑な品種交配を重ねた結果、性質があまり変わらなくなっているので、花の大きさ以外に違いはほとんどありません。


育て方や栽培方法なども基本的には一緒です。

2.パンジーの花を長く咲かせるコツ

パンジーの花を長く咲かせるためには、花がら摘みと追肥を与える必要があります。


パンジーはたくさんの花を咲かせるので、長く育てていると肥料切れを起こし、次第に葉が黄色くなったり、花が咲かったりしてしまうのです。


また、咲き終わった花をそのままにしておくと、タネをつけて株が弱ってしまいます。


綺麗な花を長期間咲かせるためにも、日々花がら摘みを行い、肥料切れを防ぐことが大切です。

3.パンジーの育て方5つのポイント

続いて、パンジーの育て方を紹介します。5つのポイントを参考にして、パンジーを上手に育てましょう。

3-1.パンジーは日光が好き

パンジーは日当たりがよく、風通しのいい環境が大好きです。


プランターや鉢で育てる方は、よく日光が当たる場所へ置いてください。


地植えする方は日当たりがいい場所へ植え付けましょう。


ただ、春になって気温が高くなると、茎が間延びしてきます。


プランターなどは半日陰に置き換えるなど、置き場所を少し変えてあげるだけで花も長持ちするでしょう。

3-2.植え付ける時は根をチェック

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種まきから47日 #虹色スミレ #ガーデニング #パンジー

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タネから育てた方や苗を購入してきた方も、植え付け時の根の扱いには注意してください。


ポットから取り出した時、根がびっしりと育っていたり、ぐるぐるとサークル状になっていたりする場合は少し根を崩してあげると根の張りがよくなります。


根があまり育っていなければ崩す必要はないので、そのまま植え付けてください。


根の育ちが不十分なのに根鉢を崩してしまうと、生育がストップしてしまうリスクがあるからです。


園芸ショップで苗を選ぶ時は、ポットの底穴から白い根が飛び出しているパンジーを選ぶのがおすすめ。


根がしっかり張っている証拠なので、植え付け後の成長に期待できます。

3-3.液体肥料か緩効性肥料で追肥をする

肥料は植え付け時に元肥として緩効性肥料を与えておきましょう。


追肥を与えるタイミングは、液体肥料の場合で1週間〜10日に一度。


緩効性肥料の場合は、1〜2ヶ月に一度のペースで与えます。


また、肥料は与えすぎると肥料焼けを起こすケースもあるため、必ず規定の量を守って与えるよう注意してください。

3-4.水やりはタイミングよく与えよう

冬はあまり水分が蒸発しないので、水やりのタイミングも重要なポイントとなります。


加湿にすると、害虫の発生や灰色カビ病を引き起こしてしまうリスクがあります。


庭や花壇に地植えした方は、植え付け後の水やりは降雨だけで問題ありません。


プランターや鉢植え栽培の方は、土の表面が乾いた時が水やりのタイミングです。


鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりと与えましょう。


このように、タイミングを見計らって水を与えることが重要です。

3-5.定期的なお手入れで病害虫の発見に尽くそう

パンジーを健康的に育てるためには、日々のお手入れが欠かせません。


上記であげた花がら摘みはもちろん、黄色くなった葉、枯れ落ちた花と葉も取り除いてあげると、病害虫の発生を防ぐことができます。


冬場は害虫の被害が少ないものの、春になると花や葉が食べられてしまうことが増えてくるので、早期の発見と駆除に努めてください。


虫が見つからなかったり、大量発生してしまったりする場合には、オルトランなどの殺虫剤をまいておくと安心です。

4.まとめ

今回はパンジーの育て方について紹介しました。


パンジーは秋、冬、春と、可愛い花を長くさせてくれます。


冬の寂しげな花壇もパンジーのおかげで、色鮮やかに変化。


育て方のポイントや長く花を咲かせるコツを参考にし、お気に入りのパンジーを見つけて、ガーデニングを楽しんでください。

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庭の花壇を手作りするには? 花壇作りDIYのポイント5点

敷地内のエントランスから玄関までの通路、庭のスペースなどに樹木や草花を植え付け四季折々の風景を楽しむのがガーデニングの醍醐味。


植物を植えるスペースと芝や通路との区切りをつけるために活用される花壇ですが、プロの手に頼らず自分で作りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、DIYで花壇を作るときのポイントを5つ、また各注意点などについてご紹介します。

花壇の適する設置場所

草花または野菜などを育てるための花壇ですから、日の当たりが悪い場所は避けましょう。


植物によって適する環境は異なりますが、その多くは「風通し、日当たりの良い場所」を好みます。


ただし、日光が当たるからといって西日の強すぎる場所は、植物が元気に育たないばかりか弱ってしまう可能性が高くなるので注意が必要です。


また、風や雨の強く当たる場所も極力避けてください。

花壇の完成イメージを考える

花壇を作る上では前もって完成予想図を頭の中で完成させておくと、自分の思い描いた花壇が作られます。


スケッチが得意であれば実際の風景を紙面上に描いてもよいでしょう。


どのような花壇を作るか決める工程で重要なのが、建物や周りの草花と釣り合いのとれたスペース作りを心がけること。


花壇の大きさ、枠の素材は何を使うか、どんな植物を植えるかなどを考え、周りの景色から花壇だけが浮いた存在にならないように注意して計画を練っていきましょう。

土の作り方

何も植物を植えていないスペースに花壇作りをするのなら、土作りも重要な作業の一つです。


土作りの手順は以下の通りです。


1 土を20~30㎝掘り起こす
2 掘り起こした土の中にあるゴミ(雑草・枝・小石・根など)を除去する
3 掘り上げた土で固まっているものがあれば崩しておく
4 肥料を含んでいない堆肥(腐葉土やピートモスなど)を加えよく耕す
5 土の酸度をアルカリ性に傾かせるため、必要であれば苦土石灰を施し約1週間放置
6 培養土や堆肥を加えさらに約1週間経過させ完成


土の酸度を測るには酸度計測器が便利です。


日本の降水量の多さは土壌が酸性になる原因となりますが、特に野菜の栽培などでは弱酸性土壌(pH6)を好むものが多いため酸度調整が必要となります。


ただし、強酸性(pH5以下)を最適土壌とするスズラン・カラー・ベゴニア類・アザレア・ツツジなどの植物も存在するので、植える予定の植物の好む酸度を調べておいて対応するとよいでしょう。


花壇を家庭菜園で利用するなら、店で販売されている野菜用培養土を利用してもかまいません。

枠になる素材を決める

土の準備作業と同時に花壇の枠になる素材を選んでいきましょう。


自然素材を利用するなら石材・木材・流木などがあります。また耐久性を求めるならレンガやコンクリートブロックなどの素材を利用するとよいでしょう。


昨今では一見木材のように見えて実際の素材はセメントで作られている花壇材のように、見た目と実際の素材が異なる商品も多数販売されています。


インテリア性と耐久性を考慮してホームセンターや園芸店、インターネットなどであらゆる商品を比べて購入するとよいでしょう。


とはいっても多くの種類があってどれを選べば良いか判断がつかない場合、価格が手頃でDIY初心者でも挑戦しやすいのがレンガを利用する方法です。


レンガを横置きにすると、レンガとレンガの間にセメントなどの接着剤が必要ですが、縦置きにして並べていくと接着剤を施す手間もかかりません。


レンガを埋める溝を作り、1つずつレンガを組み込んでいけば立派な花壇が完成します。


どの素材にも共通しますが、枠の設置で注意するのは花壇の高さ。


考えずに高い花壇をつくってしまうと、ガーデニング作業がしづらかったり、歩行の邪魔になったり、植え込んだ植物の根元が見えづらくなったりするので、適度な高さに留めるようにこころがけましょう。


また、レンガ等の購入は前もって必要な数量を把握しておくのが大事。


作業途中で「材料が足りない」なんてことがないように注意してくださいね。

植える植物の注意点

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・ ・ #家庭菜園記録 🌱💕 ・ だいぶ大きくなりました~♡ 苗の植え付けから約1カ月、、、 pic①②が最近 pic③が植えた時です。 恐るべき成長(*゚∀゚*)❣️ ・ 収穫したのは今のところ トマトと大葉のみですが キュウリも茄子も今、花も咲いて 実もつけてます🥒🍆🍅✨ 今年も豊作になりますよ~に🙏 ・ ・ あと、 お家プール開きしました🌴☀️ 幼稚園でも来週からプールが 始まるけどこの時期、雨で中止に なる率高いーーー( ̄∇ ̄)💦 次は近所のお友達も誘って お家プールをする約束をしました💖 梅雨があけてからかな( ˊ̱˂˃ˋ̱ )? ・ それにしても息子…。🤦🏻‍♀️💦 ずーっと触っていましたww ・ ・ ・ #家庭菜園 #家庭菜園始めました #家庭菜園の野菜 #自家製野菜 #花壇diy #畑作り #お家プール #お家プール開き #テラス #自宅テラス #ウッドデッキ #マイホーム #注文住宅 #インテリア #収納 #モノトーンインテリア #モノトーン好き #白黒病 #白黒マニア #白黒グレー #白黒インテリア #暮らしを楽しむ #シンプルな暮らし #シンプルライフ #子供と暮らす #専業主婦 #ズボラ主婦 #二児ママ

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土を投入し花壇の枠の設置が完成したら、植物を植えていきます。


各季節に適した花や野菜を種や苗を植え、自分の思い描く風景を完成させていきましょう。


広いスペースのある花壇であればさほど問題はありませんが、特に野菜などは地植え栽培に適した株間を確保することが大切。


植える植物の特徴をとらえ、適量を植え込んでください。


また、大きく生長する樹木を植えるのは避けましょう。


狭いスペースで樹木がどんどん伸びると、のびのびと植物が生長できないばかりか、数年後に引き抜いたり移動したりする手間がかかります。

まとめ

思い描いた花壇を作るために最初から完璧なものを求める必要はありません。


費用や時間などできる範囲で作業をし、経験を増やしながら技術を高めていきましょう。


ガーデニングは何よりも楽しむことが大切。


まずは植えたい植物の色やサイズを思い浮かべながら、花壇作りの計画を進めましょう。

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暑さに強い夏の花を育てよう!夏の代表的な花【6選】

夏の暑さに負けることなく、花を咲かせる代表的な夏の花を6選ご紹介していきます。
花壇や庭に夏ならではの花を植えてみましょう!

1.ヒマワリ

夏の代表的な花といえば、ヒマワリを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
高く生長し、大きな花を咲かせるヒマワリは、一株だけでもインパクト抜群!育てやすいので種から子供と一緒に育てるのもおすすめですよ。

ヒマワリを大きく丈夫に育てるには、一日を通して日光に当たる場所で育てることがポイントになります。
また、花が大きくなってくると、重みや風で倒れてしまうこともあるため、支柱を立ててあげることが必要です。

ヒマワリの花が咲き終わったあとは、種を収穫して翌年も育てられるよう保管しておきましょう!
ヒマワリは大きい種類のものだけでなく、コンパクトに育てられる小型のヒマワリもあるので、小さなスペースでもヒマワリを育てることができますよ。
ぜひ、夏の代表的なヒマワリの花を育ててみてくださいね!

2.サルビア

サルビアも夏の代表的な花として有名です。
真っ赤に花壇を彩るサルビアの姿は、幼い頃から目にする機会がありましたよね?
赤いサルビアも素敵ですが、夏の花壇に清涼感を与えてくれるブルーサルビアも魅力があります。
運が良ければ冬を越して翌年の夏にも再びブルーサルビアの花を見ることができるかもしれませんよ。

サルビアは開花期が長く、夏の間も絶え間なく花を咲かせてくれます。
花を長い間咲かせ続けるには、追肥が不可欠
ゆっくりと長く効く緩効性肥料を1ヶ月に1回施します。
リン酸は花を咲かせるのに必要な栄養素なので、サルビアが養分不足を起こさないよう、追肥でサポートしてあげましょう。

赤いサルビアやブルーサルビアをご紹介しましたが、他にもピンクや紫、アンティークな色合いのサルビアもあります。
お気に入りのサルビアを見つけて、夏の花壇を彩りましょう!

3.ペチュニア

夏の花壇の女王とも呼ばれるペチュニア。
ペチュニアが支持されるいくつかの理由として、花色の豊富さ、花付きのよさ、乾燥に強い、開花期が長いといったメリットが挙げられます。
誰でも簡単に育てられるといったことも、人気の秘訣でしょう。

ペチュニアは育てやすい花ですが、長く綺麗に咲かせるには少しコツがいります。
まずは、肥料切れを起こさないよう、開花中は追肥を与えること。
そして、咲き終わった花は種をつけないよう、花がら摘みをすること。
花が一通り満開になったら、切り戻し剪定をすることです。
特に、切り戻し剪定をするかしないかで、後半になるに連れて中心部がスカスカになってしまい、見た目が大きく変わってしまいます。

育てやすい夏の代表的な花でも、しっかりと手入れをし、花壇をペチュニアの花でいっぱいにしてみてくださいね!

4.インパチェンス

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❁ 夏花壇の主役の一つ、インパチェンス😄 . 3月に苗を植えて▶︎▶︎4月頃こんなに小さかった株も(写真2枚目)▶︎▶︎1ヶ月後にはこんなに大きくなりました(写真3枚目)✨ 大きくなってきたのでビニールハウスからお外にお引越し🌞 花壇などに植えたらもっとこんもりと成長し、たくさんの花を咲かせてくれます♡ ・ ・ ・ #インパチェンス #成長 #グリーンハウス市川 #お花屋さん #生産販売 #お花 #切り花 #苗物 #アレンジ #花束 #野菜 #新鮮 #直売 #野菜自販機 #農業女子 #農家 #園芸 #地産地消 #JA直売所 #神奈川県 #座間市 #flowershop #flower #Impatiens #vegetable #agriculture #farmer #kanagawa #zama

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パッとした色合いが目を引くインパチェンス。
他の夏の代表的な花と少し違うのは、耐陰性があるというところ。
こんもりと茂るように咲いてくれるので、見た目も綺麗にまとまりまり、ガーデナーにとっては嬉しい夏の代表的な花です。
高温多湿の環境に屈せずよく育ち、次々と花を咲かせてくれます。

インパチェンスは水不足になると、葉や茎が下向きに萎れてくるので、水不足のサインを見逃さないようにしましょう。
花は咲き終わると自然に落ちていきますが、葉や茎にくっつくと、灰色かび病を発生させてしまう原因となります。
落ちた花びらは取り除き、風通しをよくして育てましょう。

インパチェンスはカリフォルニアローズと呼ばれる、バラのように花を咲かせる種類が特に人気。
ぜひインパチェンスをこの夏に迎えて、たくさんの花を咲かせてみましょう!

5.ニチニチソウ

夏の代表的な花として、乾燥に強いニチニチソウも人気です。
硬い雰囲気を持つ葉に、可愛らしい花をつけるニチニチソウ。
和テイストな庭や花壇にもおすすめしたい夏の花です。

ニチニチソウを育てるうえで注意してもらいたいポイントは、直根性の根を持つということ。
直根性の性質を持つ植物は、根を痛めてしまうとそのまま生長がストップしてしまいます。
植え付ける時はなるべく根を触らないよう、根鉢を崩さずに植え付けるといいでしょう。

小輪タイプの花を散らすように咲くフェアリースターは、可愛らしくて可憐なイメージ。
好みにあったニチニチソウを選んで植えてみてくださいね。
ニチニチソウは手入れが簡単なので、ガーデニング初心者にも育てやすい花ですよ!

6.アサガオ

親しみがあるアサガオの花は、夏の代表的な花のひとつ。
窓から入る直射日光を遮る緑のカーテンとして育てられることもあります。
家の中から緑と花を見ることができるなんて風情がありますよね。

アサガオは種から育てることができるので、プランターに直播をし、つるが伸びてきたら誘引していきましょう。
アサガオは摘心をすることで脇芽がたくさん出てきます。
しかし、脇芽が多すぎるとつるの生長が悪くなるため、調節しながらつるを伸ばしていきましょう

夏の朝が楽しみになるアサガオの花を育てて、清涼感を感じてみてはいかがでしょうか?
花色も豊富なので、気に入った種類のアサガオを種から育ててみてくださいね。

7.まとめ

今回は夏の代表的な花を6選ご紹介しました。興味を惹かれる花はありましたか?

夏に大輪の花を咲かせるヒマワリ。
夏の間長く咲き続けるサルビアとペチュニア。
耐陰性があるインパチェンス。
乾燥に強いニチニチソウ。
清涼感たっぷりのアサガオ。
どれも夏の花としての魅力がたっぷり!

ぜひ夏の代表的な花を育てて、花いっぱいの庭づくりを目指しましょう!

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冬の間にやっておきたい庭仕事!花壇のお手入れ5つのポイントをご紹介

いよいよ本格的な冬が到来してきましたね!

凍えるような寒さの中、ガーデニングに励んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そう、実は冬の間に花壇や花、植物のお手入れをすることで、一年間の植物の状態がガラリと変わるんです。

今回は冬の間にやっておきたい庭仕事の中で、主に5つのポイントをご紹介していきます。

土壌改良

冬の間に必ずやっておきたい庭仕事には、まず土壌改良が挙げられます。

一年間を通してさまざまな植物を植え込んだ土の中は、
害虫の卵や幼虫、病気の元となる細菌が多く住みついています。

そのままにしてしまうと、さらに土の状態が悪化し、植物の成長を妨げてしまう事態に陥ってしまいます。

悪循環を防ぐために、冬の寒さを利用して土の中の病害虫を退治しましょう

大きなスコップやシャベルを使い、花壇の土を深層部から掘り起こします。

そうすることで地中深くに潜っていた病害虫が、冬の寒さに当たることで死滅させることができるんです。

この作業を園芸用語では「天地返し」と呼んでいます。

天地返しをすることで病害虫を退治し、さらに土が空気を含んで通気性のいい土になるメリットもあります。

冬の時期がもっとも効果が大きいので、ぜひ土壌改良のために天地返しをしてみましょう!

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寒さ対策

https://www.instagram.com/p/BrcPgpancnP/

冬の寒さに耐えきれない花や植物は、室内に取り込むか、寒風、霜が当たらないような軒下などに移動させます。

植物によっては、マルチングが必要なものも出てきます。

マルチング資材は、ワラやバークチップ、ウッドチップ、
ココヤシファイバーなど種類が豊富にあるので、お好みの資材を選んで使用しましょう。

花壇に地植えしてあるものは移動ができないので、マルチング資材を使うか、
盛り土や腐葉土を敷き詰めて冬の寒さ対策を施します。

ラップやビニール袋、不織布や麻布で植物を覆ってあげるのも効果的です。

自宅にあるものを使って構わないので、冬の寒さ対策をしっかりとしていきましょう。

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剪定

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植物によっては、冬の剪定が適しているものがあります

冬剪定の中でもバラが代表的なので、バラを例に挙げて解説していきます。

バラは冬の時期に葉を落とし、冬越しのため休眠に入ります。

そのため冬に剪定をすることは、バラにとってもっともダメージが少なく済む時期です。

株姿を整えたり、古くなった枝を取り除くチャンスなので、必ず剪定を行いましょう。

ただし、植物によっては、冬の剪定で弱ってしまうものもあります。

剪定をする前に、適した時期を必ず調べてからおこなうようにしましょう

寒肥

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寒肥(かんごえ・かんぴ)は、冬に施す肥料のことを指します

一年間の植物の成長を左右する重要な冬の作業のひとつ。

休眠しているため、冬の時期が一番根へのダメージが少なく、地中深くまで掘り起こすことができます。

バラや庭木を植えている方は、必ず寒肥を施しましょう。

土を掘り起こし、有機肥料を与えることで、土中の土壌改良にも大きく役立ちますよ。

植え替え

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秋まで頑張った草花も、冬の厳しい寒さでとうとう枯れてしまった…。

そんな時には思い切って植え替えをしましょう

枯れたり、弱ったりした草花は、耐寒性があるものに植え替えをします

冬から春にかけて咲き続けるパンジーやビオラは、特におすすめです。

花壇に植え替え、空いたスペースに今後どのような植物を植え込んでいくか、計画していくといいですよ。

冬は花壇が寂しくなって残念に感じますが、冬は一年間の植栽計画をするチャンスでもあります。

多年草や宿根草を上手に使い、負担のかけない一年間のガーデニング計画をしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

・病害虫を死滅させる土壌改良をおこなう
・耐寒性がない植物は寒さ対策をする
・冬剪定でダメージを少なく
・寒肥
・植え替え

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