和風のガーデニングで笹を利用するには? 育て方7つのポイント

和風の空間を作りたいとき、重宝する植物の一つに笹があります。


主役の素材にはならないものの、風をうけてそよぐ様は、庭の景色に動きを与えてくれることでしょう。


そこで今回は、ガーデニングで笹を使用する時の注意点や育て方を7つのポイントに分けてご紹介します。

●笹と竹の違いとは?

笹と竹は、どちらもイネ科タケ亜科に属する植物です。


多くの方は見た目ですぐにどちらか判断ができると思いますが、はっきりとした違いを説明するのは難しいのではないでしょうか。


笹や竹は亜種が多く、明確な区別の定義は諸説あります。


一般的な、笹と竹のそれぞれの特徴は以下のとおりです。

・笹……日本だけに見られる植物・耐寒性があり茎の皮が剥がれない

・竹……熱帯地域やアジアの温帯地域で見られ、茎に節があり成長が早い


多くの種類がある笹ですが、なかには人間の背丈ほどに伸びるものもあります。


ガーデニングの素材として利用するなら、背丈の低い笹を選択しましょう。 

●笹を植える適切な場所

笹の栽培に適しているのは、ほどよく日光が当たる半日陰で、いくらか水分のある土壌です。


笹は生命力の強い植物のため、地下茎をどんどん伸ばしながら成長します。


鉢で育てることもできますが、成長スピードが早いことから、あっという間に笹の根が鉢の中で一杯になり、頻繁に植え替えが必要になります。


そのため、笹の栽培は、鉢植えよりも地植えのほうが、管理がしやすくおすすめです。


なお、地植えで笹を育てるなら、周りの植物への影響を考慮し、広い場所を選択してください。

●笹の植付け

地植えの場合、植付け時期にこだわる必要はありませんが、夏場を避けた春または秋がよいでしょう。


植付け前には土をよく耕し、元肥として有機肥料を混ぜ込んでおきます。


また、植え穴は笹の根回りに対し、ひとまわり大きなサイズの穴を用意します。


株間は約20センチを確保して、植え付けた後は、根付くまで十分に水を与えてください。


鉢栽培の場合は、笹のサイズよりも1~2周り大きなサイズの鉢を用意しましょう。

●笹の水やりと肥料

笹は乾燥に弱い植物ですので、鉢植え栽培では土の表面に乾きが見られたら水を十分に与えましょう。


地植えの笹は、降雨のみで足りますので、特別与える必要はありません。


肥料に関しては、地植えと鉢植えともに、与えなくても十分に育ちます。

●笹の花

笹が花を咲かせるのをご存知でしょうか?


笹は5月から7月にかけて、穂の花によく似た花を咲かせることがあります。


花を咲かせる頻度は約60年ごととの説もあるため、なかなかお目にかかる機会はないでしょう。


実のところ、笹の花を咲かせる周期については、あまりよくわかっていません。


また、笹の花の開花は珍しいため、「不幸や飢餓が起きる前触れ」などと昔から言われてきたようですが、この言い伝えにも確固たる理由はないようです。


笹は花を開花させた後に、実をつけます。


実が熟して種ができ、その種によって翌春に新たな生命が誕生します。


笹が花を咲かせる理由は、笹に寿命がきて枯れる前に、子孫を残すための現象と言われています。

●笹の剪定

笹の軽剪定は1年中いつ行なっても構いません。


笹は他の植物に比べ成長が早いため、高さを調節するための剪定は、年に1度は必ず行なうようにしましょう。
高さ調節のための剪定は3月ころがおすすめです。


また、成長とともに笹が茂ると、日当たりが悪くなったり、見栄えが悪くなったりします。


高さの調節が済んだあと、4月ころに透かし剪定で、風通しのよい環境を作ってあげましょう。

●ガーデニングでおすすめの笹3選

最後に、根締めや生け垣などガーデニングで使用するおすすめの笹を3つご紹介しましょう。

・コグマザサ

クマザサよりも葉が小さく、冬になっても枯れることはありません。


暖かい時期は、葉全体が緑色で覆われますが、冬になると縁が白に変化するため、葉色の変化を楽しめる風情のある笹です。


背丈も低いので扱いやすく、グランドカバーにも適しています。

・クマザサ

人の背丈ほどにも伸びる大型の笹で、日本各地で自生している姿が見られます。


風が当たることで葉の縁が白くなるため、雪に覆われたクマザサは緑を保つことが可能です。


昔から薬草としても利用され、現在では料理の飾り付けとしても使われています。

・ミヤコザサ

細長く薄い葉が特徴のミヤコザサ。


高さは50~80センチほどで収まるため、ほどよい高さの笹を植えたいとお考えの方におすすめです。


多くのミヤコザサは、冬になると枯れてしまいます。


枯れたとしても、翌年新芽を出して新たに生まれ変わります。

●さいごに

お気に入りの笹はありましたか?


笹は頑強な植物のため、暑さにも寒さにも強く、夏越しや冬越しをするための特別な手間はいりません。


また病害虫の心配もほぼないため、日常管理においても適度に剪定を行なっていけば、和風テイストの庭造りに役立つでしょう。


注意すべきは、地植えの際にどんどん成長して広がってしまうこと。


心配であれば、植付けのときに土の中に仕切りを入れて、笹の栽培場所を囲ってあげてくださいね。

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アリッサムの育て方は?6つのポイントと可愛い寄せ植え方法を紹介

花壇や寄せ植えで大活躍のアリッサム。


さまざまな草花との相性がよく、秋から春まで重宝する草花です。


そんなアリッサムの上手な育て方を知りたい人へ、育て方の6つのポイントを解説します。


おしゃれな寄せ植えの仕方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.アリッサム(スイートアリッサム)の基本情報

アリッサムはカーペットのように横に広がって成長するタイプの草花です。


枝先に小さい花がまとまって咲き、赤やピンク、オレンジ、白、紫などの花色で、華やかな雰囲気作りに役立ちます。


寒さには弱く、強い霜に当たると花が咲かなくなり傷んだりしてしまうので、冬は霜の当たらない場所で管理しましょう。


夏の暑さにも弱く、次第に枯れてしまいます。


そのため、開花期は霜の心配がない3月頃から6月と、9月頃から12月の間まで、アリッサムの花を楽しめるでしょう。

2.アリッサムの種類

アリッサムは一年草として親しまれている「スイートアリッサム」が一般的な種類です。


しかし、「スーパーアリッサム」と呼ばれる暑さ・寒さ・蒸れに強い種類が出回っており、こちらは多年草として育てることが可能です。


生育が旺盛で横に広く茂るため、グランドカバーにももってこい。


寄せ植えに使うならスイートアリッサムを。


花壇や庭のグランドカバーにするならスーパーアリッサムを選ぶのがおすすめです。

3.【アリッサムの育て方】6つのポイント

それでは、アリッサムの上手な育て方6つのポイントをみていきましょう。

3-1.環境

アリッサムは日当たりと風通しのいい場所を好みます。


冬場は霜の当たらない場所で育てることがポイントです。

3-2.水やり

アリッサムは高温多湿や蒸れに弱いので、過度な水やりはNGです。}


水やりは乾きし気味に与えることが大切。鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水やりをしましょう。

3-3.肥料

開花中は小さな花をたくさんつけるので、追肥を与えて養分を補います。


緩効性化成肥料なら、1ヶ月〜2ヶ月に1回のペースで与えます。


液体肥料は1週間に1度を目安に、希釈したものを与えてください。

3-4.植え付け・植え替え

植え付けや植え替え時期は、気温の穏やかな春と秋がベストです。


植え付けるときは、水はけ・保水性・通気性のいい土作りを心がけ、赤玉土や腐葉土をすき込んで置くといいでしょう。


鉢植え栽培では市販の培養土か、赤玉土6:腐葉土4の割合で土をブレンドします。


スイートアリッサムは一年草なので、鉢植え栽培でも植え替えは必要ありません。


しかし、スーパーアリッサムは多年草として育てられるため、鉢から根が飛び出したり生育が止まったりした場合には植え替えが必要です。


一回り大きい鉢に植え替え、古い土を振り落としてから植え替えをしましょう。

3-5.手入れ

特に手入れは必要ありませんが、株が茂り過ぎたり、蒸れて傷んだりした部分があれば剪定をします。


スイートアリッサムは梅雨や夏の前に切り戻しをして日陰で管理すると、夏越しできるケースもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

3-6.病害虫

害虫はアブラムシなどに注意が必要です。


アリッサムは蒸れによって菌核病や灰色かび病などを発生させるケースもあります。


日当たりと風通し良く育てて、カビ類の病気を防ぎましょう。

4.アリッサムを寄せ植えしよう!可愛いアレンジ方法を紹介

アリッサムを活用すれば、可愛いアレンジの寄せ植えがたくさんできます。


おすすめの寄せ植え方法を参考に、アリッサムの可愛い寄せ植えを作りましょう。

4-1.アリッサムをグランドカバーにふんわりと寄せ植え

アリッサムは這うように広がるため、草花の株元の土を隠し、ナチュラルな寄せ植え作りができます。


ピンク色の花と白いアリッサムの組み合わせで、庭がグッと可愛い雰囲気に。


ふんわりとまとまった素敵な寄せ植えです。

4-2.アプリコット系の花でまとめた可愛いハンギングバスケット

アリッサムやパンジーなど、アプリコット系の色合いでまとめたハンギングバスケットは、どこか優しい雰囲気も感じられる素敵な寄せ植えです。


アリッサムはハンギングバスケットの器を隠す役割もあるので、隙間に植えておくとしっかりと役目を果たしてくれます。

4-3.紫系の草花と合わせれば大人な雰囲気に

ラベンダー色のアリッサムは、紫系の草花と合わせて大人なアレンジの寄せ植えを作るのがおすすめ。


鉢の縁に植えれば次第に垂れ下がってくるので、ナチュラルさもプラスされます。


アリッサムは引き立て役としても優秀なので、メインの花の脇に添えるような形で寄せ植えするといいでしょう。

5.まとめ

アリッサムについて、上手な育て方のポイントや寄せ植え方法を紹介しました。


アリッサムは庭や花壇のグランドカバーや寄せ植えで活躍する可愛い草花です。


ガーデニング好きな人はぜひアリッサムを迎えて、可愛い寄せ植えや花壇作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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アイビーを育てよう! 植え付けから増やし方までの6つのポイント

観葉植物のなかでもメジャー、育てやすさ抜群のアイビー。


星型やハート型の可憐で小さな葉が集合している見た目で、インテリア性の高さからも人気です。


そこで今回はアイビーの植え付けから増やし方まで、ポイントを6つに分けてご紹介しましょう。

●アイビーの魅力とは?

学名「ヘデラ」の名でも呼ばれる、常緑性のつる性樹木アイビー。


鉢植え・地植え・水耕栽培などで育てられ、頑強な特性をもつため、誰もが育てやすい植物です。


アイビーは単体での栽培はもちろん、グランドカバーや寄植えの材料としても活躍するので、他の植物との組み合わせを楽しむことも可能。


くわえて品種の多さ、百均やホームセンターなどでいつでも入手できるのも、日常にアイビーを手軽に取り入れられる魅力といえるでしょう。

●アイビーの植え付け

アイビーを育てるなら、ビニールポットに入っている苗の購入が一般的です。


店頭で品質の良いアイビーを選ぶには、葉に厚みとツヤがあるものを選びましょう。


鉢そこから根が出ているアイビーは、根詰まりを起こしている可能性があるので極力さけるようにしてください。


購入したアイビーを鉢や地植えにするなら、適期は春から秋にかけて。


植え付けの注意点として、地植えにするなら繁殖した場合を想定して場所を選択しましょう。


なぜならアイビーは繁殖力が強い植物のため、土の中で根がどんどん広まるからです。


また周辺の壁などをつたって伸びることも想定されるので、まわりの植物や建物の環境も考慮してください。

●アイビーの好む用土・温度・日光量

室内でアイビーを育てるなら、市販されている観葉植物用の培養土が最も手間がかかりません。


自分で作るなら通気性や排水性を考慮し、小粒赤玉土と腐葉土を6対4で配合させておきましょう。


地植えの場合は植える場所の土をしっかりと耕した後に、腐葉土を混ぜてください。


アイビーの耐寒温度は0~3℃と低いため、暖かい地域なら外での冬越しが可能です。


寒地または寒冷地での栽培なら、鉢植えにして冬の到来とともに室内にアイビーを入れてあげましょう。


日光量に関しては、日の当たる場所で育てるのが基本です。


ただし季節や環境によっては、以下のような注意点に気をつけてください。


・夏の直射日光は葉焼けの原因になるので避ける

・耐陰性はあるものの、葉の色艶の悪化や徒長の原因となるため、定期的に日に当てる

●アイビーの日常のお手入れ

環境が整えば、グングンと成長を続けるアイビー。


日常のお手入れについて見ていきましょう。

・水やり

アイビーは乾燥すると下に位置する葉から枯れていきます。


春から秋にかけての成長期は、土の表面が乾いたら十分に水を与えます。


成長が穏やかになる冬の時期は水やり頻度を控えめにし、乾燥気味に育てましょう。


またハダニの発生をおさえるために、定期的な葉水が効果的です。

・肥料

肥料やりは絶対に必要とされるものではありませんが、与えた方が、成長速度が早くなる効果が期待できます。


与える時期は春から秋にかけて。


固形の緩効性肥料を2ヵ月に1度の割合で少量与えましょう。


適度な量であれば液肥でも構いません。

・剪定と切り戻し

アイビーが成長を続けると思った以上にツルが伸び、見た目のバランスが悪くなることがあります。


強い植物なので、ツルの生え際でなければどの場所で切っても大丈夫です。


剪定するのはバランスが崩れている場所のほかに、古く色が悪くなっている葉、混み合って邪魔になっている葉などです。


注意するのはアイビーの成長期にあたる春から秋にかけておこなう点。


また剪定で使うナイフやハサミなどの道具は、切れ味がよく清潔なものを使用してください。


剪定で切り落としたアイビーは捨てずに、小さな花瓶に入れて水耕栽培も楽しめますので、お部屋のインテリアとして活用してみましょう。

・植え替え

アイビーを鉢で育てるなら、1~2年に1回の割合で一回り大きな鉢への植え替えが必要です。


というのは、アイビーは成長が早く、鉢の中で根がパンパンになって根詰まりをおこしやすくなるからです。


植え替えの適期は春から秋にかけての暖かい時期。


植え替えでの注意点は次のとおりです。


・植え替え前は水やりを控え、土を乾燥させておく

・鉢から出したアイビーの根が変色または傷んでいるならカットする

・根が鉢一杯に詰まっていたら、根鉢を少し崩す

・新しい鉢への植え替え後は、水やりを十分におこなう 

●アイビーを増やすには?

可愛らしい見た目、手間のかからない日常管理で難なく育てるアイビーを増やしたいと思いませんか?


アイビーのおもな増やし方には、水挿しと挿し木の2方法があります。

・水挿し

アイビーは剪定のときに切断した枝、贈り物などの花束などの中に入っているものを、水を入れた容器などに挿しておくだけで、発根したり葉が増えたりします。


直射日光をさけ、できるだけ毎日新鮮な水に取り替えるのがポイントです。


また、水の中に使っている葉は腐敗して水を汚す原因になるので、取り除いておきましょう。


また水挿しである程度まで成長したら、土に移動させた方が葉の色艶がよくなります。

・挿し木

挿し木は真夏を除いた季節におこないます。


挿し木にするアイビーは、10~15cmくらいの長さが適しています。


用土にはきちんと自立できるくらいの深さまで挿し、発根するまでの約1ヵ月間は乾燥気味かつ半日陰で育てましょう。

●アイビーのかかりやすい病害虫

アブラムシ・カイガラムシ・ハダニには注意が必要です。


特にハダニは、気温が高く乾燥している条件が整ったときに発生しやすい特徴があります。


したがって、霧吹きで葉水をかけて潤いを与えるなどの対策が必要です。


もちろん薬剤での駆除もハダニ駆除の効果を発揮します。

●まとめ

地植えでの繁殖力の影響を考慮しておけば、アイビーは誰もが手間なく育てられる観葉植物です。


室内や戸外での寄植えなど、いろいろな楽しみ方ができるので、アイビーを増やしながらガーデニングを楽しんでくださいね。

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玄関前のおすすめガーデニング10例を紹介!系統別にアイデアを学ぼう

玄関前ガーデニングは家の外観や印象を左右する重要なポイントです。


そこで今回は「おしゃれなアイデアが知りたい」「雰囲気や系統別のおすすめを教えて!」という人へ向けて、玄関前ガーデニングのおすすめアイデアを系統別に紹介します。


ぜひ参考にしてください。

1.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【モダン】

こちらは植栽が適度なバランスで配置されており、外観と緑がナチュラルに馴染んでモダンな雰囲気が感じられる事例です。


スクエアのコンテナもモダンな雰囲気とよくマッチし、植物を引き立てているのもポイント。


コンクリートの隙間やシンボルツリーの株元にはグランドカバーになる植物を植えてあるため、温かみも感じられる玄関前ガーデニングです。

2.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【和風】

一見難しそうな和風の玄関前ガーデニングは、樹木と葉物類の植物でまとめることで簡単にデザインできます。


こちらはアオダモなどの高木が美しく、外観を素敵に演出。


葉色の異なるカラーリーフは、株元がおしゃれになるだけでなく、樹木の乾燥予防としても最適です。


さらに和風の雰囲気を出したい人は、モミジやカエデなどの樹木を選ぶと、より和風の雰囲気が出るでしょう。

3.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【英国風】

こちらはバラをメインに数々の草花を植え込んだ英国風の玄関前ガーデニングです。


色とりどりの花が玄関前に咲き誇り、住む人や客人をお出迎え。ロマンチックな雰囲気を楽しめるほか、自然とのふれあいや季節の変化を感じ取ることもできます。


英国風の雰囲気をつくるには、バラ植えてをフェンスやアーチに誘引したり、ベロニカ、ジギタリス、フロックスなどの花を選んでボーダーガーデンを作ったりするのがおすすめです。


自然美を楽しめるガーデニング作りを心がけましょう。

4.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【コンテナ】

「玄関前に花壇がない」という人は、コンテナを活用したアイデアがおすすめです。


目を引く寄せ植えやハンギングなどを飾れば、玄関前がおしゃれにワンランクアップ。


特に寄せ植えは一つあるだけでも存在感を発揮し、人目を引くガーデニング作りができます。


寄せ植えは作る過程も楽しめるので、ぜひ寄せ植え作りにもチャレンジしてみてください。

5.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【北欧風】

枕木やレンガ、フェンスなど、北欧風の玄関前ガーデニングを作るにはアイテム選びが重要です。


自然素材のアイテムや、素焼き鉢、テラコッタなどのコンテナをチョイスすることで、北欧らしいナチュラルな雰囲気が作れます。


さらにヒメイワダレソウなどのグランドカバーを植えれば、自然な豊かな緑の景観が楽しめるでしょう。

6.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【南欧風】

こちらは可愛らしい南欧風の玄関前ガーデニングです。住宅のレンガに合わせて、花壇やコンテナ、アプローチなど、温かみのある自然素材をチョイスしており、全体に統一感があります。


また、一年草の草花で玄関前を飾ることで、可愛さと華やかさもアップしていますね。


南欧風のテイストに合う植栽を探している人は、ユーカリやミモザ、カツラの木などを選ぶのがおすすめです。

7.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【ドライ】

ドライガーデンはサボテンや多肉植物など、乾燥に強い植物を植栽してスタイリッシュな雰囲気が楽しめるガーデニングです。


水やりの頻度や手入れも少なく済むため、おしゃれなガーデニングを手軽に楽しみたい人にもおすすめです。


ドライガーデンにぴったりの植物は、アガベ、アロエ、ソテツ、ユッカなど。


さらに植物が映えるよう素敵な石を選んで、玄関前をかっこよく飾りましょう。

8.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【シンプル】

住宅の外観を際立たせたい人は、シンプルなガーデニングがおすすめです。


玄関前にワンポイント緑を添えるだけで、住宅がグンとおしゃれに変化。住宅の白壁には植栽がよく映えるので、夜間はライトアップするといったアイデアもおすすめです。


植栽スペースには石をリズミカルに配置。石の間にはカラーリーフを植え込んであるため、シンプルながらもこだわりの詰まった玄関前ガーデニング事例です。

9.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【雑木風】

雑木風のガーデニング作りは、高木を植えて里山のような雰囲気を作り出すのがポイントです。


また、下草やグランドカバーになる植物を植えると、ナチュラルな雰囲気もプラスできます。


雑木風におすすめの樹木はアオダモ、シマトリネコ、ハイノキ、ヤマボウシなど。


株立ちの樹形を選べば、より魅力的な雑木風ガーデンになります。清涼感のある植栽を植えて、玄関前に柔らかな木漏れ日を取り入れてみましょう。

10.玄関前ガーデニングのおすすめアイデア【アンティーク】

玄関前ガーデニングには、アンティークな雑貨類で飾るのもおすすめのアイデアです。


車輪やミルク缶などの雑貨は飾るだけで雰囲気が出るほか、ブリキ缶やアイアンなどは草花ともよくマッチして、可愛いディスプレイが完成します。


ほかにも、うさぎや鳥、天使などのオーナメントやオブジェもおすすめ。


ただし、植物が少ないと寂しげな印象になってしまうので、寄せ植えを作ったりグランドカバーでナチュラルさをアップさせたりすると、温かみのある玄関前ガーデニングになるでしょう。

まとめ

系統別に玄関前ガーデニングのおすすめアイデアを紹介しましたが、気になるテイストはありましたか?


玄関前は自由にガーデニングを楽しめる場所であり、外観の印象を左右する大切なポイントです。


上記で紹介したおすすめアイデアを参考に、素敵な玄関前ガーデニングを作ってくださいね。

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アジュガの育て方を5つのポイント別に解説!種類や増やし方も必見

庭や花壇のグランドカバー、シェードガーデンなどに最適な「アジュガ」。


今回は育て方や増やし方が簡単で、綺麗な花を咲かせてくれるアジュガについて詳しく紹介します。


これから初めてアジュガを育てる人は、育て方や増やし方のポイントをぜひ参考にしてください。

1.アジュガとは?

「アジュガとはどういった植物なの?」と、ご存知ない方のために、まずはアジュガの基本的情報と人気の種類を紹介していきます。

1-1.アジュガの基本情報

シソ科の常緑多年草であるアジュガ。


花は4月〜6月が開花時期で、白、青、紫、ピンク色の花が上に向かって咲いていきます。


葉の色は種類によって異なりますが、魅力的な葉色なのでカラーリーフとしても楽しめることがメリットです。


性質は暑さや寒さに強いものの、根の張りが浅いため乾燥には弱い傾向があります。


耐陰性が強いので日陰に植栽する方が元気に育つでしょう。


また、アジュガはランナーを伸ばして横へ広がっていく性質をもつことから、グラウンドカバーにもおすすめできます。

1-2.アジュガの種類

・チョコレートチップ

アジュガのなかではもっともポピュラーな種類です。


コンパクトにまとまる小型の品種ですが花付きがいいため、開花時期はシェードガーデンの主役として重宝します。

葉色は寒さに当たるにつれ、次第にチョコレート色へと変化し、深みのある葉色が鑑賞できます。


・バーガンディグロー

バーガンディグローは斑入りの葉が特徴的で、新芽はピンクを帯びることからトリカラーが華やか。


花が咲かない時期も十分に楽しめる種類です。カラーリーフとして寄せ植えにもおすすめ。


・ディクシーチップ

小型の品種でバーガンディグローと同じようなトリカラーの葉が印象的です。


開花期には爽やかな青紫色の花が一面に咲き誇ります。花と葉のコントラストも楽しめる美しいアジュガです。


・ダークマホガニー

シックな葉色が幻想的な雰囲気をつくりだすダークマホガニー。


深みのある花色と葉色が特徴で、庭や花壇の引き締め役としても重宝します。


・バニラチップ

バニラチップはチョコレートチップ、バーガンディグローと同様に小型の種類です。


緑の葉にバニラ色の斑が入るため、涼しげで明るい印象をもちます。


花色は青とピンクから選べるので、自分の好みに合うものが選べます。

2.アジュガの育て方

ここからはアジュガの育て方や増やし方について、ポイントごとに解説していきます。

2-1.環境

耐陰性があり乾燥にやや弱いアジュガは、半日陰〜日陰の環境で育てるのがおすすめです。


西日が強い日は葉焼けすることがあるため、日陰の場所や庭木の下草として植えるのがいいでしょう。


また、風通しが悪く、湿り気が強い場所では、病気に感染しやすくなるので、加湿にも注意が必要です。

2-2.植え付け

植え付け時期は冬と夏をのぞけばいつでも植え付けできます。


3月〜6月、9月〜10月が適期なので、この時期に植え付けると問題なく成長してくれるでしょう。


用土は排水性、通気性をよくし、保水性も兼ねた土づくりを心がけてください。

2-3.水やり

鉢植え栽培では、土の表面が乾いた時に鉢底から水が流れ出るまで水やりをします。


夏は特に水が乾きやすいので、一日に2回水やりをしなければならない日もあるでしょう。


一方、地植えでは、植え付け直後は土の表面が乾いていたり、乾燥が気になったりする時に水やりをします。


一度根付いてしまえばその後の水やりは不要です。


ただし、夏の高温期は、降雨がない日が続く時やアジュガが元気がない時に、朝か夕方の涼しい時間帯でたっぷりと水やりをしましょう。

2-4.肥料

アジュガはやせ地でも育つ草花なので、肥料を与えなくても育ちます。


もし、肥料を与えるのであれば、春の生育期に緩効性化成肥料を規定の量で与えてください。


肥料を与えすぎると肥料焼けや立ち枯れ病を引き起こすケースがあるので、あげ過ぎには注意しましょう。

2-5.増やし方

アジュガの増やし方には、種まきと株分け、挿し芽があります。


ただ、アジュガの種はほとんど流通していないので、株分けか挿し芽で増やすのが基本です。


まず、株分けでの増やし方は、ランナーから出ている子株を親株から引き離し、それから新たな場所に植え付けをします。


挿し芽での増やし方は、伸びたランナーを10cm程度の長さに切り取り、清潔な用土に挿し芽をして発根させます。


発根したあとは、庭や花壇、鉢植えなど、好きな場所に植え付けて育ててください。

3.まとめ

アジュガの育て方、増やし方などについて詳しく解説しました。


アジュガは育て方のポイントさえ押さえれば、ガーデニング初心者でも簡単に育てられる草花です。


環境が合えば植えっぱなしで何年も育つので、上記の育て方や増やし方を参考にし、綺麗な花をたくさん咲かせてみてくださいね。

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つる植物おすすめの種類10選!寄せ植えやグランドカバーにも

つる植物はフェンスに絡ませたり、花壇やコンテナから垂れさせたりと、ナチュラルなガーデニング作りに欠かせません。


こちらの記事では、つる植物おすすめの種類を10選ご紹介していきます。


寄せ植えやグランドカバーなど、さまざまなシーンで活躍するつる植物の魅力を知っていきましょう。

1.つる植物おすすめの種類10選

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今朝の庭から*・*🏡& 田んぼアート * 朝の庭には毎年こぼれ種で咲く朝顔の江戸風情が咲きました💙絞りや白やブルーの朝顔が涼しげです🎐 4枚目は今日は先輩方と沼田の方へ用事があり川場村に有る道の駅田園プラザに寄って頂きあるふれあい橋から見える田んぼアートを見てきました👀👀‼️ #朝顔 #アサガオ #江戸風情 #夏の終わり #ガーデン雑貨 #雑貨が好き #グリーンが好き #ガーデン #ガーデニング #マイガーデン #川場村#田んぼアート#ふれあい橋#川場村マスコット#マスコットキャラクター #令和#かわたん#錆び#サビサビ #つる植物

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つる植物には多くの種類があります。


育てる環境や使い方に合わせて、ぴったりのつる植物を見つけてください。

1-1.グレコマ

グレコマは耐寒性・耐暑性ともに強く、グランドカバーとしても使える多年草です。


明るい日陰にも適応するため、シェードガーデンにも植栽できます。


4月〜5月の時期には淡い紫の花が観賞できます。


ナチュラルで爽やかな色合いの葉と相まって、見る人を穏やかな気持ちにさせてくれるでしょう。

1-2.シュガーバイン

シュガーバインの葉は光沢があり、花のような形をした5枚葉が特徴です。


しなやかに伸びる枝が美しく、品のある雰囲気を演出してくれます。


シュガーバインは常緑のつる植物ですが、寒さと強い直射日光に弱いため、一般的に観葉植物として室内で育てられることが多いです。


春や気温が落ち着いた秋頃なら、屋外でも育てることが可能です。

1-3.テイカカズラ

テイカカズラは斑入りの種類や黄色く色づくオウゴンニシキなどの種類が知られています。


カラーリーフとしても使えるため、つる植物の中でも定評があります。


とても丈夫なので、放任でもよく育ち、誘引や手入れも簡単で扱いやすい植物です。


成長が早いため、フェンスに絡ませたり壁に這わせたりと、ナチュラルなガーデニング作りに役立つでしょう。

1-4.ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウは洋風の庭はもちろん、和風の庭の植栽にもぴったりなつる植物です。


暑さ寒さに強い多年草で、初心者でも簡単に育てることができるでしょう。


春には紫色の花が咲き、上品で落ち着きのある雰囲気にしてくれます。


また、つるがよく伸びるので、高いところから枝垂れされるような使い方がおすすめです。


寄せ植えや花壇のへりの部分に植え込み、柔らかな曲線を描きましょう。

1-5.ハゴロモジャスミン

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🌿 こんばんは 白い小道の真裏から 🌹 ①② #羽衣ジャスミン 30年近く前にマンションに住んでいた頃からの小さな鉢植えが地下茎で増え、 二箇所の窓に絡まって咲いています。 本体の株は抜き、 こちらは子供。 昨年は切りすぎて一花も咲かなかったけれど、今年は過去最高の花付きでした。 ③〜 ジャスミンから #白モッコウバラ へと続きます。 角を周り、 玄関の方へ到達。✨ どちらもダイナミックに咲き、 潔く終わり、 翌年に向けて体力を蓄えます。✨ 🌿 #ハゴロモジャスミン #バラ #薔薇 #マイガーデン #ガーデニング #ナチュラルガーデン #私の庭 #小さな庭 #医療従事者に感謝 #mygarden #naturalgarden #rose

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開花時の香りが格別なハゴロモジャスミン。白とピンクの花はとても可憐で、春の季節が待ち遠しくなるほど。


ハゴロモジャスミンは葉にも高い観賞価値があり、斑入りの種類は夏を清涼感たっぷりに彩ります。


花を咲かせるには一定の寒さに当てる必要がありますが、耐寒性はそれほど強くないため、冬の管理には注意が必要です。


つるを支柱に絡ませてあんどん仕立てにすると、ボリュームのある花と葉が観賞できるのでおすすめです。

1-6.ハツユキカズラ

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ハツユキカズラ🌸 緑と白とピンクがなんとも良い色合いで綺麗😍 花言葉は化粧らしいです😃確かにお化粧でおめかしした感じがあります🥰 実はこのハツユキカズラ、先日投稿した特定外来生物のオオキンケイギクの横に生えてました🤭生命力も強いんでしょうね❗️ 強さと美しさを兼ね備えた植物ですね😊 #はなすたぐらむ #花の写真を撮るのが好き #花の写真が好きな人と繋がりたい #花の名前が知りたい #花に詳しくなりたい #きれいな花 #きれいなはな #花のあるくらし #花のある暮らし #お花部隊 #写真初心者 #写真好きな人と繋がりたい #α7riii #ミラーレスのある生活 #一眼レフ #一眼レフ初心者 #一眼レフカメラ #ハツユキカズラ #はつゆきかずら #ハツユキカズラの生命力 #ハツユキカズラの花 #花言葉 #花言葉シリーズ #白い花 #しろいはな #花 #白い花が好き #つる植物 #蔓植物 #素敵

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ハツユキカズラはテイカカズラと同じ仲間のつる植物です。


白、ピンク、緑のカラーが美しく葉を飾り、見る人を魅了します。


一年を通して葉色の変化も楽しめるでしょう。


ハツユキカズラは上に向かって伸びる性質があるので、壁やフェンスに絡みながら育ちます。


丈夫なこともあり、植えっぱなしでも問題なく育てることができます。

1-7.プミラ

プミラは小さな丸みのある葉が特徴のつる植物です。


斑入りの種類は爽やかで、明るさと緑をプラスしたい場所の植栽におすすめ。


枝が四方に伸びるため、動きを出すことにもたけています。


栽培環境は日当たりを好みますが、強い直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまうので、夏は半日陰か明るい日陰で育てるようにしましょう。

1-8.ヘデラ(アイビー)

ヘデラは紅葉のような葉の形をしており、つる植物の中でも代表的な種類のひとつです。


丈夫で育てやすく、たくさんの種類があるのも人気の理由。


ただし、種類によって直射日光に弱かったり、耐寒性が低かったりと個体差があるので、苗を選ぶ時は用途に合う種類を選びましょう。


グランドカバー、寄せ植え、花壇、フェンスなど、さまざまな使用方法で活躍します。

1-9.ラミウム

柔らかな質感を持つラミウム。


シルバープランツとしても多く活用されており、紫色の花も楽しめます。


夏の日差しには弱いので、シェードガーデンのグランドカバーにおすすめ。


草花との相性が抜群なため、ハンギングバスケットやコンテナの寄せ植えなどにも適しています。


ランナーを伸ばして成長するので、さし芽をして簡単に増やすこともできるでしょう。

1-10.リシマキア

リシマキアは種類によってさまざまなカラーリーフが楽しめます。


ライムグリーンに輝く葉や、ダークカラーが人気のリシマキア・ミッドナイトなど、周囲の草花との引き締め役にもなります。


しかし、湿気や蒸れには弱いため、梅雨の時期は茶色く黒ずんでしまうことも少なくありません。


脇芽がある場所で切り戻しをすると、再び元気な葉を見せてくれるはずです。

2.まとめ

つる植物のおすすめの種類を紹介しました。


つる植物は多くの用途で使えて、ナチュラルな庭作りに役立ちます。


カラーリーフとして使えば、おしゃれで素敵な植え込みになるでしょう。


お気に入りのつる植物を見つけて、ぜひお庭に迎えてみてくださいね。

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植える前に確認! ツタを植えるときに知っておきたいポイント5つ

グランドカバーや外壁装飾でよく目にするツタ。


ツタの醸し出す独特の雰囲気を上手に活用している家を見かけると「素敵だな」と思いますよね。


見た目の美しさに惹かれてガーデニングに即活用したい方も多いかと思いますが、ツタは扱いに注意が必要な植物です。


そこで今回は、ガーデニングでツタを取り入れるときに知っておきたいポイントを5つご紹介したいと思います。

1 ツタを植えるメリット

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シカゴで見かけたオシャレな家です☺️ ・ ・ ・ #海外旅行好きな人と繋がりたい #旅行好きな人と繋がりたい #写真好きの人と繋がりたい #iwannagoback #sotouched #instavacation #wishiwasthere #misstraveling #海外旅行行きたい #海外好きと繋がりたい #風景写真が好き #綺麗な風景 #写真好きな人 #英語勉強中 #海外移住 #海外旅行大好き #海外旅行好き #海外好きな人と繋がりたい #写真すきな人と繋がりたい #風景写真を撮るのが好きな人と繋がりたい #シカゴ #ツタ #つた #オシャレな家 #家 #ivy #ivyhouse #lushgreenery #prettyhouses #house

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ツタの活用で得られるメリットは次のとおりです。
 

・外壁、庭の見た目がオシャレになる
・断熱効果で省エネにつながる
・遮音効果がある
・外壁のひび割れ防止になる


ツタの活用で一番良い効果を感じるのは、なんと言っても緑でオシャレな空間を演出できることでしょう。


表情豊かなツタを利用すると、庭や建物の雰囲気がガラッと変わります。


またツタを外壁に這わせると、外側または内側からの暑い空気を遮断できるため、暖房や冷房を今まで以上に使用する必要がなくなると同時に遮音効果も期待できます。


加えて外壁がツタで覆われていると、日光や雨風の影響が少なくなるため、外壁のひび割れ防止につながります。

2 ツタを植えるデメリット

ツタを植えるメリットと同時に、以下のデメリットもしっかり把握しておきましょう。


・生命力が旺盛なので細やかな手間が必要
・虫が発生しやすい
・外壁を傷める場合がある


ツタは生命力の強い植物です。


そのため放置しておくと、思わぬ場所まで伸びていってしまうことも。


手の届く範囲であれば問題ありませんが、高所や壁と壁などの奥まった場所まで伸びると、手入れが難しくなる場合があります。


美しいツタの景観を保つためには、成長具合の細やかなチェックが必要です。


またツタはムカデ・アリ・毛虫・ゴキブリ・スズメバチなどの虫が生息しやすい植物です。


見た目に美しく涼しげなツタですが、手入れをしないままにしておくと、換気口や窓から虫が建物内に入りやすくなってしまいます。


さらにツタは外壁のコーキングにダメージを与える、外壁の破損部分に入り込んで成長を続ける、付属の住宅設備を破損するなどの悪影響を及ぼす場合があります。


またツタの枯れ葉を放置しておくと、排水溝が詰まる可能性も出てきます。

3 ツタと上手に付き合うためには

ツタのデメリットを知ってしまうと、ガーデニングでの活用を躊躇してしまう方もいるかもしれませんね。


ツタを上手に活用するには、以下の点に気をつけましょう。


・適切な場所に植える
・トレリス、アーチ、ネットを活用


国内で流通しているツタは約400種。


もちろん種類によって、耐寒性、耐暑性、色や形など特性はさまざまです。


そのため壁面に這わせて育てるのが適したものや、グランドカバーに向いているものなど、それぞれの品種の特徴を理解したうえで利用することが大切です。


お手入れの手間を考えて外壁を利用したくないのなら、トレリス、アーチ、ネットなどを活用してみましょう。


外壁への悪影響を減らせると同時に、手の届く範囲でツタを管理できます。

4 外壁に伸びたツタの除去方法

意図せずツタが伸びてしまった場合、除去しなければ景観や外壁などにダメージが発生します。


業者に頼まずツタの除去する場合の方法は次のとおりです。


・手作業で剥ぎ取る
・除草剤で根を根絶される
・ガスバーナーやライターであぶる


不必要なツタを目の前にしたら、手で引っ張って壁から引き剥がしたくなりますよね。


若いツタであれば容易に手で剥がせますが、ある程度成長したツタの場合、力をかけて剥がすと壁に跡が残ります。


壁に残る跡の多くは「気根」と呼ばれるツタの根。


壁や木にツタが伸びてはえるのは気根があるためで、気根が壁面に残るとそこから水分を得て再び成長します。


そのため手作業でツタを除去するなら、事前にホースなどで水をまいて柔らかくしておき、鍬やハサミを利用して茎を切断しましょう。


壁面に気根が残った場合は、外壁にキズをつけないように注意しながら、ヘラで削ぐかブラシでこすりましょう。


ツタを根本から除去したいなら除草剤の利用や火で炙る方法がありますが、周りの植物や壁の塗装などの影響を考慮して注意しながらおこないましょう。

5 目にする機会の多いツタ3つ

・ナツヅタ

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ツタ(蔦)別名ナツヅタ(夏蔦)、アマヅラ(甘葛)は、本州、四国、九州に分布し、山野では樹木や岩壁を這い登って生育する、ブドウ科の蔓性落葉性藤本です。 ツタの名は、他の植物な岩などに「伝って」伸びることから名付けられ、ナツヅタという別名は、ウコギ科キヅタ(木蔦)をフユヅタ(冬蔦)と呼んだため、その対比で呼ばれました。 日本では、古来、蔦の茎から採取した樹液を煮詰めてアマヅラ(甘葛)と呼ばれる甘味料を作り、砂糖の代用品として利用したそうです。 #ツタ #蔦 #ナツヅタ #夏蔦 #筑波実験植物園 #autumnleaves #bostonivy #japanesecreeper #parthenocissustricuspidata

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コンクリートや石ばかりでなく、ガラスでも吸着して成長します。秋には紅葉する姿が見られます。生命力が強く放置していてもどんどん育つため、壁面緑化に多く使われています。

・フユヅタ

一年中緑色を保ち、ナツヅタのように紅葉はしない常緑品種です。日当たりを好みますが、日陰でも育ち乾燥に強い特徴があります。

・ヘデラ(アイビー)

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* 庭の長いアイビーをカットして•*¨*•.¸¸☆*・ くるくるっと丸めたナチュラルリースを💞 いっぱい作ったよ🌿♪ .•*¨*•.¸¸♬✧🌿 * 古いポンプの上に絡ませたり… 玄関ドアにかけたり… 自然に枯れちゃうまでの間の… 贅沢な楽しみ方♪(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜ * 今日もお庭時間楽しみまーすヾ(´︶`*)ノ♬ * 素敵な一日になりますように💞 * #アイビーリース #ロングアイビー #ヘデラ #古いポンプ #古道具のある庭 #サピサピ #緑の中の風景 #ジャンクガーデン #ナチュラルガーデン #ナチュラルリース #庭のある暮らし #mygarden #mydisplay #rustic #junkgarden #gardenlove #gardening #gardendecor #greenlife #instagarden #instagardenlovers #instadaily

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半日陰を好む常緑品種。強い日光はあまり得意とせず、特に斑入り品種は葉焼けしやすいので注意が必要です。

さいごに

ツタの栽培で注意すべき点は、成長が早いゆえに放置しておくことで引き起こすデメリットでしょう。


ただし、しっかり管理をおこなえば、美しい景観の維持や省エネなど十分なメリットを受けられます。


ツタをガーデニングに活用するさいは、今回ご紹介したような注意点に十分留意して植えてくださいね。

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雑草や空きスペース対策! 育てやすいグランドカバー5選

「庭の土が見えている場所を草花で埋めたい」
「空きスペースに何を植えてよいのかわからない」
「手間のかからないグランドカバーが欲しい」



園路や花壇、コンクリート目地など、空いているスペースを持て余していませんか?


そんなときは短期間で地表に広がるグランドカバーがおすすめです。


今回は雑草対策としても役立ち、生命力が強く育てやすいおすすめのグランドカバー5つをご紹介します。

レインボーファン

イワヒバ科イワヒバ属の常緑多年草「レインボーファン」はグランドカバーだけでなく、観葉植物やテラリウムでも使われるシダ植物。


地を這いつつ側枝を分枝しながら広がって生長するのが特徴です。


夏場の直射日光に弱いため「明るい日陰」に植えるのがおすすめ。


その名の通り7色に見えると言われる葉色は、日の光量によって変化すると言われています。


レインボーファンは湿地を好み乾燥を嫌うので、管理するうえでは土の乾燥に気をつけることが大切。


根腐れや葉が枯れてしまわないように水はけのよい土を選び、適宜水やりが必要です。


大きく生長すると高さ30センチほどになるため、こんもりとした草地が欲しい場合に使うとよいでしょう。

ポリゴナム

乾燥や暑さに強いグランドカバーをお探しなら「ポリゴナム」がおすすめです。


特徴は春から秋にかけて約1センチのピンクの花どんどん咲かせ、秋になると葉が紅葉すること。


病害虫の心配もなく、よほど乾燥しない限りは降雨のみで育ちます。


肥料を与えすぎると花が咲かなくなるので追肥は不要ですが、元肥として緩効性化成肥料を施しておきましょう。


繁殖力が旺盛なため放置しておくと他の植物のスペースまで侵入ことも。そのような場合は適宜切り戻しをして形を整えましょう。


生長スピードが遅め、あまり繁殖力を望まないのであれば葉に班が入っているポリゴナムを選びましょう。


葉の色が白・ピンク・緑と多様で秋になると紅葉するので花と一緒に葉の色の変化も楽しめます。

イワダレソウ

踏みつけに強く、雑草対策として最適な「イワダレソウ」は芝生の代わりとしても植えられる多年植物。


耐暑性、耐寒性、耐陰性に優れているためガーデニング初心者でも育てやすいのが特徴です。


イワダレソウは根を地中最大60センチほどまで伸ばし、茎が地を這うようにして生長、初夏から秋にかけて白やピンクの花を咲かせます。


雑草が生える間もなく伸びていくので雑草対策にもなり、加えて害虫が寄ってこないコンパニオンプランツとしての役割も果たします。


基本的な水やりは降雨のみで十分なうえ、特に肥料を与える必要もありません。


繁殖力が旺盛なため芝生代わりに植えるのは問題ありませんが、他の植物が近いと場所を駆逐してしまう可能性があります。


植える前には周りへの影響をよく考えてから場所選びをしましょう。

グレゴマ

別名グランドアイビーの名を持つ「グレゴマ」は、春に咲く小さな紫色の花と白の班が入った葉が特徴のシダ科の植物。


南西アジアやヨーロッパが原産国ですが、日本国内でも自生している様子が見られます。


グランドカバーとして庭植えするなら、直射日光の当たらない「日なた・半日陰」を選びましょう。


降雨のみで育ちますが乾燥を嫌うため、乾燥する季節には水やりが必要です。


土質は選ばす、肥料やりの必要がないので手間をかけず、楽に育てられます。グレゴマは放置しておいてもどんどん生長を続けますが、必要以上に増えてしまった場合はツルをカットして量を減らす必要があります。


他の場所にも植えたいなら、株分けや挿し木で簡単に増やせるので、チャレンジしてみましょう。

メキシコマンネングサ

草丈10~20センチほど伸びる「メキシコマンネングサ」は春から初夏にかけて黄色い花を咲かせる多肉植物。


鮮やかな花色に加え、明るい緑の葉色と秋の紅葉で庭に彩りを添えてくれます。


半日陰な場所でも十分育ちますが、日光の当たりが悪いと花つきが悪くなるので、日中数時間程度は日が当たる場所に植えるとよいでしょう。


屋上緑化にも活用されているメキシコマンネングサは、夏の強い直射日光が当たっても葉焼けなどの心配は全く必要ありません。


水やりは降雨のみ、多少栄養のない土質でも育つほど強い植物なので、肥料やりもほぼ必要ありません。


グランドカバーとしての栽培管理は、定期的に茎の間引きと花後の処理。


生長するにしたがって広がり密集していくので、蒸れや防ぎ風通しをよくするためにも茎の間引きは欠かさずおこないましょう。


今回ご紹介したおすすめグランドカバーはどれも生命力が強く、育てるうえでは手間がかからないのが特徴です。


そのため、繁殖力が旺盛で他の植物に悪影響を及ぼしてしまうものも含まれています。


グランドカバーを植えるときは他の植物とのスペース配分、周りの石材や木材などとの配色や雰囲気の兼ね合いを考えて選びましょう。


グランドカバーは土が見えているスペースや石やコンクリートに囲まれた無機質な雰囲気を和らげる役目も持っています。


さっそくお気に入りのグランドカバーを見つけて、素敵な庭造りを楽しんでください。

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アレンジ盛りだくさん!ハツユキカズラの育て方ポイント6つ

今回ご紹介する「ハツユキカズラ」はテイカカズラに班が入った園芸品種。


特徴は、「ピンク・白・緑・赤」と成長過程や紅葉によって変わる葉の色と、耐寒性、耐陰性に優れ病気に強いことです。


また、グランドカバー・ハンギングバスケット・寄せ植え・フェンスに絡ませるなど多様なアレンジも魅力。


今回は、植えるだけで庭の雰囲気がぐんと明るくなる「ハツユキカズラ」の特徴や育て方のポイントを6つに分けてご紹介します。

1 葉の色はどのように変化する?

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#ハツユキカズラ #ハツユキカズラの紅葉

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彩り鮮やかなハツユキカズラの葉の色は、以下のような条件によって変化します。

・濃いピンク………新芽
・白………新芽から成長したとき
・緑………白から成長して最終的に緑になる
・赤………秋から冬にかけて紅葉するとき

ハツユキカズラは葉色の変化とともに班が入るのも特徴です。


カラフルかつ優しい色合いが庭の雰囲気を華やかに彩ります。

2 好む環境・土づくり

寒さに強いハツユキカズラですが、関東以北の地域では外での冬越しが難しいため鉢植えで栽培し、冬場は家の中に入れてあげましょう。


関東以南であれば地植えをしても問題ありません。


では、ハツユキカズラの好む環境を見ていきましょう。

・日なたまたは半日陰で育てる
・夏の直射日光は葉焼けの原因になるので避ける
・あまり日光が当たらない場所は、葉に入る班や発色が期待できない
・寒い時期は寒風が当たらない場所を選ぶ


ハツユキカズラの植え付け適期は「4月上旬から7月上旬」と「9月中旬から10月下旬」の2回。


り土質を選ばない植物ですが、なるべく水はけの良い土を用意しましょう。


また、あらかじめ元肥として緩効性化成肥料を土に混ぜておいてください。

3 水やり・肥料

地植えの場合の水やりは基本的には降雨のみで大丈夫です。


日照りが続き乾燥しているようであれば、十分な量の水やりが必要です。


鉢植えで育てているなら、土の表面が乾燥しだしたら十分に水分を与えましょう。


ハツユキカズラの根は丈夫にできているので、他の植物のように根腐れを心配する必要はあまりありません。


特に水分が必要な夏場は朝と夕方の2回与えること。


水分が不足してすぐに枯れることはありませんが落葉の原因になりますので、様子をよく観察して水切れを起こさないように注意しましょう。


また、鉢植えの場合の追肥は水やり時に液体肥料を施して与えるか、春から秋の成長期(夏は除く)に置き肥(緩効性肥料)をしましょう。


水やりと同様、与えすぎて枯れることはありませんが、追肥が少なすぎると葉の発色が悪くなる場合があります。

4 剪定と植え替え

ハツユキカズラの形が崩れてきたら剪定をしましょう。


成長の鈍い冬以外であれば剪定時期は選びません。


剪定をすると新芽が出てハツユキカズラの最大の魅力である班入りの葉が楽しめます。


また、ハツユキカズラはまれに約3センチの白くて小さな花を6月ころに咲かせます。


花を期待するなら、開花期または剪定は花が咲いた後におこないましょう。


植え替え適期は植え付けと同じく「4月上旬から7月上旬」と「9月中旬から10月下旬」。


鉢の中で根詰まりをしているようであれば、一回り大きめの鉢に根鉢を崩して移し替えましょう。


根詰まりも生育や発色の不良につながるので注意が必要です。

5 増やし方

「もっとハツユキカズラを増やしたい」
そう感じたら苗を購入せずに自分で増やしてみましょう。


ハツユキカズラは「さし木」と「とり木」の2パターン。


それぞれの手順は以下の通りです。

・さし木

さし木とは「枝・根・葉」の一部を取って土に挿し、新しい植物を栽培して増やす方法です。


ハツユキカズラの「さし木」は初夏から夏(6月から8月上旬)にかけておこなうのが基本。


枝の先から5~10センチくらいの長さを切り取り、鹿沼土小粒または赤玉土小粒にさしましょう。


作業ポイントは次の通りです。

・枝は元気なものを選択
・葉は先端についている2~3枚だけを残す
・切り口は水分を吸収しやすいように斜め切りする


作業が完了してから約1~2か月経過すると根が出てきます。


秋になれば成長した苗を鉢に移し替えてください。

・とり木

とり木はさし木のように切り離して育てるのではなく「植物の枝を土に埋める・樹皮をはぎ取りミズゴケなどで水分を与える」などして初根させる方法です。


ハツユキカズラのとり木は5~6月が適期。


伸びたツルの一部に土をかぶせておくと節から根が出てきます。


発根が確認できたら根の下から切り、鉢や地面に植え替えましょう。

6 かかりやすい病害虫

ハツユキカズラは基本的に強い植物なので特に注意する病気はありません。


害虫で気を付けるのはカイガラムシやアブラムシ。


葉や枝が込み合って風通しの悪い環境で発生しやすくなるので、適度な剪定と密集して栽培しないことが大切です。


害虫は見つけ次第薬剤などを利用して駆除しましょう。


ハツユキカズラはガーデニング初心者でも失敗することなく育てられる植物です。


きれいに葉が発色すれば、花を植えなくても十分に明るい庭づくりができます。


苗はホームセンターや園芸店で安価で販売されているので、是非一度栽培に挑戦してみてください。

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和風なシェードガーデン作りにおすすめしたい植物8選

光があまり差し込まないような日陰や半日陰の場所にも、耐陰性のある植物を植えればしっかりと育ちます。
今回は日本庭園のような雰囲気作りができる植物を8選ご紹介しますので、和風なシェードガーデン作りの参考にしてみてくださいね。

1.ヤマアジサイ

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. 今日こそは、DIYの仕上げをしようと思ってるのに、なんだかお天気があやしい。 オープンガーデン前の準備で忙しい時に、お天気に翻弄されています。 picは大好きな山紫陽花の『九重凛華』奥のは『マルルー』 先月山紫陽花を大人買いして、階段庭のいちばん上にポットのまま置いてありますが、やはり、山紫陽花は直射日光が苦手のようで、ここに置いたものは花びらが焼けずにきれいなままですね。 階段庭山紫陽花化計画、ますます進行中です😊 早めに定着場所を決めてあげないとね。 . #ガーデニング好きな人と繋がりたい #mygardentoday #植物のある暮らし #gardeners #gardening #山紫陽花#ヤマアジサイ#階段庭 #gardenstagram #宿根草の庭

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日本では自生しているヤマアジサイ。
山林や川沿いなどで、見かける機会があるのではないでしょうか?
アジサイよりも可憐で儚げな花姿をしています。
耐陰性があり、湿気にも強いため、シェードガーデンには特におすすめしたい花木です。
ヤマアジサイは花が終わった後、そのまま花が残ってしまうので、花がら摘みを行いましょう。
また、ヤマアジサイをコンパクトに仕立てるためには、剪定が必要です。
上手に育てれば、梅雨の時期のシェードガーデンを、ヤマアジサイが明るく彩ってくれるでしょう。

2.タマリュウ

リュウノヒゲよりもコンパクトな葉が特徴のタマリュウも、シェードガーデン向きの植物です。
タマリュウはどんな環境にも適応してくれる優秀な多年草で、グランドカバーとしても使われています
花が終わった後は青色の実をつけるので、それもまた観賞価値があります。
株分けをして簡単に増やすことができるのも魅力のひとつ。
シェードガーデンの前方や、植物との隙間をタマリュウでナチュラルに植え込んでみましょう。

3.フッキソウ

葉は硬く光沢があり、常緑なので通年を通して葉を鑑賞することができるフッキソウ。
こちらも日本では自生している植物で、山林で群生していることもあります。
地下茎を伸ばし、横にどんどん広がっていくため、シェードガーデンの土を覆い隠してくれる役割を果たします。
育てやすく手のかからないフッキソウは、ガーデニング初心者にもおすすめしたい植物でもあります。
病気や害虫の被害にあうことも少ないため、丈夫で強健に育ちます。

4.セキショウ

日本庭園ではよく植栽されているセキショウ。
細長い葉が風に吹かれる様子がとても涼しげで優雅な佇まいをしています。
セキショウは湿気がある場所を好むので、シェードガーデンには最適です。
セキショウのようなグラス類のリーフプランツは、ひとつ植え込んでおくだけでガーデンがセンスよく決まります。
全体に動きが出るので、和風のシェードガーデンにセキショウをぜひ植えてみましょう。

5.クリスマスローズ

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こんばんは🌃 · 今夜から雨が続くらしいのでこの姿を📸 · ピンクのダブルなんちゃら…と名前は忘れましたが何年も我が家の春の庭を飾ってくれてるクリローさんです❣️ · 可愛いくて大好き🍀🌸🌱🌿🌱🌸🍀☘️ · · #クリスマスローズ #春の庭 #グリーンのある暮らし #花の好きな人と繋がりたい #ガーデニング初心者 #花撮り人 #植物のある暮らし #緑のある暮らし #meiko_flora_member #favv_flowers #庭のある暮らし #宿根草の庭 #ナチュラルガーデン #花のある暮らし #バラの庭 #ガーデン雑貨 #ガーデニング #マイガーデン #薔薇 #バラ #花 #植物 #gardening #gardeningisfun #gardeninglife #lerfgarden #rose #gardens #gardenlife

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やせ地で簡単に育つクリスマスローズは、耐陰性も抜群です。
シェードガーデンのような花が咲きにくい環境下であっても、クリスマスローズはしっかり花をつけてくれ、開花期が長いのもまた嬉しいポイントです。
品種改良により、さまざまな花色や咲き方をしたクリスマスローズが出回っているので、きっと気にいるものがあるでしょう。
うつむくように咲く可愛らしいクリスマスローズの花を、シェードガーデンに迎えてみてはいかがでしょうか?

6.キボウシ

キボウシはホスタとも呼ばれ、葉を主に楽しむリーフプランツです。
冬には地上部を枯らしますが、多年草なので春の時期に再び新しい新芽が芽吹くでしょう。
白い斑入りのタイプのキボウシは、シェードガーデンをパッと明るくしてくれるカラーリーフとしても役立ちます。
丈夫に育ち、耐陰性もあるため、和風なシェードガーデンで重宝するでしょう。
キボウシは比較的コンパクトに成長するので、他の植物の生長を妨げることが少ないのもおすすめしたいポイントです。

7.ヤブラン

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今更 コンタクトデビューしたくて*・゜゚・*:.。..。.:*・ 眼科へ アラフィフ初めてのコンタクトは 想像以上に難しかった😢💦 入れてもらって 取ってもらって 終了😢 何度やっても自分で 取れなかった💦 ・ ・ 生々しいのは 嫌いだから 自分の目をしっかり見るのも 苦手💦 しかも〜コンタクトちゅるんちゅるん💦 何度でも練習に来てくださいね♫ って 言ってもらったけど 出来る気がしない初日😑 無理かなぁ🤔 ・ ・ #ヤブラン #雑木の庭 #庭のある暮らし #日々のこと #garden #gardenlife #ガーデニング #暮らしを楽しむ

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スラーっと伸びた細長い葉が特徴のヤブラン。
適応力ば高くさまざまな場所で栽培することが可能な多年草です。
ヤブランは葉のシルエットが美しく、長く伸びたピンク色の花もまた綺麗です。
一度植え付けてしまえば特に手入れをしなくても育つため、丈夫で育てやすいといったメリットがあります。
和風のシェードガーデンに植え付ければ、日本の風情を感じさせてくれるでしょう。

8.シラン

シランはランの一種であり、日本で自生している山野草です。
5月〜6月あたりには、葉の間から穂を伸ばして花をつけるでしょう。
シランは日向で育てた方が花付きがよくなりますが、半日陰でも栽培することが可能です。
紫や白の花色があり、葉はヤブランより太めの長い葉をつけます。
シランは和風なガーデンにはよく似合い、日本の環境にとても合っているので、育てやすい植物のひとつです。
シェードガーデンにぜひ植え付けてみてくださいね。

9.まとめ

日本の山林を思わせるような和風なシェードガーデンには、自生しているような植物を植え込んでいくとナチュラルになります。
グランドカバーにはフッキソウやタマリュウがおすすめ。
花はヤマアジサイ、クリスマスローズ、シランなどを植えれば可愛らしくなります。
ヤブランやセキショウといったグラス類を植え込んでいくと、シェードガーデン全体がセンスよくおしゃれな雰囲気になります。
カラーリーフで明るくするにはキボウシが耐陰性が高いのでイチオシですよ。
今回ご紹介した植物を和風なシェードガーデン作りの参考にしてみてはいかがでしょうか?

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