ポインセチアを上手に育てる3つのコツ!短日処理の仕方もご紹介

クリスマスシーズンに大人気のポインセチア。

赤と緑色のコントラストがクリスマスのインテリアにぴったりですよね。
赤以外にも、ピンクや白、黄色などの色味も綺麗です。

しかし、そんなポインセチアをせっかく買ってきたのに、枯らしてしまったというケースを多く耳にします。

こちらの記事では、枯らさないポインセチアの上手な育て方や、翌年も綺麗な葉を楽しめる短日処理の仕方を解説していきます。

1.ポインセチアの育て方〜上手に育てる3つのコツ〜

ポインセチアを上手に育てるには、3つのポイントがあります。

まずは、ポインセチアが好む環境を知り、室内での適切な置き場所を探してみてください。

次に、毎日の水やりのコツについて紹介するので、水やりのし過ぎで枯らしてしまうことのないよう、タイミングを覚えましょう。

そして、毎日の手入れの仕方についてをご紹介していきます。

1-1.環境

ポインセチアがもっとも多く売り場に並ぶのは、クリスマス時期である12月。
冬に百貨店やスーパーで見かけることが多いため、なんとなく寒さに強いと思われがちですが、実のところ、寒さには弱く、枯れてしまうこともあります。
そのため、室内のあたたかい場所で育てることが大切です。

ポインセチアが生育するのに、最低でも10度は必要と言われています。
室温が10度を下回る場合には、エアコンや暖房器具を使い、室温を上げることが必要になります。
夜、エアコンや暖房器具の電源をオフにしてしまうと、そのまま冷え込み、弱ってしまうので、夜の間も室温を10度以上になるようにキープしてください。

窓際はあたたかい日差しが差し込むため、ポインセチアにとってはベストな置き場所です。
日中の間は、なるべく窓際に置き、光合成をさせてあげるといいでしょう。
しかし、窓際は日が落ちるにつれて、徐々に冷え込んでいきます。
夕方から朝方にかけては、窓際に置かないようにし、適宜置き場所を変えてあげるようにしましょう。

春になり、気温があたたかくなってきたら、ポインセチアを屋外で育てることをおすすめします。
室内よりもしっかり日光に当たるので、健康的に育てることができますよ。

ただし、夏場の直射日光は強すぎて葉やけを起こしてしまうことがあります。
夏場は半日陰で育てるようにするといいでしょう。

1-2.水やり

ポインセチアの水やりの仕方は、土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るまで与えるのが基本です。

しかし、実際のところ、生育場所や気温、時期などによって、水やりのタイミングは変わってきます。
ポインセチアの様子を毎日観察することで、適切な水やりのタイミングを探っていくことも大切ですよ。

冬の時期は水が乾きにくく、根腐れをしやすいため、土の表面が乾き、数日経過してからがベストな水やりです。
常に土が湿った状態にあると、根から酸素を吸収できず、ポインセチアが弱ってしまいます。
カビが生えて枯れてしまうこともあるので気をつけましょう。
乾かし気味に育てることが、上手に育てるコツですよ。

中には、エアコンや暖房器具でポインセチアが極端に乾燥してしまうケースもあります。
定期的に葉水をかけて、乾燥を防止しましょう。

1-3.手入れ

定期的な手入れを行うことで、ポインセチアを常に綺麗な状態で鑑賞することができます。
まずは、普段の手入れについて紹介していきましょう。

室内で育てていると、葉にホコリが積もっていき、見た目が悪くなってしまったり、光合成が妨げられてしまったりするリスクがあります。
濡れた雑巾を使って、葉の汚れを落とし、綺麗にホコリを拭き取ってあげましょう。
葉水をかけてあげるのも効果的ですよ。

また、葉の裏側や茎などをよくチェックし、害虫被害や病気にかかっていないかを早期発見してあげることも大切です。

そして、春の時期になったら、1年に1回の手入れを行いましょう
切り戻し植え替えを行い、新しい葉や根の発根を促します。

切り戻しは全体の半分くらいの高さまで、ハサミを使って剪定していきます。
この時、必ず茎に一枚でも葉が残るように注意してくださいね。

次に、植え替えも同時に行います。
一回り大きい鉢を用意し、新しい用土を使って植え替えをしてください。
根を少しほぐして、古い土を落としてあげるといいでしょう。

最後に、たっぷり水やりをしてあげるのを忘れないでくださいね。

2.ポインセチアの短日処理の仕方

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❇︎ 剪定したポインセチア‼️ここまで成長しました🎄 いい感じに枝が増えてボリュームが出ましたねー😆   これはこのまま置いておいても、ただのグリーンなのですが、やっぱクリスマス🤶に向けて赤くしないと面白くない!ちゅうことで、今年は短日処理にチャレンジ。九月も半ば!もうやらにゃならんわ、という事で、ダンボールを用意しました👌   ポインセチアは日照時間が短くならないと花芽をつけないんですね。花芽つけると、周りの苞(葉)が 色づいてきます。   暗い時間が12時間以上の日が1カ月半くらい継続しないといけません。蛍光灯の光も、昼だと勘違いしてしまうので、ダンボールの隙間から光が入らないようにしましょう。  そして、失敗すると、リセットされますからシビアです😂   普通の人は、赤くなったのを買うよね、こんな事をするのは変人だけだわ(笑)    明日から、夕方17時ごろに箱庭入れて、朝7時に箱から出して日に当てる!生活を始めます‼️    #ポインセチア #短日処理 #花のある暮らし  #クリスマス #冬の花 #観葉植物 #flower #flowers🌸

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ポインセチアが綺麗に色づくためには、短日処理という方法が必要になってきます。

実は、ポインセチアやアサガオ、コスモス、キクなどの短日植物は、日が短くなるにつれて、花芽が形成される草花。
室内でポインセチアを育てていると、部屋が電気で常に明るい状態になってしまいますよね。
この場合、冬になってもポインセチアが色づかないといった残念なケースに。

ここからはポインセチアの短日処理の仕方について、詳しく解説していきましょう。

2-1.短日処理の開始時期

ポインセチアの短日処理は、9月〜11月ごろから開始しましょう。
屋外で育てている方は、外気温が10度を下回る前に室内へ取り込み、短日処理を行うようにしてください。

約2ヶ月間は短日処理を続けていくので、12月のクリスマスシーズンに間に合わせたい方は、9月下旬頃からスタートさせるといいかもしれませんよ。

2-2.短日処理の仕方

ポインセチアを覆い被せられる大きさのダンボールを用意します。
日に当たる時間を10時間以内することが大切なので、夕方の5時頃からスッポリとダンボールで覆ってください。
電気の光が入り込まないようにするのがポイントです。
そして、朝の8時頃になったらダンボールを取り外します。
これを2ヶ月間、毎日行っていくと、ポインセチアが自然と色づいていくでしょう。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?

ポインセチアは、適切な生育環境の中で、水やりのコツ押さえ、手入れを行うことで、上手に育てることができます。
冬越しができたなら、再び綺麗に色づくよう、上記の短日処理の仕方を参考にしてみてください。

ポインセチアを上手に育て、今年のクリスマスも室内を明るく彩りましょう!

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秋植え球根の準備をしよう!植えるポイントとおすすめ5選をご紹介

春に植えた種や苗が、ベランダや庭で華やかな姿を見せる秋の季節。
ガーデニングの手入れも一息つきたいところですが、来春にむけて秋植え球根の計画を立ててみませんか?

一口に「秋植え」といっても、花の種類によって植え付けのポイントは異なるもの。

今回は、秋植え球根の選び方やおすすめ植物の特徴などについてご紹介しましょう。

球根を選ぶポイントは3つ

園芸店やホームセンターなどでたくさん並べられた球根を目にしたとき、どれを選べば良いか迷ってしまいませんか?
良い球根を選ぶポイントは以下の3つです。

・大きさと重量がある
・分球していない
・傷がなくツヤ・張りがある

鮮度の良くない球根は縮んでしまっている場合があります。
また、見た目にきれいでも小さな球根は花を咲かせない可能性があるので注意しましょう。
購入後は風通しの良い涼しい場所で保管してください。

ラナンキュラス

バラのようにいくつもの花弁が重なった姿が、優しい雰囲気を醸し出すラナンキュラス。
地植えや鉢植えでの栽培はもちろん、近年では結婚式に使われるブーケの素材としても人気です。

開花時期は3~5月。
植え付け適期は気温が15度以下を目安にしましょう。
ラナンキュラスの球根は最初から土の中に入れると、急激に水分を吸い取ってしまい、腐敗することがあります。
そのため、植える前に吸水処理を必ず施すのが鉄則です。
湿気を含んだバーミキュライトの上に球根を置き(芽は下・上部は空気にさらす)、ゆっくりと水分を吸収させましょう。
球根がふっくらしたのが確認できてから、用土に植え付けてくださいね。

クロッカス

「春の訪れを告げる花」の代表格とされるクロッカス。
ガーデニング初心者にも育てやすい花として、昔から不動の人気を誇っています。
開花時期は早く、暖かい地域だと2月頃から花を咲かせた姿を見ることが可能。他の植物よりも開花時期が早いので、球根も9月下旬~10月の秋植えの中では早い時期に済ませましょう。

クロッカスは春の花後、夏に入ると休眠します。
翌年の春も花を咲かせたいなら、花と茎が枯れたのを確認してから土の中から球根を取りだしましょう。
掘り出した球根はしっかりと乾燥させ、秋植えの時期がきたら活用してくださいね。

スイセン

スイセンは1万以上の品種が存在する多年草
花や草の形、花色から大きく12系統に分類され、開花時期も11月中に咲く品種や、春になってから咲く品種などさまざまです。
年内に花を咲かせるスイセンなら9月下旬から1ヶ月間内に植え付けを完了させましょう。

基本的にスイセンは、花後の球根の掘り上げが不要。
特に地植えの場合は3~4年そのままにしておいても、翌春には再び花を咲かせます。
鉢でスイセンを楽しむなら、記述のラナンキュラスなどと一緒の鉢に植え、開花時期を考えながら寄せ植えにするのも楽しむ方法の一つ。
ただし、株間が狭く植物同士が密着すると病害虫の発生の原因になるので、スペースには余裕を持たせて植えましょう。

ハナニラ

可憐な雰囲気と星のような花の形が特徴的なハナニラは、4月頃に開花時期を迎える多年草。
草丈は20~30センチと低く、名前の通り葉をちぎったり、球根を手で擦ったりするとニラのような香りを放ちます。一番の特徴は力強い生命力。
踏みつけに強く、特に地植とニラのような香りを放ちます。

一番の特徴は力強い生命力
踏みつけに強く、特に地植えの場合は一度植えたら自然と増殖するので、栽培管理に手間がかかりません。
球根の植え付け適期は9~10月
スイセンのように一度土の中に埋めた後は、球根を掘り起こす必要はありません。

ハナニラを増やしたい場合は、土の中から球根を取り出して分球し、良質な球根を新たな場所に植えるとよいでしょう。

ムスカリ

小さな房が密集した姿が特徴的なムスカリ。
ラベンダーのような濃い青紫色が代表的ですが、白・黄・ピンク・など品種によって花色も豊富です。
群生させてグランドカバーにしたり、花壇のワンポイント素材として植えたりと、使える用途もさまざま

球根の植え付けは秋植えの中でも遅めの10月下旬から11月におこなうのがポイントです。
理由はあまり早い時期に植え付けると、先に葉ばかりが伸び、開花時期には伸びすぎた葉が垂れ、見た目が悪くなるから。
1度植えた球根は植えっぱなしにしても良しとされていますが、見栄えの良いのムスカリを育てるなら、球根は毎年花後の6月頃に掘り上げて分球し、適期に植え付けましょう。

今回ご紹介したどの種類の球根も、冬の寒さにしっかりとあてることが翌春の花の生長につながります。

花芽を出すためには、水やりを忘れずに。
タイミングは、鉢植え球根の場合は土の表面が乾燥したのを確認してから、地植えの場合は乾燥した日が続くようであれば比較的暖かい日を選んで水分を与えましょう。
秋の段階でガーデニングスペースに余裕がない場合は、ポットなどで芽が出るまで育成し、その後適切な場所に植え付けても構いません。

余裕があれば、秋植え球根で来年のガーデニング計画を考えてみてくださいね。

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晩秋まで咲く!開花期の長い花6選!簡単に育てられる花を植えよう

9月に入り、まだまだ暑さは続きますが、暦の上では秋の季節になりました。

庭や花壇、鉢に植える花は、残暑に耐え、晩秋まで咲き続ける花がおすすめです。

こちらの記事では、開花期が長く、晩秋まで簡単に育てられる花6選をご紹介していきましょう。

1.ガウラ

まるで蝶のような花が咲くガウラ。長い茎に次々と花をつけ、風に揺れる様子はとても可憐です。
白やピンクの花色で、花壇や庭、鉢植えにしても綺麗に映える花です。

ガウラは開花期が5月頃から晩秋までと長く、耐暑性・耐寒性ともに強いことから、ガーデニング初心者でも簡単に育てることができます。
多年草なので数年に渡り、花を楽しむこともできるので、植え付ける前に植栽計画をしっかり立てておくといいでしょう。

開花期の長い花を鉢植えで育てる場合には、肥料切れをさせないことが花を長く咲かせるコツです。
鉢の中では養分が水で流出したり、養分が根から吸収されて失われやすくなったりするため、定期的に追肥をしましょう。
ゆっくりと長く効く緩効性肥料を2ヶ月に一度与えてください。
花付きや葉色が悪くなってきた場合には、速効性のある液体肥料を希釈して与えるといいでしょう。
ガウラを地植えしている場合には、ほとんど肥料は必要ありませんが、生育期に緩効性肥料を施すと、生長がよくなります。

2.バコパ(ステラ)

小さな可愛い白やピンク、紫の花をつけるバコパ。
学名は「Sutera」なので、ステラとも呼ばれ、親しまれています。
横や下に垂れていくように生長するので、鉢植えの縁を隠すように植えたり、ハンギングバスケットの隙間を覆ったりするような役目で植えられることが多いです。
中には、立ち上がるように生長するタイプもあるので、植える場所によって、生長の仕方を考慮するようにしましょう。

バコパは開花期がとても長く、夏の高温期には少し花が休まることがありますが、ほとんど一年を通して咲き続けます
簡単な剪定や手入れで、形良くまとまるので、寄せ植えやハンギングバスケットには、特におすすめです。
カラーリーフや一年草と合わせて、素敵な寄せ植えを作りましょう。

晩秋まで花が咲き続けますが、霜や強い凍結に合わなければ、戸外で越冬も可能です。
多年草は数年間育てられることが最大の魅力なので、ぜひ、晩秋の時期に冬越し対策をして、バコパの花を翌年も開花させてみてはいかがでしょうか?

3.ペンタス

ペンタスは、星のような形の小さな花が密集して咲く花です。
春から晩秋までと、開花期が長いのも特徴です。
白やピンク、赤や薄紫色などの花色があり、淡い色合いでまとめると、優しい雰囲気が楽しめます。

夏の暑さにはとても強いので、残暑が厳しい9月の時期も気にせず育ちます。
花が咲き終わったら摘み取ってあげると、次の花が開花しやすくなりますよ。液体肥料を7日〜10日
に一度、希釈したものを与え、しっかりと日光に当てて育てます。
そうすると、開花が促進され、絶え間なく花を咲かせてくれるでしょう。

晩秋までは花が楽しめますが、気温が5度を下回ると萎れて枯れてしまいます。晩秋まで十分に鑑賞したら鉢上げをし、全体を切り戻して室内に取り込むと、簡単に冬越しができますよ。

4.ランタナ

ランタナは暑さにとても強く、夏の花といったイメージですが、秋にもまだまだ花をたくさん咲かせてくれます。
手入れをしなくてもよく育ち、生育が旺盛なので、庭や花壇に植えるのもおすすめです。

秋に植えるなら、オレンジや黄色の秋らしい色合いのものを選ぶといいでしょう。
反対色の紫色の花を一緒に植えれば、ランタナが引き立ち、ハロウィン向けの花壇にもなりますよね。

また、ランタナは低木なので、病害虫の被害が少なく、丈夫に育ってくれるのもガーデニング初心者には嬉しいメリット。
ただ、冬の寒さは苦手です。

しかし、軒下の霜が降りない場所に移動するだけで、簡単に冬越しができたという声を多く耳にするので、秋までの鑑賞期間をすぎたら、冬越しにもチャレンジしてみるといいかもしれませんよ。

5.ベゴニア・センパフローレンス

ベゴニア・センパフローレンスは、春から秋にかけて、開花期がとても長く、馴染みのある花の種類です。
よく公園や公共施設に植栽されているのを見かけますよね。
以前は一重のベゴニア・センパフローレンスが一般的でしたが、品種改良により、八重咲きのベゴニア・センパフローレンスもボリュームがあり、人気が高まっています。

自分好みの花色で選ぶのもいいですし、銅葉を選び、カラーリーフとして使うのもおすすめ。
緑葉と銅葉の組み合わせて、奥行きを出すことも可能です。大きく生長するので、庭や花壇に間隔を空けて、ゆったりと植え込みましょう。

育て方の注意点としては、夏場の強い直射日光で葉焼けを起こしてしまうケースがあります。
秋から育てる場合、まだまだ日差しが強い日もあるので、半日陰で育てるようにするといいでしょう。
寒さに弱い一年草なので、晩秋まで存分に花を楽しんでくださいね。

6.アメリカンブルー

青い花色が目をひくアメリカンブルー。
しなやかに伸びる茎や柔らかな質感が印象的です。
開花期が長く、春頃から霜の降りる晩秋まで、青い花を咲かせてくれます。
花壇や庭に植えるのも素敵ですが、白い鉢に植えると、青い色味が引き立ち、より爽やかなアメリカンブルーを鑑賞できます。

鉢植えの水やりは、基本的に土の表面が乾いてから行います。
しかし、アメリカンブルーの場合、加湿を嫌うので、鉢を持ってみて軽くなってきたなと感じたら、水やりをするといいでしょう。
乾燥気味に育てるのがアメリカンブルーを育てるコツです。

寒さは苦手なので、冬場は室内に取り込むか、一年草と割り切って育てましょう。
暖地なら、戸外での越冬も可能です。
秋の時期がすぎたら、マルチングを施し、軒下に移動させて霜よけ等で冬越し対策をしてくださいね。

7.まとめ

今回は、晩秋まで咲く、開花期の長い花をご紹介しました。

どれも簡単に育てられる花ばかりなので、ぜひ庭や花壇、鉢に植えて、晩秋まで育ててみてくださいね。

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観葉植物の育て方や日頃のお手入れ方法2選~後半編~

今回は、以前にご紹介した観葉植物の育て方や日頃のお手入れ方法の「後半編」です。

室内で育てている観葉植物を元気に保つための「肥料やり・植え替え」のポイントついてご紹介します。

是非参考にしてくださいね。

肥料やり

観葉植物の健康状態を良好に保つためには、定期的な肥料やりが必要です。
肥料やりは、土の中にある養分だけでは足りないときの「栄養サポート」の役目をします。

肥料にふくまれる成分は「茎や葉を元気にする窒素(N)・実や花に活力を与えるリン酸(P)・根や茎を元気にするカリウム(K)」の3要素です。
肥料を与えるのは「茎が細く元気がない・葉がきれいな緑色をしていない・花を咲かせたい」と感じたとき。

与える時期は気温の高い7~8月、生長の乏しい12~2月は避けるようにしてください。
商品によって適切な分量が異なりますので、注意書きをよく読んでおきましょう。

・有機肥料と無機肥料の違い

知識がないと店頭で肥料を購入するとき、どれを選べば良いのか迷ってしまいますね。
観葉植物に与える肥料は「無機肥料」を選択しましょう。
有機肥料は鶏糞や油かすなどの天然素材を利用してつくられたもので、窒素・リン・カリウムの配合比率があまりはっきりしていません。

一方、無機肥料は3つの成分の配合を計算してバランス良く作られているので、観葉植物の肥料としては適しています。
無機肥料のパッケージには「8-8-8」「16-16-16」などの数字が記載されていますが、これらは要素の成分濃度を表す数字で「数字が大きいほど濃度が高い」ということを表しています。

小さな観葉植物に高濃度の肥料を与えると負担になります。
そのため、小さな鉢におさまっている観葉植物には「5-5-5」程度の肥料、大型の観葉植物には「12-12-12」くらいの肥料を与えるとよいでしょう。

・固形肥料と液体肥料の違い

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固形肥料と液体肥料の一番の違いは効き目の早さ。
固形肥料は土の上に置くと水分によって成分がゆっくりと溶け出すので、数ヶ月または数年と長い時間をかけて効果を発揮するのが特徴です。

一方液体肥料は、そのまま与えるストレートタイプや希釈して水やりのときに一緒に与えるので、速効性が期待できます。
ただし、効き目は長くても10日程度と考えておきましょう。
固形肥料を使用するときに注意する点は、根から離れた場所(鉢のきわに沿って)に置くことです。

固形肥料が直接根に触れると「肥料やけ」をおこす場合があります。
小さな鉢で育てているなら、直接触れても肥料やけを起こさないタイプの固形肥料を使うと安心です。

・活力剤は肥料とは違う

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カポックが大きくなりすぎて 剪定した枝をメネデールの100倍に薄めたの水で 育てます(♥Ü♥)↑↑ 気がつくと 根が👀 2枚目を見てください✨ こんなに立派に根が出ます お家の中で育ててる 観葉植物み〰︎んな 土が乾くとメネデールを薄めた水をあげます まさに #芽と根が出る です✩︎✩︎✩︎ 愛用して10年 今では手放せません👍 家のあちこちに #メネデール が置いてありますよ #活力剤 #メネデール好き #カポック #観葉植物 #観葉植物のある暮らし #観葉植物のある生活 #グリーン #植物 #植物のある暮らし #メネデール

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活力剤は「土に挿す・希釈して与える・直接スプレーする」など、さまざまなタイプが販売されています。

「植物を元気にする」という点において肥料と混合されがちですが、活力剤はその名の通り観葉植物に活力を与えるためのものであって、基本的には肥料成分が入っていません。

使用するときは記述の肥料をしっかりと与えた上で、補助的な役割として活力剤を利用するとよりよい効果が期待できます。

植え替え

観葉植物が根詰まりを起こさないためには、定期的な「植え替え」が必要です。観葉植物が生長するにつれて、鉢の中では根が広がっていきます。

鉢に対して根の分量が大きくなると、土の栄養が不足したり、酸欠になったりして十分な養分が植物に行き渡らなくなります。
植物の生長具合によって異なりますが、植え替えをする間隔は約1~2年間。

「観葉植物に対して鉢が小さいと感じる・鉢底穴から根が出ている・水やりをしても土に染みこまない」などの兆候が見られたときは、新しい鉢に移動させてあげましょう。

・植え替えの適期

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我が家のウンベラータ、 成長してるように見えたけど、葉っぱが元気がない😂 前からやろうやろうと思いまだできてなかった植え替え、やっとやりました。 1人じゃ無理なので旦那さんと一緒に。 昨日外へ出していたら葉焼けもしてしまってた😭 植え替え終わり、水をたっぷりあげて、葉っぱを全部拭き、テラスに出してパラソルを広げて直射日光当たらないようにして、最後にメネデールをやりました。 ここからなんとか復活してほしい〜‼️‼️‼ 後ろにあるのは#ユーカリグニー #アジアンタム #サニーレタス #ユーカリグニーは植え替え後元気になりました ️ #ウンベラータ #植え替え #葉焼け #水やり #肥料やり #メネデール #元気を取り戻してほしい #覚書

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観葉植物の植え替え適期は5~9月。寒い時期の植え替えはストレスとなり、観葉植物が弱る原因になるので避けてください。

新しい鉢を用意するなら、今使っている鉢よりも1~2まわり大きなものを用意し、古い土は決して使わず必ず新しいものを用意しておきましょう。
ホームセンターなどでは肥料が入った観葉植物用の土が販売されていますので、利用すると便利ですよ。

・植え替え手順

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冬の植え替えは、根がパンパンになった植物の応急処置として行っても大丈夫です。。 店内のモンステラも根がパンパンでガチガチでした。 植え替えをしたのでご参考にどうぞ。(他の植物でも基本は同じようなやり方です。) ※flowershop315では、手数料¥500+使用する資材代で植え替えサービスを行っております。 「植え替え手順」 ①鉢から取り出す。 ②根を傷つけないようにほぐしてあげる(長めの根やヒョロヒョロした根をカットしてOK) ③一回り大きめな鉢を用意します。 軽石、土の順で鉢の1/4程度あたりまで入れます。 ④②でほぐした植物苗を入れます。(鉢の上から2、3cm下に苗がくるようにする) ⑤苗の回りに新しい土を入れます。この時、根を傷つけないように棒や割箸などで土を何度かさしていきます。(これによって鉢底や隙間に土がまんべんなく行き渡ります。) ⑥最後にたっぷり水をあげ、新しい土に水分を含ませる事と水はけが出来ているか確認します。(翌日の朝ももう一度たっぷりとあげてください) #植え替え#植え替え手順#植え替えのタイミング#植え替えサービス#花屋#フラワーショップ#フラワーショップ315#flowershop#flowershop315#池袋#西池袋

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古い鉢から観葉植物を抜き取るときは、必ず根元を持っておこないます。
鉢から出た観葉植物の根の周りについている土は3分の1程度手で払って落としましょう。

新しい鉢には、鉢底ネット・鉢底石・少量の土を入れ、観葉植物を入れて高さを調節しながら、根の周りにまんべんなく土が行き渡るように、残りの土を入れていきましょう。
この時、決して鉢の上部まで土を入れたりはせずに、必ず3センチ位の「ウォータースペース」を確保してください。

植え替えが終了したら十分に水やりをして終了です。植え替え後は株が弱っているので、2週間程度は肥料を与えず、水やりを控え目にし(葉水はこまめに与える)、直射日光の当たらない明るい日なたに置いて休ませてあげましょう。

観葉植物の日頃のお手入れは、毎日様子を見ながらおこないましょう。

肥料の与えすぎは「肥料やけ」の原因になったり、大きすぎる鉢への植え替えは必要以上の水分が与えられて「根腐れ」の原因になったりします。

観葉植物が元気に生長するために、日ごろの健康状態や生長具合をよく考慮して適切なお世話をしてくださいね。

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夏の暑さで草花に元気がない?やってみよう!5つの夏越し対策

外は暑くて、なかなか庭仕事ができないという方が多いと思います。

しかし、夏の暑さは、草花にとっても厳しい時期。
葉が直射日光に当たって葉焼けを起こしたり、草花が水切れを起こして枯れてしまったりしていませんか?

今回は、夏の暑さで草花に元気がない時に、やって頂きたい夏越し対策の仕方をご紹介します。

1.日陰に移動

鉢植えにしてある草花で、葉が茶色くなってしまったり、葉が落ちたりしているものは、暑さにやられてしまっている可能性があります。
このような症状に陥っている草花は、すぐに直射日光が当たらない日陰に移動させましょう。

耐暑性がある草花であっても、夏の強い直射日光によって、葉焼けをしてしまうことがあります。
しばらくの間、日陰で養生させ、草花に元気が戻ってきた頃に、ちょっとずつ日光に慣らしていくようにすることをおすすめします。

地植えしてある草花は、移動が難しいので日よけ対策をしましょう
直射日光を遮れるような大きい植物を近くに置いたり、遮光ネットを利用したりして、日よけをしてください。

庭や花壇が西日が当たる場所にあると、暑さで草花が、特にダメージを受けやすいです。
西日が当たる花壇には、直射日光でも平気な草花を植えるよう、あらかじめ植栽計画を立てておきましょう。

2.水やりの回数を増やす

夏越しをさせるには、水やりが重要なポイントです。

特に、鉢植えは水が乾きやすく、草花が水切れ起こして枯れてしまうことが多いため、朝と夕方の1日2回、水やりをしてあげてください。

この時、注意してほしいのが、必ず涼しい時間帯に水やりをすることです。
例えば、1日の中でもっとも暑い、昼の時間帯に水やりをすると、土の中が高温多湿になり、草花にとって過酷な環境になってしまいます。
耐暑性があっても、高温多湿に弱い草花は多いので、暑さが和らいでいる時間帯に、水やりをしてあげるよう、気をつけましょう。

地植えの草花は、降雨だけで問題ありません。
しかし、夏に雨が降らない日が続くと、地植えしている草花であっても、枯れることがあります。

天気や草花の様子をみて、庭や花壇にも時々、水やりをしてあげといいですよ。

3.活力剤を与える

夏越しをさせるため、草花に活力剤を与えるのも効果的です。
活力剤は肥料とは違い、草花を元気にさせてくれます。
植物の成長をサポートしてくれるのはもちろんのこと、葉の色艶がよくなり、全体にハリが出て、活き活きとさせてくれます。

活力剤の中で、よく使われているものは、メネデールやHB-101といった活力剤です。
夏バテ予防に、規定の量を希釈し、水やりの際に与えましょう。

特に、水切れを起こしている草花には、効果てきめんです。
ダランとして元気がない草花に、活力剤を希釈した水を与えると、たちまち葉がシャキッと立ち上がり、回復を助けてくれます。

ぜひ、夏越し対策に活力剤を試してみてくださいね。

4.草花全体に水をかける

草花は根だけではなく、葉からも水分を吸収するので、時々、全体に水をかけてあげるといいでしょう。

また、草花に水をかけることで、温度が下りやすくなります。
夏に発生しやすいハダニの予防になるので、夏越し対策、害虫対策にもおすすめです。

ただ、ペチュニアやインパチェンスのような草花は、花に水をかけると、そのまま腐ってしまうことがあるので、加湿に弱い草花は避けるようにしましょう。
ニチニチソウやサルビア、ペンタスなどは、気にせず水をかけてしまって大丈夫です。

ホースを使う場合は、シャワーやキリなどのモードにして散水します。
ジョウロを使う場合は、ハスロを付けて、草花全体に水をかけてあげてくださいね。

5.鉢の温度を下げる

夏は草花を植えている鉢が、高温になっているケースがあります。
陶器やブリキの鉢は、直射日光に当たると、かなりの熱を帯び、草花の根が焼けてしまうこともあるので、このような場合には、鉢の温度を下げることが必要になります。
日陰に移動させて、鉢に水をかけて温度を下げましょう

また、朝や夕方の涼しい時間帯に、鉢植えがある場所を打ち水してあげると、鉢自体の温度も下がるので効果的です。
気化熱によって、辺りが涼しくなるので、定期的に水やりの際に、打ち水をするといいかもしれませんね。

プラスチック製の鉢は、熱が中にこもりやすく、なかなか温度が下がらないので、大きいバケツの中に水を張り、鉢ごと付けてしまうのも手です。

テラコッタや木製の鉢は、熱が逃げやすい自然の素材を使っているので、特に手をかけなくても大丈夫でしょう。

鉢の温度が高い場合には、草花にとって厳しい環境なので、温度を下げてあげるよう、暑さ対策をとってくださいね。

6.まとめ

日本の夏は今、40度の猛暑日があるほど、暑さが厳しくなってきています。
この暑さは人間だけではなく、草花にとっても過酷な環境です。

せっかく育てた草花が、枯れてしまわないよう、今回ご紹介した夏越し対策の仕方を参考にして、夏の暑さを乗り切ってくださいね。

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観葉植物の育て方や日頃のお手入れ方法3選~前半編~

庭で育てる木々や花などの植物と同様に、室内にある観葉植物は人にリラックス効果をもたらします。

他にも、部屋の空気を潤わせる・浄化する・インテリアとして活用できるなど、私たちの暮らしにプラスの効果を与えてくれます。

今回は、そんな観葉植物の基本的な育て方や日頃のお手入れ方法のポイント3つを前半編としてご紹介していきます。

置き場所

観葉植物を購入して、最初に悩むのが「部屋のどこにおくか」ということではないでしょうか。
室内の置き場所によって当たる日光の量に差が出るため、それぞれの観葉植物に見合った場所に置かなければ、植物の健康状態や生長に大きな影響を与えます。

部屋に届けられる日光の量は「窓際などの日なた・カーテン越しの明るい日なた・日光の当たらない日陰」の3つに分類されます。

観葉植物に必要な日光の量は品種によって異なります。
大抵の観葉植物は日なたや明るい日なたを好みますが、耐陰性の強いものであれば窓のない部屋や玄関など、日が入らない場所でも条件下での育成が可能。

では、3つに分類された日光量にはどのような植物が適するのか見ていきましょう。

1 日なたを好む観葉植物

室内で多くの日光が注がれる日なたを好む代表的な観葉植物には「ソテツ・シマトネリコ・ユッカ・フェニックスロベエニー・ホンコンカポック」などがあります。

これらの植物は日光による「葉焼け」を起こす心配が少ないとされていますが、夏場の強すぎる直射日光は避けて育てた方がよいでしょう。

また購入して間もない場合は、すぐに大量の日光を浴びせるのではなく、最初はほどよく明るい場所置いて、徐々に日なたの環境に慣れさせてくださいね。

2 カーテン越しの明るい日なた

明るい日なたは、多くの観葉植物が問題なく元気に育てる環境です。

適する代表的な観葉植物には「サンスベリア・ベンジャミン・パキラ・オーガスタ・ポニーテール・ドラセナコンシンネ」などがあります。

中にはあまり日光が当たらなくても育成が可能な植物もありますが、日光に当てることによって葉の緑色が綺麗に発色します。

3 日光の当たらない日陰

日光の当たらない日陰とは、蛍光灯の光しか届かない環境の玄関や寝室などを指します。
「モンテスラ・オリズルラン・ドラセナレモンタイム・コンバクタ」が代表格です。

観葉植物の中にはこれらよりも耐陰性が強く、白熱球の光線だけで育成が可能な「ケンチャヤシ・ポトスパフェクトグリーン・シュロチク」などがありますが、なるべくなら1週間の半分、1日つき5時間以上は明るい日陰に移動させて光線を浴びせると長期間にわたって良好な状態で育てることができますよ。

水やりと風通し

観葉植物を上手に育てる上で「水やりと風通し」も重要なポイントです。
全ての観葉植物の水やりに共通しているのは「土の表面が乾燥したらたっぷりの水分量を与える」こと。
土が乾燥しないうちに頻繁に水やりをすると、根が吸収する土中の酸素が不足し、最悪の場合は植物自体が枯死する可能性が出てきます。

ここで注意するのは、サボテンやサンスベリアなど観葉植物の種類によっては、土の表面が乾燥して「数日経過してから」水を与えた方がよいものもあるということ。
品種によって水をあげるタイミングが違うので、あらかじめ調べておいた方がよいでしょう。

与える水分量の「たっぷり」の目安は、鉢の下から水が溢れて出てくるくらいの量をさします。
そのため、観葉植物の鉢選びは底に穴の空いていて、受け皿がセットになっているものを選択してください。

市場では鉢穴の空いていないものが多く販売されていますが、その用途は土壌栽培ではなく溶液栽培で使うものだったり、鉢カバーとして活用したりするものなので注意してくださいね。

たっぷりの水を与えた後に受け皿に溜まった水をそのままにしておくと、根腐れの原因になるので、きちんと水を捨てることを忘れずに。

また、冬場は夏の時期よりも水やり回数を減らし、控え目に管理することが鉄則です。

風通しに関しては日常的に部屋の空気の入れ替えをすると、室内の加湿状態を避けられるので、土中の蒸れや病害虫・菌の発生を抑える対策になります。
もし窓を空けることが難しい場合は、換気扇やサーキュレーター、エアコンを活用してみましょう。

ただし、風を直接観葉植物に当てるとストレスがかかり弱りますので避けましょう。

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穴開けまくり! #鉢底穴 #電ドル最高

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温度管理

本来、観葉植物は暖かい地域で自生してるものなので、日本の環境においては冬の寒さに耐えられないものが多く存在します。
一般的な目安としては10℃以上が必要で、特に寒い地域では保温対策が必要になる観葉植物もいます。

特に耐寒性が低い植物は「サンスベリア・アンスリウム・ポトスマーブルクィーン・マッサンゲアナ・シンゴニウム」など。

冬場は放射冷却の効果で窓際が特に温度が下がるので、暖かい部屋に移動させたり、発泡スチロールに入れたりするなどして保温や越冬対策をおこなうとよいでしょう。

観葉植物を育てる上では「日光・水やりと風通し・温度」を、品種に合わせて管理してあげることが一番の基本です。

ただし、これらの管理方法は慣れてしまえばそれほど神経質になる必要はありません。

まずは基本を抑え、それぞれの品種の個性を理解して、好みの観葉植物を育てていきましょう。

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小さな庭を広く見せるには?使えるテクニック6選をご紹介

「ガーデニングができる庭はあるけれどスペースが小さい」
「もう少し庭を広く見せたい」なんて感じたことはありませんか?

日本の住宅事情において満足できる庭のスペースを持つのは、中々難しいもの。土地が狭いからといって諦めず、工夫をほどこせばガーデニングスペースを今よりも広く見せることが可能です。

今回は、狭い庭を広く見せるテクニック6選をご紹介しましょう。

視覚の錯覚を利用して植栽のレイアウトを

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夜な夜な#庭計画。楽しい時間♪ #garden

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ガーデニングをするなら自分の好きな植栽を好きな場所に植えたいところですが、庭を広く見せるためには「近景と遠景」を作り、庭に奥行きを感じられるようにすることが大切です。

奥行きを作るポイントは、庭全体を見渡す場所の付近には大きなものを、奥にいくに従って小さなものを植えることです。

近景を作るには、庭の大きさに応じて高木または中・低木を配置します。
ただし葉のボリュームがあり、特に夏場の生い茂る時期に中の様子が全く見えないような木は人に圧迫感を与えることもあるので避け、見た目の印象が軽やかな木を選択するようにしましょう。

遠景を作るには高さのない草木を植えて、大きな幹や葉の間から奥に植えた小さな植物が見える状態を作ると効果的です。

視覚の錯覚を利用するなら「色」も大切な要素です。
玄関の入口などの庭を見渡す位置の近景には「明るい色」、遠くに置くものは「暗い色」を使うことで、実際の距離感よりも広く感じさせることができます。植える植物の花色や壁色、その他の資材などで活用してみましょう。

ガーデンオブジェは小さいものを

庭づくりのアクセントとして人気のあるガーデンオブジェ
うさぎや小鳥などのアニマルものをはじめとして、いろいろな種類が販売されていますよね。
スペースの限られた庭に置くなら、なるべく小さめのものを選びましょう。

また、複数のオブジェを置くときはテーマに統一性を持たせて、庭の印象がバラバラにならないことも大切です。

置き場所は庭の奥側
自然と視線を遠くに誘導することで庭の広がりや奥行きを感じさせることができます。

垂直の空間を利用して花を飾る

限られた庭のスペースでは花を植える数も限られてしまいます。

そこで活用したいのが、壁面フェンス垂直壁掛けプランターなどの垂直の空間を利用したアイディアグッズ。
これらは小さなスペースでも多くの植栽を楽しめるのがメリットです。

壁面フェンスを利用するならハンギングバスケットを掛けたり、つるバラ・クレマチス・ハゴロモジャスミン・トウケイソウなどツル性植物を誘導したりすると素敵。
垂直壁掛けプランターは、花を栽培できるだけでなく家庭菜園として使えるものも。

いろいろな素材や個性のあるデザインなど多くの種類が販売されているので、お気に入りの一品を見つけてみましょう。

園路を作るなら曲線で

園路とは、庭の中に作る「歩道」のこと。
敷石やレンガ、コンクリートペイパーなど色々な素材で作ることができ、雑草対策や庭の動線を作る上でとても重要な役割を果たします。

小さな庭の園路は、直線よりも曲がりくねった曲線を利用して作る方が効果的。曲線にすることで道が長くなり、視覚的または感覚的に奥行きを演出することができます。

狭い空間をわざと仕切る

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お庭をすっきり隠せる #ボーダーフェンス のご紹介です。⠀ 外からの視線が気になるお庭に、適度に抜けて隠せるフェンス。xoxoさんのように、グリーン豊かなお庭にも、すっきり馴染んでくれます。⠀ (写真をタップすると商品販売サイトへ移動できます)⠀ xoxo, RoomClip 873067⠀ .⠀ ▼アルミ製ボーダーフェンス: 幅90×奥行18×高さ149cm 重量5.7kg⠀ ご紹介した写真に使われている商品は、ショップのHPでもご紹介しております。⠀ @ekurashi プロフィール欄より、よろしければご覧ください!⠀ .⠀ .⠀ #庭のある暮らし#greenのある暮らし#グリーンのある暮らし#グリーンのある生活#お庭#お庭づくり#外構#すっきり暮らす#暮らしを整える#マイガーデン#庭diy#花#花のある暮らし#グリーン#ガーデニング#オルレア#ガーデンポールソー#日々の暮らし#暮らしを楽しむ#マイホーム#間取り#山善園芸部#インテリア#住まい#おうち#家づくり#山善#yamazen#くらしのeショップ

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自分で作るのは少し難しいかもしれませんが、レンガなどの長方形のものを利用する時は、並べるときに進行方向にそって縦方向に配置すると、さらに奥行きを感じさせることができますよ。

狭い庭を広く見せるために、あえて仕切りを入れると空間にメリハリが生まれます。
これは、仕切りを設置することで人は向こう側にある空間に広がりを感じることを利用した手法です。

ここで注意したいのが、仕切りの素材や大きさ
色が暗くて大きな仕切りを入れると圧迫感を感じて逆効果になるので注意しましょう。

広く見せる効果を生む仕切りは、適度な高さ・周りの雰囲気とマッチした素材・向こうが適度に透けて見えるものです。
アイアンや木製のボーダーフェンスやラティスフェンス、レンガなどを活用してみましょう。

室外機や配管は見せない工夫を

庭を広く見せるなら、視覚に入る不要なものはスッキリとさせたいもの。
ガーデニングスペースに室外機や立水栓などの配管がそのまま存在していては、せっかく選んだ花や草木の魅力が半減してしまいます。

最近ではこれらを隠すための目隠しアイテムが多数販売されています。
ウッド製のものが多く見られますが、雪や雨による腐食が心配ならアルミ製の素材を使用したものを選ぶと長い期間使えて安心です。

また、ガーデニング作業のときに使うホース・スコップ・じょうろなどを保管しておく収納ボックスなども、庭の雰囲気に合わせた素材を選びましょう。

見せたくないものは隠し、違和感のない素材でカバーすることで視覚的なストレスを減らすことができるでしょう。

小さな庭を広く見せるテクニックは沢山存在します。
もし、今手入れをしている庭があるなら、今回ご紹介した手法を一つずつ試してみましょう。

わたしはの個人的な体験(挑戦?)でお金を稼いで、無理やり大きな庭にしたいたくらみ(笑)がありました。Australiahighlow.com/official.htm(ハイロー)というところでやってみましたが、3か月かかって素質がないことが分かりました(泣)

狭いからといって理想の庭が手に入らないと諦める必要はありません。
工夫を凝らして素敵なマイガーデンを手に入れてくださいね。

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【初心者必見】鉢植えに使える基本用土の作り方と6種類の土をご紹介

ガーデニング初心者にとって、土作りは難しい壁。
草花を鉢に植えたいのに「どの土を混ぜたらいいの?」と、悩んでいるガーデニング初心者がほとんどだと思います。

こちらの記事では、ガーデニング初心者必見の鉢植えに使える基本用土の作り方や、6種類の基本的な土について、紹介していきます。

1.鉢植えに使える基本用土の作り方・ブレンド方法

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土作り 右が水はけ重視の配合 赤玉土小粒4:鹿沼土小粒2:軽石1:バイオ肥料0.5:くん炭1:ゼオライト0.5:バーミキュライト0.5 肥料少な目で育てたいので、昨日言った配合よりバイオ肥料を半分にしました🙂 左は実生やコミフォラ用の水持ち良い配合 赤玉土小粒3:鹿沼土細粒2:軽石1:バイオ肥料1:くん炭1:ゼオライト0.5:バーミキュライト0.5 今回お高い用土を揃えて土作りをしてみました❗️ 微塵もほとんど無く、焼成りの土は混ぜると音が違います。金属みたいな音がする。 あのお高いベストソイルミックスに近い感じ😊 #記録用 #園芸用土 #配合 #土作り

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ガーデニング初心者は、意外と簡単な基本用土の作り方・ブレンド方法を覚えましょう。
まずは、以下のものを用意します。

【用意するもの】

・赤玉土(小粒〜中粒)
・腐葉土
・土を混ぜるための箱や容器
・土入れ、又はスコップ

それでは、土をブレンドしていきましょう。
鉢植えに使える基本用土の割合は、赤玉土7:腐葉土3です。
土を混ぜるために用意した容器に、土入れでおおよその割合を計りながら、赤玉土と腐葉土を入れていきます。
最後に、土入れで赤玉土と腐葉土をよく混ぜ合わせれば、基本用土の完成です。

土作りはガーデニングをするうえで、重要なポイントです。
この割合さえ覚えれば、ほとんどの草花を育てられ、基本用土を応用した土の作り方が可能になります。
必ずマスターしておきましょう。

2.初心者が知っておくべき土の種類【6選】

2-1.赤玉土

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コーデックス用土作り! 今日の宮城は風が強いですが天気がいいので実生の寄せ植えたちを鉢上げするための土を作りました。 まだまだ勉強中なためオリジナルですが、根腐れしにくい排水性重視の土で、保肥能力を僅かにだけ残した用土にしました。 メインは「ひゅうが土(3枚目)」で、ボラ土と呼ばれる栄養成分が全くないいわゆる軽石ですね。これが6割強くらい。 これにヤシガラのアク抜きベラボン(2枚目)をふるいにかけて繊維成分だけを1割弱ほど加えてます。 あとは赤玉土とゴールデン培養土と僅かばかりのサボテンの土を加えて完成!! 根腐れしにくい分、保水性や保肥性は低いので、隔回くらいで液肥を与えていくつもりです。 保水性が高い用土だと、肥料成分がいつまでも残って雑菌も湧きやすいはずなので、リスクを抑えて手数で大きく育てる!という戦法、、、にしてます。 息子とコンビニ行っておやつ買ってあげて一休みしてから植え替えします!! #コーデックス #土 #土作り #赤玉土 #アク抜きベラボン #ひゅうが土 #植え替え #鉢上げ #パキポ #プランター #土いじり #soil #soilgrown #soilscience #healthysoil

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赤玉土とは、関東ローム層にある火山灰土の赤土のこと。
赤玉土は基本用土に使われるほど、水保ち・排水性・保肥性に優れている種類の土です。
菌が繁殖しにくく、清潔なので、挿し木をする時の用土としても使われます。

小粒・中粒・大粒があるので、小さい鉢を使う場合は、小粒を用意しましょう。もう少し大きめの鉢やプランターに植えるなら、中粒でも構いません。
大粒は土の表面に敷くと、乾燥しているか、湿っているか、一目瞭然。
ガーデニング初心者でも、水やりのタイミングが分かりやすくなり、見た目もよくなります。
大粒は他にも、鉢底石の代用として利用することが可能です。

赤玉土は鉢植え栽培で欠かせない土なので、ガーデニング初心者は一袋買い置きしておくといいかもしれませんよ。

2-2.鹿沼土

鹿沼土は火山灰土から取れる軽石です。
栃木県鹿沼市で取れることから、その名前がつきました。

赤玉土とよく似ている鹿沼土ですが、比べると鹿沼土の方が、少し固めで粒が崩れにくい、といった特徴をもちます。
また、土は酸性なので、酸性を好む種類の草花に適しています。

鹿沼土も小粒・中粒・大粒の種類があるので、鉢やプランターの大きさによって、使うものを選ぶといいでしょう。

鹿沼土は赤玉土と同じように、水保ち・排水性・保肥性の点では、優れた土です。
草花の生育条件で、酸性向きの土が良いという時に、鹿沼土と腐葉土を使って基本用土を作ってみましょう。

2-3.腐葉土

腐葉土は、葉を熟成発酵させたもの。
腐葉土を入れることで、保肥性や水保ち、排水性がよくなり、土の中の微生物を増やす効果も期待できます。
微生物が増えると、土の中で栄養素が作られたり、細菌を食べてくれたりと、草花にとって良い環境を作り出してくれるのです。

腐葉土は鉢植え栽培だけでなく、庭や花壇の改良用土として使うこともできるので、ガーデニングの必須アイテムと言っても過言ではありません。
ガーデニング初心者は、腐葉土の使い方やメリットも、確実に押さえておきましょう。

2-4.ピートモス

ピートモスは、コケなどの水辺で育つような植物を原料とした土で、ふかふかとした触り心地をしています。
水分をよく吸収してくれるので、鉢植え栽培では水保ちを良くするために使われます。

しかし、酸性が強いため、多量に入れすぎないよう注意が必要です。
酸度が調整されている調整ピートモスなら、ガーデニング初心者でも使いやすいでしょう。
こちらも、酸性よりの土を好む草花におすすめの土です。
においもほとんどないので、室内で栽培する観葉植物にも、ぜひ使ってみましょう。

2-5.バーミキュライト

蛭石(ひるいし)と呼ばれる石から作られた、キラキラと軽いバーミキュライト。無菌で清潔なため、種まき・挿し木用の土として多く使われています。土をよく観察してみると、輝いているバーミキュライトを発見することができますよ。

主な特徴としては、水分を多く吸収してくれるため、水保ちが良く、保肥性や通気性を高めてくれるといった効果があります。
とても軽いため、鉢植えを壁掛けにしたり、吊るしたりして飾るハンギングバスケットの土としてもおすすめですよ。

2-6.パーライト

パーライトは、真珠岩と呼ばれる石を砕き、高温処理されたもので、色は真っ白。
粒にはたくさんの穴が空いていて、バーミキュライト同様、軽量化を目的として使われることがあります。


また、水分をよく吸収してくれるため、乾燥しやすい鉢植え栽培には最適です。

他にも、通気性が良くなるといったメリットがあるため、基本用土にパーライトをブレンドして利用する方は多いです。
ガーデニング初心者は、基本用土にパーライトを2割ほど追加すると、鉢植えの土が軽くなるので、大きなプランターや鉢植えをする時に、ぜひやってみましょう。

3.まとめ

今回は、鉢植えに使える基本用土の作り方、6種類の土について紹介しました。

ガーデニング初心者は、まず基本用土の作り方を覚えてから、草花や容器にあったブレンドの仕方にチャレンジしてみてくださいね。

草花が良く育つ土作りを目指しましょう!

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食べて・飲んで美味しいハーブ5選!育て方や使い方をご紹介

ハーブ最大の魅力と言えばもちろん「香り」。
ハーブを育てると、庭に爽やかな香りが舞い、ついつい顔がほころびます。

今回は料理に使ったりハーブティーにしたりできるおすすめのハーブをご紹介します。
育て方や使い方の参考にしてみてください。

1.バジル

1-1.バジルの育て方

バジルは寒さに弱いため、戸外で育てるなら一年草として扱いましょう。
植え付け場所や鉢植えの置き場所は、日光がよく当たるところへ。
また、生育が旺盛なので、プランターや鉢には余裕を持って植え付けることがポイントです。

バジルの花は、大体7〜9月ごろに開花しますが、花を咲かせると葉が硬くなってしまいます。
料理に使うのであれば、早めに摘み取りましょう。

1-2.バジルの使い方

バジルとトマトは相性がとても良いので、トマトのスパゲッティーやピザの上に飾ってみましょう。

新鮮なバジルをたくさん収穫し、細かく刻んでバジルペーストを作るのもおすすめ。
フードプロセッサーを使えば、バジルペーストをより簡単に作ることができますよ。

バジルには夏バテ予防に良いとも言われているので、ぜひ夏野菜と一緒にバジルを食べてみましょう。

2.ローズマリー

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#キッチンハーブ 達が テラスで、すくすく育ってます♡ ・ blogに、我家にもあるアオダモのこと、お気に入りのショップ ザファームユニバーサルのこと、アジサイのことなど詳しく書いています。。。 ・ 私のお庭ブログには▶️プロフィールのURLからどうぞ #庭 #私の庭 #マイガーデン #ナチュラルガーデン #庭づくり #庭作り #庭いじり #アンティークレンガ #庭のある暮らし #ガーデニング #ガーデンライフ #ガーデン雑貨 #小さな庭 #7月の庭 #初夏の庭 #チャービル #ローズマリー #gardenlove #gardenlovers #instagardeners #gardenstyle #gardenlife #instagarden #naturalgarden #instagardening @hokuoh_kurashi #myhome

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2-1.ローズマリーの育て方

ローズマリーは常緑低木の種類に分類されます。
木の性質を持つため、丈夫で育てやすいハーブと言えるでしょう。

育て方のポイントは剪定です。
栽培してしばらくすると、徐々に下葉がなくなり、木質化してしまいます。
ある程度大きくなったら、葉を少し残しながら強剪定をすると良いでしょう。

また、ローズマリーは蒸れに弱いので、すかし剪定もおすすめです。
風通しをよくすることで、蒸れや病害虫を予防することができますよ。

2-2.ローズマリーの使い方

ローズマリーには抗酸化作用があり、香りが強いハーブでもあります。
おすすめの使い方は肉料理。
肉料理にローズマリーを入れると、肉のくさみがなくなり、ローズマリーの良い香りが立ち上ります。

摘みたてのフレッシュなローズマリーを使って、料理に活かしてみましょう。

3.パセリ

3-1.パセリの育て方

パセリは直根性です。
苗を購入して植え付ける時には、根を痛めないよう十分に注意しましょう。

基本的には日当たりの良い場所で育てますが、夏の直射日光は強すぎて葉焼けしてしまうことも。
夏は半日陰で育てるか、遮光できるよう工夫してあげましょう。

水やりの時に泥はねしないよう、ジョウロにハスロをつけて、根元に優しく水やりをしてください。
水やりのタイミングは、土の表面が乾燥してからがポイントです。
タイミングが分かりづらいようであれば、土を指で触って確かめてみましょう。

3-2.パセリの使い方

パセリは料理の飾り付けにおすすめのハーブです。

収穫したら、フードプロセッサーで細かく刻みます。
保存袋に入れて、冷凍庫で保存し、約1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。

パセリは鉄分ビタミンCが豊富なハーブなので、貧血の方には特におすすめです。
生の状態で食べれば、より効果的に栄養素が摂取できるので、さまざまな料理にパセリをふりかけて食べてみましょう。

4.ディル

4-1.ディルの育て方

ディルも直根性の根なので、植え替えはあまりおすすめできません。
大きくなると高さが1m以上になるので、鉢植えで栽培するなら、あらかじめ大きめの鉢に植え付けておくといいでしょう。
高さが出てきたら倒れてしまわないよう、早めに支柱を立ててください。

寒さには強いディルですが、暑さには弱いため、5月〜7月の開花時期を終えたら枯れてしまいます。
種を採取しておけば、9月から10月ごろに種まきができるので、翌年もディルの栽培にチャレンジしてみましょう。

4-2.ディルの使い方

ディルは魚料理との相性が良いので、カルパッチョなどの料理の上に、新鮮なディルを飾りましょう。
サラダにして、他の野菜と合わせる使い方もおすすめです。

胃腸の消化をサポートしてくれる効果が期待できるので、野菜と一緒にディルを積極的に食べていきましょう。

また、ディルは葉の他に花・種も食べることができます。
花は卵料理に飾られることが多く、種はオイルやビネガーに使われます。
ディルを育てたらぜひ、葉・花・種を使って、料理に入れて味わってみてくださいね。

5.ジャーマン・カモミール

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こんにちは😃 本日も10:00〜17:00までの営業です🙌 . . 今日は、朝からジャーマンカモミールの 収穫をしました‼️ すべて収穫するのに3人がかりで4時間かかりました🤣 一つ一つ収穫をしているので思いのほか時間がかかり、他のハーブの収穫が出来ませんでした💦💦 ジャーマンカモミールはとても人気で、 ブレンドする時も使うので こんなに沢山の量を収穫できて本当に良かったです☺️ 明日からは、雨が降るとの予報なので また沢山のお花が咲くかと思います🤲 これから、ハーブを洗い乾燥機で乾燥をさせます☺️ 是非、摘みたてのハーブティーをご賞味ください💗 . . 本日も皆様のお越しをお待ちしております🥰 #herb#herbtea#herbsalt#herbshop#herbalife#blendherbtea#germancamomile#camomlietea#japan#kumamoto#ハーブ#ハーブティー#ハーブソルト#ハーブショップ#ハーブティー専門店#ジャーマンカモミール#ジャーマンカモミールティー#カモミールティー#無農薬ハーブ#熊本県産#熊本県#菊池郡#菊陽町

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5-1.ジャーマン・カモミールの育て方

ジャーマン・カモミールは、カモミールのもっとも代表的な種類です。
5月ごろに可愛らしい花が株いっぱいに咲きます。

花をたくさん咲かせるためには、3月ごろに肥料を与えることがコツ
リン酸が多めの液体肥料を水に薄めて与えましょう。

また、日光も花を咲かせるためには重要です。
基本的には日当たりの良い場所で育てます。
しかし、夏の暑さは苦手なので、6月〜7月ごろは半日陰で涼しく育てましょう。

5-2.ジャーマン・カモミールの使い方

カモミールを育てたら、ぜひハーブティーを作って飲んでみましょう。
ハーブティーから漂う香りで心も体もリラックス。就寝前に飲めば安眠効果が期待できます。

ハーブティーを作るには、まずカモミールの花を摘み取ります。
次に、新聞紙やザル、キッチンペーパーなどの上にカモミールを広げて、直射日光が当たらない風通しの良い場所で乾燥させます。

カラカラになるまで乾燥したら完成です。
ポットにカモミールと熱湯を入れて、少し経ってからティーカップに注ぎ入れましょう。

6.まとめ

今回は食べて・飲んで楽しめるハーブ5種類をご紹介しました。

ハーブは肉や魚のくさみを消し、香りで料理をより一層引き立てることができる植物です。
ハーブティーは、ハーブならではの香りが堪能できるので特におすすめ。

こちらの記事を参考に、ぜひハーブを育てて、料理やハーブティーへと使ってみてはいかがでしょうか?

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ガーデニングに苔を取り入れよう!魅力やオススメ3選をご紹介

苔には「森の中のジメジメした場所にひっそりと生えている植物」というイメージがつきものです。

しかし昨今では鮮やかな緑色や、モコモコした可愛らしい姿が女性や若い人の間で人気となり、容器で苔を栽培する「苔テラリウム」などでメディアに取り上げられる機会も多くなりました。

苔は今まで日本庭園で多く活用されていましたが、現在では洋風の庭でもグランドカバーや目地埋めなどで使われています。

今回は、苔の魅力やおすすめ品種を3つご紹介しましょう。

苔ってどんな植物?

シダ植物や藻などとよく間違われる苔。植えたつもりはないのに「知らない内に庭の片隅に生えていた」なんてことはありませんか?

苔が他の植物と決定的に異なるのは「維管束(根)をもたない」点です。
一般的な植物は根から水分や栄養を吸収して生長をしますが、苔は葉や茎を利用して水分を吸収しています。

生えている苔を引き抜くと、茎の下に根のような形をしたものがついていますが、その正体は「仮根」と言われる地面(土・木・岩など)に付着するための組織。
苔は吸収した水分と日光を利用して光合成をおこない生長を続けているのです。

苔は姿形やその特徴から「蘚類・苔類・ツノゴケ類」の3つに分類されます。
また一年草と多年草にも別れ、多年草の中には約80年生き続けている寿命が長い個体もいます。

苔はどうやって増える?

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苔と苔の花…*✺ 沼めぐりで出会った森の贈り物…*2 苔に花?… ちょこんときのこのように伸びた先に白い花みたい… どうも苔の胞子体らしいです… アルファルファみたいに、可愛い胞子体がいっぱいひゅんひゅん伸びてる姿がとてもかわいかった… スギゴケかな? 普段は身をピシッと閉じているのだけれど、雨に濡れると元気に開いてくるのだそう… 苔の花の花言葉…* 「母性愛」「信頼」「物思い」 ちゃんと花言葉がありました*** #苔#苔の花#苔の胞子体#森の贈り物#苔の森#沼めぐり#蔦温泉#自然 #moss#igersjp #igflower #ig_nature #flower #fleure #naturelovers

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苔は種類によっては雌雄異株と、雌雄同株に分かれます。

一般的な苔の増え方は受精をした雌の株から出される「胞子体」によるもの。
私たちが知らない内に苔が生えているのは、風や虫の力を利用して胞子体が別の場所に飛ぶのが原因です。
そのため、胞子体の着陸した土壌環境が苔の好むものであれば、葉が芽吹いて増殖を続けます。

現在日本国内で確認されている苔は1700~1800種類。
全ての苔が同じ環境を好む訳ではなく、日の当たる場所が好きなものもいれば、日陰が好きなものもいるなど、苔の種類によって適応する環境はさまざまです。

苔の増え方は胞子体の他にも、クローン(無性芽)を作る方法ちぎれた一部(葉など)から増殖をする方法などがあります。

スギゴケ

スギゴケの名前は「小さな杉」のような姿に由来しています。

一口にスギゴケと言っても一種類の苔を指している訳ではなく、スギゴケ科スギゴケ属に属する「オオスギゴケ」や「ウマスギゴケ」など約400種類以上の苔の総称として使われている言葉です。

苔庭では一番多く使われ、日本庭園におけるスタンダートな苔として知られています。
特徴は葉が硬く、垂直に真上に向かって伸びること。
自然界では湿った土壌の日のあまり当たらない場所を好み、腐葉土や岩場の多い場所に群生します。

1年に3~5㎝伸びるスギゴケは、放置しておくと20㎝位まで伸びることも。
伸びすぎたスギゴケを放置しておくと、下から新しい苔が生えづらくなったり景観が損なわれたりするので、育てる時は真夏と真冬以外の時期に、適度なカットや間引きをして管理を続けましょう。

水やりは朝か夕方の涼しい時間帯におこなってください。

ジャゴケ

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何だか不気味~😱 ここは森の沢の側😨 . コケがウヨウヨ😵 . 家の裏などによく生える ゼニゴケじゃないの😁 . ジャゴケ、蛇苔🐍 . 🐍の鱗に見えてきましたね~🎵 . このジャゴケは指で擦ると香りがしますよ😘 . いい香りと言われるけれど、 私にはカビ臭いんだけど。。😰 . 香りのもとはトイレではなく(当たり前だ💢) テルペンという植物が作る成分。 柑橘系🍊の香りや爽やかメントール🌿、主に針葉樹が出す香りもテルペンだそうよ📖 . 何のために香るのでしょう❓😳 . 自己防衛のため🚓 植物は動けないので自分の体を病害虫から守ったり傷口を消毒するために放出しています😃 . 有名なフィトンチッドはテルペンで構成されているそうです📖 . そんな植物が出す香りで私たちは森林浴をしたり、香水でお裾分けしてもらったり恩恵を受けているのですね💚 . ありがと💕✨テルペンさま😘➰💋 . #自然 #自然観察 #植物 #生物 #雑草 #マクロレンズ #マクロ #花 #雑学 #yジャゴケ #ジャゴケ

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大きな葉が特徴のジャゴケは、葉の表面が蛇の鱗のような見た目をしているので「蛇苔(ジャゴケ)」と名付けられた所以があります。

見た目の特徴から「ジャゴケは苦手」とする人も多い一方、ミニ盆栽やテラリウムなどで活用されることも。
指で葉の表面を強く擦ると、ハーブや松茸のような香りを感じられるのも魅力の一つでしょう。

ジャゴケは湿地の半日陰になるような場所を好み、苔の仲間の中では乾燥に強い部類に入ります。
ゆっくりと生長するので、葉の表面が乾燥してきたら水を与える程度の管理で育成が可能です。

記述のスギゴケに反して種類は少なく、世界中には7種類、日本国内には「タカオジャゴケ・オオジャゴケ・ウラベニジャゴケ」の3種類しか存在していない貴重な苔とされています。

スナゴケ

スナゴケは群生すると星が集まっているように見えるため、「綺麗で美しい苔」として人気があります。

一見スギゴケと見た目が似ていますが、スナゴケはスギゴケよりも「小さい・濃い緑色をしている・触れると硬い」のが特徴です。

乾燥に強く、ある程度の水分が与えられていれば直射日光や積雪にも耐える性質を持つため、日本全国のいろいろな場所で育てることができます。

苔のイメージにそぐわずあまり水分量が多い土壌は苦手とするため、特に鉢やテラリウムで育てる時は乾燥気味に育てて、水やりは朝夕の時間帯にたっぷりな量を与えると上手く育てられるでしょう。
地植えで管理をする時は降雨のみで十分です。
空気が乾燥すると一時枯れたように見えるので水を与えたくなりますが、土壌が蒸れてしまうので雨が降るのを待ちましょう。
降雨が全くない日が続いた場合は、日が出ていない時間帯に水やりをしてください。

世界中に存在している苔は約2万種類もあると言われています。
苔が育ちやすい環境や成長速度、増え方も種類によって違うところが興味深いですよね。
どんな方法であれ、苔を育てるには品種によって異なる性質や特徴を知ることが一番重要です。
色々な苔を栽培して、お気に入りを是非見つけてみましょう。

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