梅雨の時期にやるべき庭仕事!湿気・蒸れの5つの対策

梅雨の時期は湿気・蒸れに弱い植物にとって厳しい季節です。
やっと梅雨明けしたと思いきや、お気に入りの草花が残念な姿になっていた…。

そんなことにならないためにも、草花の湿気・蒸れの対策の仕方、梅雨の時期の乗り切り方、といったやるべき庭仕事を徹底解説します!

1.梅雨の時期は要注意!

梅雨の時期は、湿気や蒸れに弱い草花が枯れやすい季節です。
ジメジメとした高温多湿の環境では、咲き終わった花が腐ったり、カビたりしやすくなり、病気を引き起こしてしまうこともあります。

また、ナメクジの被害にもあいやすく、花や葉っぱが食べられて、景観が悪くなってしまうケースも。
そのため、梅雨が来る前や、雨が降らない日には、湿気・蒸れに弱い植物への対策をとる必要があります。

しかし、中には水を好み、湿気に強いアジサイやトレニア、リシマキアといった植物もいるので、それぞれに合った環境を知ることも大切です。

下記の梅雨の時期にやるべき庭仕事を参考に、草花が弱ったり、枯れてしまったりしないよう、湿気・蒸れへの対策をとっていきましょう。

2.梅雨の時期にやるべき庭仕事【湿気・蒸れの対策】

2-1.鉢植えの移動

湿気や蒸れに弱い草花の鉢植えを、雨の当たらない軒下へと移動させましょう。

高温多湿に弱く、梅雨の時期に枯れてしまう可能性がある草花をいくつかご紹介します。

・ペチュニア
・カリブラコア
・マリーゴールド
・ジニア
・ラベンダー
・ゼラニウム
・エリンジウム
・オステオスペルマム
・マーガレット
・ジャーマンアイリス
・フロックス
・ローダンセマム

これらの草花はほとんどが乾燥に強いといった特徴があります。
その反面、加湿を嫌い、長雨に当たるのを苦手とするので、梅雨の時期は注意して育てましょう。

2-2.切り戻し・剪定

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たぶん明日が関東梅雨入り… * ただでさえ暑さがこもる我が家の庭…梅雨の間は花たちにとっては試練の時… 少しでも蒸れが減るように…と数日前に八重のペチュニアたちをばっさりスッキリ切り戻しました✂️ * ちょうど満開だったりまだ満開ではないけど今にも咲きそうな蕾が一杯だったり…と躊躇いもありましたが、一度✂️を入れたらサクサクと〜😅 実は切り戻し好きな私です←👹オニ * * と、その時までは何の後悔もなかったのですが… 今日の週間天気を見るとこの先ほぼ1週間☔️か🌧の我が地方… 日照がまったく見込めないこのタイミングで、果たしてこの切り戻し、吉と出るか凶と出るか…💦💦 * 写真は切り戻す前に撮ったもの… どうかこの写真が遺影になりませんように…🙏 * * #ペチュニア #八重ペチュニア #もちろん一株 #切り戻し #梅雨入り間近 #ホイップマカロン #湘南ヴェルデ #花が好き #花が好きな人と繋がりたい #小さな庭 #暑い庭 #flowers #petunia #iloveflowers

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先ほどご紹介したような湿気・蒸れに弱い草花は、梅雨が来る前に切り戻しや剪定を行うと、風通しが良くなり、湿気や蒸れの対策になります。

雨の日は庭の花を見れないことも多いので、この時期にバッサリと切り戻しを行い、風通しをよくするすかし剪定も行いましょう。

切り戻しの仕方は、株の半分から1/3くらいまで、ハサミを使って思い切って刈り込みます。

この時、茎に必ず葉を残しながら切り戻すのがポイントです。
葉を残さずに切り戻しをしてしまうと、光合成ができなくなり、そのまま枯れてしまうこともあるため注意しましょう。

すかし剪定の仕方は、葉が密集しているような箇所や、光が行き届かないような箇所をハサミを使って剪定していきます。
上や横から見たときに、全体がスカスカになるよう剪定をしてしまって構いません。

切り戻しや剪定を行った後は、草花がストレスを受けて弱っているので、3〜4日は明るい日陰の風通しのいい場所で管理するといいでしょう。

また、活力剤を水やりと一緒に与えてあげると、回復しやすくなるのでおすすめです。

2-3.害虫予防・対策

子供のころ、梅雨の時期に見るアジサイとナメクジは、季節ならではの風情を感じさせてくれました。

しかし、ナメクジは園芸業界では草花を食べ散らかしてしまう害虫です。
ナメクジは一匹でも卵を産むことができ、一回で50個もの卵を産むこともあります。
せっかく綺麗に咲いた花が、ナメクジに食べられてしまっては嫌ですよね?
そうならないためにも、害虫予防・対策が重要です。

ナメクジには専用の殺虫剤があり、土にばら撒くタイプやニオイで誘い出して捕殺するものもあります。

こういった殺虫剤を使うのが嫌な方は、コーヒー殻や竹酢液、木酢液などを土にまいてナメクジを寄せ付けないようにする方法もあります。

ナメクジは普段土の中に隠れているため、ナメクジの姿を見ていなくても、梅雨の前にあらかじめ予防をしておきましょう。

ナメクジによる食害が少なくなるので、ぜひ予防・対策を行っておいてくださいね。

2-4.植え替え

梅雨は長雨で庭仕事ができない日が続きます。

庭や花壇に湿気や蒸れに弱い植物を地植えしている場合には、植え替えて鉢植えにしておけば、雨の当たらない場所へ移動させることができます。

また、梅雨は湿気に強い性質を持つ草花を、庭や花壇に地植えする時期としておすすめです。

地植えした後は、根が地中に張るまで、最初の1ヶ月ほど定期的な水やりが必要ですが、梅雨が入る前のタイミングで植え付けておけば、降雨により水やりをする手間が省けて管理が楽になります。

他にも、時期を過ぎた寄せ植えがあったり、解体するハンギングバスケットがあれば、梅雨に入る前に植え替えておくようにしましょう。

それぞれの植物に合った環境に植え替えて、梅雨の時期も元気に育ててくださいね。

2-5.手入れ

咲き終わった花がらをそのままにしておくと、雨に濡れてカビが生え、灰色カビ病を発生させやすくなります。

枯れ葉も一緒で、そのままの状態で梅雨を迎えると、カビや菌が発生し、株全体が腐って溶けてしまうといったケースもあります。

梅雨がくる前には、なるべく花がら摘みや枯れ葉の手入れをしておき、病気の発生源となることを防ぎましょう。

特に落ちた花びらは、そのまま葉や茎にくっついて、カビてしまうことが多くあります。

梅雨の前や、雨が止んだときには、庭に出て花がらを取り除いてあげる手入れをすると、腐らずに梅雨を乗り切ることができるでしょう。

3.まとめ

梅雨の時期は、雨の日が続き、なかなか庭仕事ができないので、あらかじめ鉢植えの移動や切り戻し、剪定をして湿気や蒸れの対策をしておくようにしましょう。

徐々にナメクジが増えてくるので害虫予防や対策を取り、草花の植え替えや手入れをして、安心して梅雨の季節を過ごせるように頑張ってくださいね!

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ハーブの収穫・保存の仕方や4つの増やし方のポイント

ハーブを育てたら収穫をして、料理に入れたり、ハーブティーを作ってみたり…。さまざまな楽しみ方ができる魅力があります。

こちらの記事では、ハーブの収穫のコツ、保存の仕方を解説し、さらにハーブの増やし方を4種類ご紹介していきます。
ハーブをたくさん育てて、暮らしの中に豊かな香りを取り入れていきましょう。

1.ハーブの収穫の仕方

ハーブは葉や茎、花といったように、使い方によって使う部分がさまざまです。

また、種類によって収穫の仕方も変わってきますが、ほとんどのハーブの収穫で共通するコツは、晴れた日の午前中に行うことにあります。
そして、葉や茎を使う場合は、開花期を迎える直前に収穫することもポイントです。
さらに、花を収穫する時は、花が開いてから2日〜3日以内に行うようにしましょう。

収穫する時には、刃先が綺麗で清潔なハサミを使い、育てたハーブを痛めないよう注意しながら収穫していってくださいね。

2.ハーブの保存の仕方

収穫したハーブは、適した保存方法を行えば、数ヶ月〜1年以上保存することができます。
主な保存方法は、乾燥保存冷凍保存です。

硬い木のような性質をもつハーブは、乾燥保存がおすすめで、茎や葉が柔らかい草本タイプのハーブは、冷凍保存向きです。
使い方によっても保存方法が変わってくるので、適した方法を選んで保存をしましょう。

2-1.乾燥保存

ラベンダー、ローズマリーなどは、長めに刈り取って束にできるので、風通しのいい日陰で逆さまに吊るし、乾燥させます。
束にならないものは、新聞紙やキッチンペーパーに広げて乾燥させましょう。

完全にカラカラになるまで乾燥したら、瓶に入れてしっかりフタを閉め、日の当たらない場所で保存します。
乾燥剤があれば、一緒に入れておきましょう。

瓶には作った日の日付を書いておけば、賞味期限の目安になるので、なるべく記入するようにするといいでしょう。

2-2.冷凍保存

ディルやフェンネル、レモングラスなどは、しっかりと水洗いをし、汚れを落としてから、保存袋に入れて冷凍させます。
そのまま使えるように、使いやすい大きさにカットしてから冷凍しましょう。
保存袋にも、冷凍させた日の日付を書いておくようにしてください。

2-3.その他の保存方法

ハーブをオイルにつけて保存する方法もあります。
また、ハーブを酢につけると、ビネガーの完成です。
どちらも料理に使うことができ、ハーブの香りを生かした洋風な料理に仕上がるので、ぜひやってみましょう。

また、バジルは葉を刻んだり、フードプロセッサーで細かくしたりして、オリーブオイルや調味料と合わせれば、バジルソースが作れます。
冷蔵で約1ヶ月くらいはそのまま保存できるので、こちらもぜひ試してみてくださいね。

3.ハーブの増やし方

「ハーブを収穫してもっと活用したい!」そんな方は、もっとハーブを増やして育ててみましょう。
ハーブの増やし方を約4種類ご紹介するので、自分に合った増やし方でハーブをどんどん育ててみてくださいね。

3-1.株分け

株分けとは、根をつけたまま親株から切り離し、子株を新たに作って増やす方法のことを指します。
ですから、株元から枝が一本しか伸びていないような場合には、株分けをすることができません。

ミントやタイム、レモングラスのように、地上から何本も茎が出ているようなハーブであれば、株分けをすることができます。
株分けをするのであれば、必ず株元を見て、ハサミや手で切り分けることができるかをチェックしてから、掘り上げるようにしましょう。

3-2.挿し木

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ルーツポーチのビッグサイズ65ガロンで育てているハーブや野菜達。右隣はオランダ産のイチゴ。いい感じ。 #rootpouch #rootpouchgarden #kitchengarden #gardening #ediblegarden #herbgarden #gardentotable #minigarden #growyourownveggies #freshherbs #homegardening #containergardening #urbangardening #growgreen #ルーツポーチ #ハーブガーデン #植物は育つ #植物を育てる為の植木鉢 #家庭菜園 #キッチンガーデン #ルーツポーチクラブ 65ガロン(直径81cm 高さ45.5cm)はそのまま使うと土が240リットルも入るので折り曲げて使っています。折り曲げると2重になるので強度もアップ。土がたっぷり入るので保水もアップ。ベランダガーデンにもおすすめです。ちなみにこの65ガロン以外に35ガロン(直径60cm 高さ45cm)、20ガロン(直径50cm 高さ45cm)があります。寄せ植えガーデンにおすすめです。

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挿し木は、ほどんどのハーブができる増やし方です。

親株から10cmほどの長さに茎を切り取って、下葉をかき取ります。
葉からは水分が蒸発しやすいので、2〜3枚程度に抑えるといいでしょう。

次に、発根促進剤を切り口につけて、清潔な土に差し込んで挿し木をします。土は赤玉土やバーミキュライト、挿し木用の土を使うようにしましょう。

発根するまで約1ヶ月ほどは、風通しのいい明るい日陰で管理し、土の表面が乾いたら水やりをして待ちます。

発根したらポットや鉢に植え替えて、定植しましょう。

3-3.取り木

取り木は枝や茎の途中から根を発根させ、そこから親株と切り離して定植させる増やし方です。

地を這うようなタイムや匍匐性のローズマリー、地上付近まで茎や枝が伸びてきたミントなどは、取り木がしやすいハーブです。

取り木の仕方は初めに、枝や茎を土に垂らし、Uピンや針金を使って動かないように止めておきます。
次に、止めた部分を土で覆います。

約1ヶ月くらい経過し、土で埋めた部分から根が発根していたら、ハサミで切り離してポットや鉢に植え替えましょう。

3-4.種まき

種まきは時間がかかりますが、一度に多くの苗を作ることができます。

種を収穫したら、それぞれのハーブに適した時期を狙って種まきをしましょう。種が発芽するまでの間は、土が乾かないように常に湿らせて日陰で管理します。
発芽したら日向で管理し、本葉が展開したら間引きをして、ポットに植え替えて育てましょう。

種まきはハーブによって発芽温度が異なるので、種まきをする前に確認してから行ってくださいね。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?

ハーブは香りを活かした料理や飲み物、スイーツなど、さまざまなアレンジができます。
他にも、ドライフラワーにしたり、ポプリで香りを楽しむ方法もあります。
ハーブをたくさん育てて、適切な収穫・保存方法を行い、日々の生活に役立ててみてくださいね。

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ガーデニングの厄介者!? よく見かける雑草5選を詳しく解説

普段おこなう庭のお手入れの一つに「雑草の除去」があります。
「よく見かける雑草なのに名前や特徴をよく知らない」なんてことはありませんか。
雑草といっても、綺麗な花を咲かせたり、食用に活用できたりするものなど種類は多く、興味深いものです。

今回は、普段目にする機会の多い雑草を5選に絞って、その特徴や対処方法などをご紹介しましょう。

ヒメジョオン

「ヒメジョオン」はキク科カシヨモギ属の一年草植物。
土質を選ばず、あまり日光の当たらない場所でも育つので、庭はもちろん、山・河川敷・街中など、どんな場所でも生きる強い生命力を持っています。

ヒメジョオンは種子についている白い冠毛で、人・風・雨などを利用しながら広範囲にわたって繁殖が可能。
花姿の特徴はロゼット型の葉・背丈程まで伸びる茎・白または淡赤色の頭状花です。
開花時期は6月くらいから夏が一般的ですが、場所によっては10月くらいまで咲くものもあります。

除去のタイミングは、枯れて越冬する前の時期または開花期直前まで。
基本的には手や鍬を使って除去作業をしますが、春先に生長しだす頃になると力を入れないと抜けなくなるので注意が必要です。
土壌を傷つけても構わない場合は、根からの除去がおすすめです。

群衆して花を咲かせる姿はとても可愛らしいので鑑賞を楽しみたいところですが、強靱な繁殖力を持ち合わせている点はおぼえておきましょう。

セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウの特徴は花期が10~11月と遅い時期であること。
北アメリカを原産とするキク科の植物で、150~300㎝にも生長して黄色い花を咲かせる強害雑草としても有名です。

多年草植物のセイタカアワダチソウは寒い時期がきても枯れず、地下茎と種の2つの方法で繁殖をするため、ほとんどの場合は1つの場所に大群をなして生息しています。
秋に黄色い花を一面に咲かせる姿は圧巻ものですが、他の植物に悪影響を及ぼす可能性も。

セイタカアワダチソウの根から出る阻害分泌物(アレロパシー)は、周りにある植物の種の発芽を抑制することで知られています。
そのため、ガーデニングをする上では除去が必須
手で取り除こうとすると根が残る可能性が高く、あまり効果的ではありません。できれば適切な除草剤を使用して根を根絶させるの一番よいでしょう。

エノコログサ

「ネコジャラシ」の別名を持つエノコログサはその昔、形が犬の尻尾に似ているので「犬っころ草」と言われていました。

日光がよく当たる場所を好み、夏になると出てくる緑色をした穂が特徴的な雑草です。
食用としては活用されていませんが、イネ科の植物なので脱穀すれば食べられないわけではありません。

エノコログサは秋になると種子ができるので、発見次第なるべく早めに抜いたり、除草剤などで駆除したりしましょう。
放置しておくと他の植物と交雑しやすいため、穂の色や毛の太さの異なる色々なエノコログサの仲間を見ることができます。

しかしセイタカアワダチソウと同様にアレロパシー物質を放出したり、アレルギーのある人が花粉症を起こしたりすることもあるので、できる限り早めに駆除することをおすすめします。

オオバコ

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ひんやりとした朝散歩🐶🐾 2019.6.17(月)☁️ . . 昨日は大荒れでした! 散歩道でも、畑の柵やトウモロコシが倒れたり、咲き始めたユリが根こそぎ倒れていました💨 柿の枝が折れているのもありました。 我が家のカボチャも引っこ抜けていたようです😥 . . 皆さんの投稿は拝見できるのですが、相変わらずイイねができないままです!😓 . . #朝散歩🐶🐾 #オオバコ #アゼムシロ 以前より5倍くらいに広がっていました! #雲の切れ間の青空 #いつもの風景2019_h #カラスの巣 昨日の暴風で、破壊されたのか、騒がしかったです!🐦

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オオバコと言えば、昔の遊び「オオバコ相撲」をご存じの方もいらっしゃるでしょうか。
オオバコ相撲とは、オオバコの茎や強い葉脈を引き抜いてお互い絡ませ合って、引っ張りながら強さを争う遊びです。

このように、オオバコは強靱な作りが特徴なので踏みつけに強く、人が良く歩く場所を好んで多く生息しています。
よって、地盤が軟らかな土壌や日光が当たりづらい場所ではあまり見かけることはありません。背丈は大きくとも20㎝位。

オオバコは、春から秋にかけて穂に小さな花を咲かせます。
葉は地面を這うように生えており、根と茎の再生力が強いので、手作業だけでの除去は困難です。

また、効果の弱い除草剤では太刀打ちできないことも。
除草剤を購入する時は、強い効き目が期待できるものを選ぶとよいでしょう。

スギナ

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#スギナ#filedhorsetail #equisetumarvense #朝露#朝#morningdew#dew#morning

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スギナはトクサ科目に属する多年草。
山菜などでお馴染みの「ツクシ」が生えた後に出てくる栄養茎を指します。

日本国内どこにでも生息し、生命力の強い深さ30㎝にもなる地下茎が特徴なので、地上部だけを刈り取っても再び生長をして、広範囲にわたってその勢力を広げ続ける厄介者の雑草です。

好む環境は酸性に傾いた土壌のやせた土地。
よって、除草剤の利用はもちろん、肥料を与えることで土が栄養豊富になりスギナの除去に効果的と言われています。

また、家庭菜園などの畑に生えた場合は防草シートを利用すると、作物に悪影響を与えないので安心です。

雑草と一口にいっても、きれいな花をさかせたり遊びに活用できたりと、すぐ除去してしまうのを憚ってしまうこともあるかもしれません。

山や道端に生息している雑草を鑑賞して楽しむのは良しとしても、ガーデニングにおいては周りの植物への影響も考えて、適切な方法で早めに取り除くことをおすすめします。

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梅雨の時期にやるべき庭仕事!湿気・蒸れの5つの対策

梅雨の時期は湿気・蒸れに弱い植物にとって厳しい季節です。
やっと梅雨明けしたと思いきや、お気に入りの草花が残念な姿になっていた…。

そんなことにならないためにも、草花の湿気・蒸れの対策の仕方、梅雨の時期の乗り切り方、といったやるべき庭仕事を徹底解説します!

1.梅雨の時期は要注意!

梅雨の時期は、湿気や蒸れに弱い草花が枯れやすい季節です。
ジメジメとした高温多湿の環境では、咲き終わった花が腐ったり、カビたりしやすくなり、病気を引き起こしてしまうこともあります。

また、ナメクジの被害にもあいやすく、花や葉っぱが食べられて、景観が悪くなってしまうケースも。
そのため、梅雨が来る前や、雨が降らない日には、湿気・蒸れに弱い植物への対策をとる必要があります。

しかし、中には水を好み、湿気に強いアジサイやトレニア、リシマキアといった植物もいるので、それぞれに合った環境を知ることも大切です。

下記の梅雨の時期にやるべき庭仕事を参考に、草花が弱ったり、枯れてしまったりしないよう、湿気・蒸れへの対策をとっていきましょう。

2.梅雨の時期にやるべき庭仕事【湿気・蒸れの対策】

2-1.鉢植えの移動

湿気や蒸れに弱い草花の鉢植えを、雨の当たらない軒下へと移動させましょう。
高温多湿に弱く、梅雨の時期に枯れてしまう可能性がある草花をいくつかご紹介します。

・ペチュニア
・カリブラコア
・マリーゴールド
・ジニア
・ラベンダー
・ゼラニウム
・エリンジウム
・オステオスペルマム
・マーガレット
・ジャーマンアイリス
・フロックス
・ローダンセマム

これらの草花はほとんどが乾燥に強いといった特徴があります。
その反面、加湿を嫌い、長雨に当たるのを苦手とするので、梅雨の時期は注意して育てましょう。

2-2.切り戻し・剪定

https://www.instagram.com/p/ByWZH5Xgc8M/

先ほどご紹介したような湿気・蒸れに弱い草花は、梅雨が来る前に切り戻しや剪定を行うと、風通しが良くなり、湿気や蒸れの対策になります。
雨の日は庭の花を見れないことも多いので、この時期にバッサリと切り戻しを行い、風通しをよくするすかし剪定も行いましょう。

切り戻しの仕方は、株の半分から1/3くらいまで、ハサミを使って思い切って刈り込みます。
この時、茎に必ず葉を残しながら切り戻すのがポイントです。
葉を残さずに切り戻しをしてしまうと、光合成ができなくなり、そのまま枯れてしまうこともあるため注意しましょう。

すかし剪定の仕方は、葉が密集しているような箇所や、光が行き届かないような箇所をハサミを使って剪定していきます。
上や横から見たときに、全体がスカスカになるよう剪定をしてしまって構いません。
切り戻しや剪定を行った後は、草花がストレスを受けて弱っているので、3〜4日は明るい日陰の風通しのいい場所で管理するといいでしょう。

また、活力剤を水やりと一緒に与えてあげると、回復しやすくなるのでおすすめです。

2-3.害虫予防・対策

https://www.instagram.com/p/ByjXbMhHqOz/

子供のころ、梅雨の時期に見るアジサイとナメクジは、季節ならではの風情を感じさせてくれました。

しかし、ナメクジは園芸業界では草花を食べ散らかしてしまう害虫です。
ナメクジは一匹でも卵を産むことができ、一回で50個もの卵を産むこともあります。
せっかく綺麗に咲いた花が、ナメクジに食べられてしまっては嫌ですよね?
そうならないためにも、害虫予防・対策が重要です。

ナメクジには専用の殺虫剤があり、土にばら撒くタイプやニオイで誘い出して捕殺するものもあります。
こういった殺虫剤を使うのが嫌な方は、コーヒー殻や竹酢液、木酢液などを土にまいてナメクジを寄せ付けないようにする方法もあります。

ナメクジは普段土の中に隠れているため、ナメクジの姿を見ていなくても、梅雨の前にあらかじめ予防をしておきましょう。

ナメクジによる食害が少なくなるので、ぜひ予防・対策を行っておいてくださいね。

2-4.植え替え

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梅雨は長雨で庭仕事ができない日が続きます。
庭や花壇に湿気や蒸れに弱い植物を地植えしている場合には、植え替えて鉢植えにしておけば、雨の当たらない場所へ移動させることができます。

また、梅雨は湿気に強い性質を持つ草花を、庭や花壇に地植えする時期としておすすめです。

地植えした後は、根が地中に張るまで、最初の1ヶ月ほど定期的な水やりが必要ですが、梅雨が入る前のタイミングで植え付けておけば、降雨により水やりをする手間が省けて管理が楽になります。

他にも、時期を過ぎた寄せ植えがあったり、解体するハンギングバスケットがあれば、梅雨に入る前に植え替えておくようにしましょう。

それぞれの植物に合った環境に植え替えて、梅雨の時期も元気に育ててくださいね。

2-5.手入れ

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咲き終わった花がらをそのままにしておくと、雨に濡れてカビが生え、灰色カビ病を発生させやすくなります。

枯れ葉も一緒で、そのままの状態で梅雨を迎えると、カビや菌が発生し、株全体が腐って溶けてしまうといったケースもあります。

梅雨がくる前には、なるべく花がら摘みや枯れ葉の手入れをしておき、病気の発生源となることを防ぎましょう。

特に落ちた花びらは、そのまま葉や茎にくっついて、カビてしまうことが多くあります。

梅雨の前や、雨が止んだときには、庭に出て花がらを取り除いてあげる手入れをすると、腐らずに梅雨を乗り切ることができるでしょう。

3.まとめ

梅雨の時期は、雨の日が続き、なかなか庭仕事ができないので、あらかじめ鉢植えの移動や切り戻し、剪定をして湿気や蒸れの対策をしておくようにしましょう。

徐々にナメクジが増えてくるので害虫予防や対策を取り、草花の植え替えや手入れをして、安心して梅雨の季節を過ごせるように頑張ってくださいね!

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まだ間に合う!? 7月からでも植え付け可能な植物5選

春に蒔いた種や植え付けをした苗の花が咲き出すこの季節。
「もっと庭に植物を増やしたいけれど、7月からでも遅くない?」なんて疑問が出てくることもあるでしょう。

今回は、7月からでも育てられる植物5つをご紹介します。参考にしてくださいね。

コスモス

スラッと伸びた茎の先に可憐な花を咲かせるコスモスは、秋の花の代表ともされるメジャーな植物。
ガーデニング初心者でも簡単に育てることができ、開花時期は6~11月と長く楽しめることが特徴です。
種まきの適期は3~7月下旬で、春先から梅雨の時期あたりから苗の販売もはじまります。

栽培ポイントは移植をしないこと。
コスモスは太い根を真っ直ぐ下に向かって伸ばす(直根性)特性があるので、植え替えをするとストレスがかかります。
地植え・鉢・プランター全てで栽培できますが、移植だけは避けるようにして育てましょう。

一般的にコスモスの花色はピンクや白がメジャーですが、近年の品種改良により現在では多彩な種類が出回っています。
その中でもオススメは、黒みがかった赤のシックな花色と名前の通りチョコレートのような香りが個性的な「チョコレートコスモス」です。
是非、お庭のアクセントとして活用してはいかがでしょうか。

西洋朝顔

江戸時代に大流行した朝顔は、西洋のみならず日本においても長い歴史のある植物。
小学生の時に学校で育てた経験のある方も多いのではないでしょうか? 

朝顔には「日本朝顔」と「西洋朝顔」の2種類があり、7月に種まきをするなら西洋朝顔を選びましょう。
特徴は日本朝顔よりも成長が早く、樹勢が強いこと。
また、開花時期も日本朝顔よりも遅く、場所によっては8月下旬~11月下旬まで花を観賞することができます。

西洋朝顔はツルの伸びが活発なことから、「グリーンカーテン」としても活用が可能。
使用している鉢の近くに、支柱を数本設置してネットを張りましょう。
ツルをネットに誘導するポイントは、本葉が5~6枚になったら摘芯をすること。摘芯の結果、わき芽から子づるが出てきますので、上手にネットに誘導すると緑のカーテンが広がります。
花色は紫・白・青・赤など。涼しげな雰囲気を作りたいならブルーに白色の班が入った「フライングソーサー」という品種がおすすめです。

ストック

持ちやすい太い幹にボリュームのある花を咲かせるストックは、冬から春にかけて切り花で活用されることが多い植物です。

一重咲きが元々の姿ですが、長年にわたる品種改良で切り花用の八重咲きやさまざまな花色など、随分と種類が豊富になりました。

日本国内での種まきは温暖地と寒冷地に限り8~9月上旬が適期。残念ながら寒地や寒冷地(主に北海道や東北地方)では3月中旬~4月下旬までが種まき、開花は6~7月の時期なので夏からの栽培はできません。

ストックの一番の特徴はカーネーションに似た甘い香りを放つこと。
そのため、高級感を感じさせる花として多くの人に認識されています。
品種は高性オールダブル種・グローリー系・ラブミー系・クリスマス系・キスミー系など。
室内や寄せ植えなどコンパクトに育てたいときは、分枝性に優れ開花も早い「矮性種のキスミー系」を選んで育てるとよいでしょう。

インパチェンス

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「アフリカホウセンカ」の別名を持つインパチェンスは、夏から秋にかけてオレンジ・白・ピンク・赤などさまざまな色の花を咲かせる植物です。

アフリカを原産地とするため耐寒性が低いので本来は多年草ですが、日本で育てるなら一年草として扱いましょう。
寒地や寒冷地では苗の植え付けが7月初旬まで可能。
花が咲いた後は、10月初旬くらいまで開花を楽しむことができます。

栽培ポイントは風通しの良い半日陰で育てることと、連作は避けること。
湿った土壌を好むため、地植えで育てているときに元気がないようだったら、朝か夕方の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えましょう。

八重咲きを育てるなら「カルフォルニアローズ」や小型の「フェイスタオーレ」、一重咲きを選ぶなら「パッチワーク」や「サンパチェンス」などの品種が有名です。

サルビア

背丈の高い品種だと160㎝位までの高さまで伸びるサルビア。
真っ赤な花色の品種「スプレンデンス」を想像する方も多いかと思いますが、他にも白・紫・ピンク・複色など、サルビアも花色が豊富。

開花時期は5~10月と長いのも特徴で、公共施設や個人宅に関わらず寄せ植えや花壇などで昔から多用されてきました。
サルビアは種から育てることもできますが、ゴールデンウィークあたりから苗の流通も始まりますので、茎や葉に力があり、つぼみの数が多いものを選んで育てると楽でしょう。
苗の植え付けは遅くとも7月の中旬あたりまで。

栽培ポイントは花が一段落したら「切り戻し剪定」をすることです。
夏の暑さで体力を消耗させたサルビアを秋以降に復活させるためには、株の約半分の量を8月までに切り戻しするとよいでしょう。
ただし、遅い時期に植え付けをしたサルビアは「花がら摘み」だけで十分。
切り戻しした後は、少しの間寂しい状態になりますが、多くのわき芽がでて再び沢山の花が復活します。

日本は地域によって気温の温暖差が大きく、今回ご紹介した植物は、地域によっては夏植えができない場合もあります。
種や苗の注意書きをよく読んで、ガーデニングライフを楽しんでくださいね。

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ユニークで個性的!リビングに飾りたい観葉植物【6選】

今回はユニークで個性的な観葉植物を6選ご紹介します。
リビングに置くだけで雰囲気が様変わりする独特な観葉植物、葉の形や模様、姿形が奇抜なものなど、見ていて飽きない楽しさがある観葉植物の魅力に迫ります。
気になった観葉植物があればぜひ育ててみてくださいね!

1.モンステラ

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トリミング#モンステラ

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モンステラは葉がもっとも特徴的な観葉植物で、葉に穴が開いたり、深い切れ込みが入っていたりします。

ハワイでは昔からモンステラの葉はとても縁起がいいと言われていて、葉の穴からは「希望の光」が差し込むと言い伝えられているようです。

モンステラの植物自体を直接目にする機会はあまりありませんが、モンステラの葉はアロハシャツの模様やボタニカルテイストのデザインにも多く取り入れられており、意外と身近なところにモンステラが描かれているんですね。

そんなモンステラですが、やはり南国の植物なので寒さには弱く、10度以上の室温を保てないと枯れてしまうことも。

冬場はエアコンで室温を保つようにし、水やりを控え気味にするといった対策を取ることで、寒い冬を乗り切りましょう。

南国調の雰囲気を楽しめるモンステラ。
大きく育ててリビングを南国の雰囲気にしてみてはいかがでしょうか?

2.カラテア

カラテアは葉の模様が独特な観葉植物として知られています。

種類によって大きく模様や色味は異なりますが、どの種類もインパクトは抜群!

カラテアだけでも存在感があって素敵ですが、赤や白などの色味がある種類は他の観葉植物の引き立て役にもなります。

また、カラテアのもうひとつの大きな特徴として、夜になると葉を上に持ち上げて休眠するという性質があります。
そのため、昼と夜とでは見た目に大きな変化があり、違いを楽しむことができるのもカラテアならではの面白さでしょう。

直射日光を嫌い、明るい日陰を好むので、今まで観葉植物を置けなかったリビングのスペースに飾ることができるのではないでしょうか?

夜と共に眠るカラテアの面白い性質をぜひ観察してみてください!

3.シンゴニウム

葉色がカラーリーフのように美しいシンゴニウム。
白を基調とした爽やかな葉色に思わず見惚れてしまうのではないでしょうか?

シンゴニウムは種類によってピンク色の葉色をしたもの、チョコレートのような色味のもの、マーブル模様がかかったものなど、さまざまな色があるので、リビングのインテリアにある程度合わせることも可能です。

育ち方の特徴として、シンゴニウムはつる性の植物のため、徐々に茎を伸ばして生長していきます。

ハンギングにして葉を垂らしたり、支柱を立てて高く仕立てるような飾り方もできるでしょう。

直射日光で葉焼けをしないよう気をつけ、たまに日光浴をさせてあげると健康に育ちます。

シンゴニウムをリビングに飾ってパッと明るい空間作りに役立ててみましょう。

4.クワズイモ

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. . 『気持ちのいい朝のLDK🌞 植物さんも達も喜んでいます🌿✨』 . . . ・:*+.\(( °ω° ))/.:+ . . さて、 先日の夜中の出来事。 お掃除ロボットのルーロちゃんが、 突然喋り出しました。 . . 「ダストボックスヲオテイレシテクダサイ」 と。 ルーロちゃんを喋らすには、 電源を入れなければならないのですが、 私も、旦那さんも、きなこも、ベッドの上。 . ということは、. . ルーロちゃんの電源を押せるのは、 よもぎ君だけ…。 . . え?押したの? よもぎ君、そのアンヨで、 電源スイッチ押したの??? . . なかなか信じがたい。 偶然電源スイッチを踏んづけたのか、 それとも…👻? . . あるいは、他に誰かいた!? . . もしくは誤作動? 真実や、いかに…。 . . ・:*+.\(( °ω° ))/.:+ . . . #注文住宅 #工務店 #デザインホーム #チワワ #犬のいる生活 #観葉植物 #植物のある生活 #クワズイモ #モンステラ #オリーブ #朝日 #ldk #アイランドキッチン #fix窓 #chihuahua #ilovedogs #houseplants #plants #interior #livingroom #diningroom #myhouse #goodmorning #sunshine

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クワズイモはまるでサトイモのような見た目をしている幹の部分から葉を出すユニークな観葉植物です。

葉は傘がわりになるほど大きく生長するので、しっかり育てるには日光に当てることが必要になります。

日照不足になると、大きな葉が下に倒れていってしまうことも。
置き場所は日光が当たる窓際に置いて、レースのカーテンで直射日光を少し遮ってあげると、クワズイモが元気に丈夫に育ってくれるでしょう。

生育期に液体肥料を与えてクワズイモを大きく育て、立派な緑の葉でリビングを飾ってみてはいかがでしょうか?

5.ガジュマル

ガジュマルは気根と呼ばれる部分がとても独特な形をしている面白い観葉植物です。
なんとなく木に足や手がついているようにも見えませんか?

ひとつひとつ姿形が違うのもガジュマルならではの面白さ。
育てていくうちにきっと愛着が深くなっていくことでしょう。

また、ガジュマルは幸福の木とも呼ばれていることから、縁起がいい観葉植物としても注目を集めています。

小さい鉢植えであればちょっとした棚やキッチンに置くこともできます。

生命力が強く育てやすい観葉植物なので、ガジュマルを育てて幸運を呼び込んでみてはいかがでしょうか?

6.チランジア

チランジアの驚くべきところは、土もいらず、ほとんど水やりをしなくても育ってしまうといった、非常に強い生命力の強さでしょう。

エアプランツとも呼ばれていて、空気中の水分を葉から吸収しているため、土や水やりが他の観葉植物と違って不要なのです。

しかし、室内で育てるには水分が足らないこともあるので、適度に霧吹きで水やりをしてあげる必要があります。

チランジアは紐で吊るして緑のカーテンのように飾ったり、ハンギングやテラリウムのようにして、違った飾り方をすることができる観葉植物です。

インテリア性が抜群でユニークで独特なチランジア。
ぜひ、リビングの空間をおしゃれに飾って育ててみてください。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか?

葉に穴や切れ込みがあるモンステラ。
カラテアやシンゴニウムのように葉の模様や色が個性的なもの。
幹がユニークな形で知られるクワズイモやガジュマル。
空間を飾ってくれる一風変わったチランジア。

個性的でユニークな観葉植物たちをリビングに飾って、室内の緑化やおしゃれなインテリアとして活躍させてみてくださいね。

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庭木や植木をお手入れするには?まずは知っておきたい剪定ポイント4点

新緑がまぶしい季節が終わり、本格的な夏がもうすぐ到来します。
お庭に植えた木々たちが元気いっぱいになるこの季節。
そんなとき「ちょっと枝が混み合っているな」「もっとコンパクトな仕上げにしたい」など庭木に関して感じることがあるかもしれません。
今回は、日常自分でできる剪定のノウハウについてご紹介しましょう。

剪定のメリットとは?

庭木の剪定にはいろいろな意味が存在します。
剪定によってどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

・美しい外観を保つ
剪定をして樹木のボリュームを抑えたり、飛び出している枝を切ったりすることで開放感や清潔感のある美しい外観を保つことができます。

・病害虫の予防
枝が混み合っていると、樹木の内部は日光が当たりづらくなります。
その結果、生長に影響を及ぼしたり、中に害虫が発生して最悪の場合は枯死したりすることも考えられるでしょう。
害虫には菌を運び病気を発生させるものも存在するので注意しましょう。

・果実や花に栄養を行き渡らせる
不要な枝を剪定することで、栄養を必要とする果実や花に十分な養分を届けることができます。

・防犯
伸びっぱなしの樹木をそのままにしておくと、敷地の外側から庭や家の様子が見えなくなってしまいます。
剪定をして、ある程度中の景色を見えるようにすることが、防犯対策にもつながります。

剪定の種類は?

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強剪定✂in射水市 お盆を過ぎて風がとても心地良くなりましたね♪このまま秋になって欲しいと願う今日この頃(^人^;) 10年ほったらかしのトウカエデ🍁 2階の軒を2m以上超えています。 風を受けても倒れないように頭を軽くして欲しい‼落ち葉掃除を楽にして欲しい‼ というオーダーなので、遠慮なく鋸剪定!! 横枝が無くて登りにくいわぁ(^_^;) 又に足掛けて登って鋸でゴシゴシ!! また5年程ほったらかすそうです💦せめて3年にしてみては?! こんだけ切ったから、来年暴れるだろうなぁ( ^艸^) #造園植芳#富山県#射水市#強剪定#鋸剪定#植木屋#庭師#トウカエデ

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・基本剪定
別名「強剪定」ともいいます。
太い枝を切ったり、沢山の枝葉を切り落としたりする大がかりな剪定です。
樹木にかかるストレスが大きいため、品種によって決まった時期におこなうことが大切です。
目的は大きく育った木をコンパクトに仕上げるなど、木の骨格を形成しなおすためにおこなわれます。

・軽剪定
字の通り、軽い剪定を指します。風通しや日当たりなどの環境を良くするために、混み合っている枝や伸びすぎている枝を切り落とし、軽く樹形を整えたりすることが目的です。

タイミングはいつ?

庭木の種類によって剪定のベストなタイミングがあります。
常緑樹と落葉樹によって違いますので、その特徴を解説します。

・常緑樹
常緑樹とは、年間を通して葉が緑をつけている木を指します。
庭木でよく植えられているものに「コニファー類・シラカシ・オリーブ・ハイノキ・イヌツゲ」などがあります。
地域によって多少前後はありますが、剪定適期は5~6月。
軽剪定をするなら秋口の9~10月がよいでしょう。
常緑樹の特徴は、次第に気温が下がる秋から冬になると葉が多少黄色みをおび、成長が穏やかになって休眠すること。
そのため、常緑樹は寒い時期に栄養を作り出すことができません。
株を弱らせないためにも晩秋や冬の剪定は避けましょう。

・落葉樹
落葉樹とは秋から冬にかけて紅葉の後、全ての葉が落ちる木を指します。
「ハナミズキ・サクラ・イチョウ・ブナ・コナラ」などが代表的です。
剪定適期は11月中旬から2月の冬期。
軽剪定をするなら7月中旬から8月に樹形を整える程度の剪定をおこないましょう。
常緑樹との違いは、栄養分を蓄える能力が高いこと。
そのため気温の低い時期に剪定をおこなっても、株にダメージを与えるようなことはありません。
落葉樹の剪定を冬期にするメリットは、葉が落ちている状態のため、骨格を形成しやすいことにあります。

・真夏の剪定はしない
どの樹木にも共通していえることは「真夏の剪定は避ける」ということ。
いろいろな理由がありますが、夏の時期は成長に勢いがあるため、春までに蓄えた栄養をほとんど使っています。
夏季剪定をすることで栄養を蓄える力が低下し、結果的に株が弱った上に、夏の強い日差しを受けてさらに体力が落ちてしまうことも。
枝が隣の敷地に入ってしまった場合など、どうしても剪定が必要な時はその部分だけの剪定だけに留め、極力夏場の剪定はおこなわないようにすることが鉄則です。

切るべき枝はどれ?

剪定をするときには、闇雲に枝を切ればよいという訳ではありません。
樹形を乱す枝や樹木の生長に不要な枝を切るように心がけましょう。
剪定すべき枝には多くの種類がありますが、代表的なものは以下の通りです。

・徒長枝
主枝や幹から上に向かって勢いよく伸びている枝で、勢いが強いのが特徴です。
枝の流れにそって伸びないので目立ち、綺麗な景観を損ねます。

・平行枝
幹などのごく近い場所から平行に伸びた枝です。
単調なイメージを与えるため、どちらかを短く切って強弱をつけるか、根元から剪定してしましましょう。

・逆さ枝
「内向枝」の別名もある、樹木の内側に向かって伸びる枝です。

・ひこばえ
幹の根元の脇から立ち上がる小枝をさします。主幹に行き渡る栄養を奪うので、根元から剪定しましょう。

この他にも、他の枝や幹に絡まっている「からみ枝」や「交差枝」、幹から伸びている細い「幹吹き枝」などが剪定の対象です。

剪定をするときは「作業用手袋・剪定バサミ・剪定ノコギリ・掃除用具・脚立」などを用意しましょう。
剪定対象とする庭木は、自分の手の届く範囲に留め、背丈の高い木や取り扱いの難しい木などはプロに任せて、無理のない範囲で日頃のお手入れをしていきましょう。

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ガーデニングで暮らしを豊かに!初心者でも育てやすいハーブ5選

古くはメソポタミア時代から使われていたとされるハーブ。
今や私たちの生活に馴染み深い存在ですが、その歴史は紀元前から始まり、時代を経ながら色々な使われ方が研究されてきました。
一般家庭のガーデニングでハーブを楽しむなら、栽培が簡単で手軽に利用できるものがいいですよね。
今回は、初心者でも育てやすいハーブを5つに絞ってご紹介します。

チャイブ

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#明日花咲かも#楽しみの一つだったなぁ💕 #チャイブ

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5~7月にかけて薄紫色の花を群生して咲かせる「チャイブ」は、ネギ科に属する多年草ハーブ。
草丈は約30㎝で園芸用や観賞用として育てるなら、グランドカバーや花壇の縁取りとして活用することができます。
好む栽培環境は、弱アルカリの肥沃な土壌と日当たりの良い場所。
夏の強い日光は少し苦手なので、夏場は日光を少し遮る工夫をすると、葉がかたくならずにすみますよ。
環境に問題がなければどんどん育ちますので、株が密集してきたら株分けをするとよいでしょう。
チャイブを食用として利用するなら、主に葉の部分を使用します。
用途はサラダやお茶、卵料理など。
チャイブはネギ科の仲間なので、ネギや玉ねぎのような香りを放ちます。
収穫のポイントは、株元から2~3㎝を使用し、早めに花を摘み取っておくこと。花が咲くと葉がかたくなるので注意してくださいね。

タイム

葉柄を食材として使える「タイム」は、フランス料理で大活躍のハーブです。
多くの調理法や食材にマッチし、消毒効果も期待できることからタイムのハーブティは、うがい薬として使われることもあるようです。
好む環境は、水はけの良い乾燥気味の気候。
反対に高温多湿は好まず、株が混み合うと弱ることがあるので注意しましょう。
耐寒性に優れ、冬は雪の下でも耐える力があるので、寒い地方でも心配なく育てることができますよ。
地植えにすればほぼ水やりの必要はなく、肥料や病害虫の心配も必要なし。
蒸れを防ぐために、様子を見ながら定期的に刈り込みを行えば、初心者でも簡単に育てることができます。
一口にタイムと言ってもその種類は数百もあると言われており、食材に利用するなら「コモンタイム」が適しています。
また、園芸用にするなら「立性」または「ほふく性」の2種類があるので好みを考えて選ぶとよいでしょう。

フェンネル

「ウイキョウ」の別名を持つフェンネルは、最大約2mにも伸びる草丈とアスパラガスのような細かい葉が特徴です。
ハーブの中でも大きな部類に属すので、鉢植えよりも地植えで育てるほうが適しています。
また、地植えの場合も株間約50㎝を確保し、風にあたる場合は支柱を添えると安心でしょう。
低温で多湿・高温で乾燥した環境を苦手としますので、水はけと日光のあたる場所に植えましょう。
甘味と苦みを持ち合わせたフェンネルは、主に葉・種・茎の根元を食用として使うことが可能。
葉は香り付け、種はスパイス、根元は炒め物など多様に活用することができますよ。
観賞用として植えるなら「ブロンズフェンネル」がおすすめ。
他のフェンネルと同様に黄色の花を咲かせますが、葉が銅緑色(ブロンズ色)なので庭のアクセントとして活用するとよいでしょう。

ラベンダー

「ラベンダー」と言えば、一面に広がるラベンダー畑を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ラベンダーは鉢植え・地植え共に育てることができる多年草ハーブ。
独特の良い香りがリラックス効果をもたらすとされており、ポプリや精油の原料として多く利用されています。
種から植えることもできますが、苗を購入して植え付ける方が楽に育てることができますよ。
地植えの際の注意点は植える場所。
移植を嫌いますので、育てる場所は長年利用できる場所を選ぶとよいでしょう。西日が当たる場所は避け、日光・風通し・水はけの良い環境を選んでください。品種にもよりますが、収穫のタイミングは花穂が3~5輪開いたとき。
開花するに従って香りが流れてしまうので、早めの収穫を心がけるとよいでしょう。
収穫後はドライフラワー・ラベンダースティック・ポプリなどにして独特の香りを楽しみましょう。

ルバーブ

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我が家の畑で、一番早い収穫🌿 ✨ルバーブ✨ フキに似ていますが、和名で食用大黄とも言われます。 食物繊維とカリウムが豊富で、便秘と浮腫の解消効果があります。 酸味があり、ビタミンCカルシウムも含まれ、茎の赤さはアントシアニンが豊富✨✨✨ 美肌効果、抗酸化作用もあり、女性の強い味方です💖 もう20年以上前に、種から植え転居の時は植え替えたり、実家に株分けして保管してもらい現在に至り絶やさず育てています。 我が家では、ジャムばかりで今朝からヨーグルトのお供です😋砂糖をまぶしタルトにも使われます🍰 #ルバーブ #食用大黄 #抗酸化作用 #カリウム #食物繊維 #カルシウム #ビタミンC #アントシアニン #アンチエイジング #家庭菜園

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赤い茎と大きな葉が特徴の「ルバーブ」は、アイスティー・ジャム・マフィン・ケーキなどに使われているシベリア地方原産のハーブです。
種は発芽力が強いのですが栽培難易度が高いので、苗を購入して育てた方がよいでしょう。
また、株は大きく生長するので鉢植えよりも地植えの方が適しています。
直射日光のあたらない日当たり、風通しのよい場所を好み、多湿を嫌うので可能であれば畝を作って植え付けるとよいでしょう。
ルバーブは涼しい気候に適しているので、関東地方より北では年に2回収穫できますが、関東以南の場合は年に1回の収穫が限度です。
1年目は株の充実をはかり、収穫は2年目以降。
その後は、4~5年間続けて収穫することができます。
収穫適期は5~6月。
葉柄(茎と葉を繋いでいる部分)が30㎝以上になったら付け根から清潔なハサミを使って切り取りましょう。
葉には毒素が含まれているので決して利用せず、4年目以降に株が細くなってきたら、株分けをして植え替えをしましょう。

ハーブの用途は種類によってさまざまです。
収穫して調理などに使わなくても、単に観賞用として楽しむこともできます。
どのような品種があるのかよく調べてみると、一段とハーブの奥深さを実感することができるでしょう。

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暑さに強い夏の花を育てよう!夏の代表的な花【6選】

夏の暑さに負けることなく、花を咲かせる代表的な夏の花を6選ご紹介していきます。
花壇や庭に夏ならではの花を植えてみましょう!

1.ヒマワリ

夏の代表的な花といえば、ヒマワリを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
高く生長し、大きな花を咲かせるヒマワリは、一株だけでもインパクト抜群!育てやすいので種から子供と一緒に育てるのもおすすめですよ。

ヒマワリを大きく丈夫に育てるには、一日を通して日光に当たる場所で育てることがポイントになります。
また、花が大きくなってくると、重みや風で倒れてしまうこともあるため、支柱を立ててあげることが必要です。

ヒマワリの花が咲き終わったあとは、種を収穫して翌年も育てられるよう保管しておきましょう!
ヒマワリは大きい種類のものだけでなく、コンパクトに育てられる小型のヒマワリもあるので、小さなスペースでもヒマワリを育てることができますよ。
ぜひ、夏の代表的なヒマワリの花を育ててみてくださいね!

2.サルビア

サルビアも夏の代表的な花として有名です。
真っ赤に花壇を彩るサルビアの姿は、幼い頃から目にする機会がありましたよね?
赤いサルビアも素敵ですが、夏の花壇に清涼感を与えてくれるブルーサルビアも魅力があります。
運が良ければ冬を越して翌年の夏にも再びブルーサルビアの花を見ることができるかもしれませんよ。

サルビアは開花期が長く、夏の間も絶え間なく花を咲かせてくれます。
花を長い間咲かせ続けるには、追肥が不可欠
ゆっくりと長く効く緩効性肥料を1ヶ月に1回施します。
リン酸は花を咲かせるのに必要な栄養素なので、サルビアが養分不足を起こさないよう、追肥でサポートしてあげましょう。

赤いサルビアやブルーサルビアをご紹介しましたが、他にもピンクや紫、アンティークな色合いのサルビアもあります。
お気に入りのサルビアを見つけて、夏の花壇を彩りましょう!

3.ペチュニア

夏の花壇の女王とも呼ばれるペチュニア。
ペチュニアが支持されるいくつかの理由として、花色の豊富さ、花付きのよさ、乾燥に強い、開花期が長いといったメリットが挙げられます。
誰でも簡単に育てられるといったことも、人気の秘訣でしょう。

ペチュニアは育てやすい花ですが、長く綺麗に咲かせるには少しコツがいります。
まずは、肥料切れを起こさないよう、開花中は追肥を与えること。
そして、咲き終わった花は種をつけないよう、花がら摘みをすること。
花が一通り満開になったら、切り戻し剪定をすることです。
特に、切り戻し剪定をするかしないかで、後半になるに連れて中心部がスカスカになってしまい、見た目が大きく変わってしまいます。

育てやすい夏の代表的な花でも、しっかりと手入れをし、花壇をペチュニアの花でいっぱいにしてみてくださいね!

4.インパチェンス

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❁ 夏花壇の主役の一つ、インパチェンス😄 . 3月に苗を植えて▶︎▶︎4月頃こんなに小さかった株も(写真2枚目)▶︎▶︎1ヶ月後にはこんなに大きくなりました(写真3枚目)✨ 大きくなってきたのでビニールハウスからお外にお引越し🌞 花壇などに植えたらもっとこんもりと成長し、たくさんの花を咲かせてくれます♡ ・ ・ ・ #インパチェンス #成長 #グリーンハウス市川 #お花屋さん #生産販売 #お花 #切り花 #苗物 #アレンジ #花束 #野菜 #新鮮 #直売 #野菜自販機 #農業女子 #農家 #園芸 #地産地消 #JA直売所 #神奈川県 #座間市 #flowershop #flower #Impatiens #vegetable #agriculture #farmer #kanagawa #zama

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パッとした色合いが目を引くインパチェンス。
他の夏の代表的な花と少し違うのは、耐陰性があるというところ。
こんもりと茂るように咲いてくれるので、見た目も綺麗にまとまりまり、ガーデナーにとっては嬉しい夏の代表的な花です。
高温多湿の環境に屈せずよく育ち、次々と花を咲かせてくれます。

インパチェンスは水不足になると、葉や茎が下向きに萎れてくるので、水不足のサインを見逃さないようにしましょう。
花は咲き終わると自然に落ちていきますが、葉や茎にくっつくと、灰色かび病を発生させてしまう原因となります。
落ちた花びらは取り除き、風通しをよくして育てましょう。

インパチェンスはカリフォルニアローズと呼ばれる、バラのように花を咲かせる種類が特に人気。
ぜひインパチェンスをこの夏に迎えて、たくさんの花を咲かせてみましょう!

5.ニチニチソウ

夏の代表的な花として、乾燥に強いニチニチソウも人気です。
硬い雰囲気を持つ葉に、可愛らしい花をつけるニチニチソウ。
和テイストな庭や花壇にもおすすめしたい夏の花です。

ニチニチソウを育てるうえで注意してもらいたいポイントは、直根性の根を持つということ。
直根性の性質を持つ植物は、根を痛めてしまうとそのまま生長がストップしてしまいます。
植え付ける時はなるべく根を触らないよう、根鉢を崩さずに植え付けるといいでしょう。

小輪タイプの花を散らすように咲くフェアリースターは、可愛らしくて可憐なイメージ。
好みにあったニチニチソウを選んで植えてみてくださいね。
ニチニチソウは手入れが簡単なので、ガーデニング初心者にも育てやすい花ですよ!

6.アサガオ

親しみがあるアサガオの花は、夏の代表的な花のひとつ。
窓から入る直射日光を遮る緑のカーテンとして育てられることもあります。
家の中から緑と花を見ることができるなんて風情がありますよね。

アサガオは種から育てることができるので、プランターに直播をし、つるが伸びてきたら誘引していきましょう。
アサガオは摘心をすることで脇芽がたくさん出てきます。
しかし、脇芽が多すぎるとつるの生長が悪くなるため、調節しながらつるを伸ばしていきましょう

夏の朝が楽しみになるアサガオの花を育てて、清涼感を感じてみてはいかがでしょうか?
花色も豊富なので、気に入った種類のアサガオを種から育ててみてくださいね。

7.まとめ

今回は夏の代表的な花を6選ご紹介しました。興味を惹かれる花はありましたか?

夏に大輪の花を咲かせるヒマワリ。
夏の間長く咲き続けるサルビアとペチュニア。
耐陰性があるインパチェンス。
乾燥に強いニチニチソウ。
清涼感たっぷりのアサガオ。
どれも夏の花としての魅力がたっぷり!

ぜひ夏の代表的な花を育てて、花いっぱいの庭づくりを目指しましょう!

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和風なシェードガーデン作りにおすすめしたい植物8選

光があまり差し込まないような日陰や半日陰の場所にも、耐陰性のある植物を植えればしっかりと育ちます。
今回は日本庭園のような雰囲気作りができる植物を8選ご紹介しますので、和風なシェードガーデン作りの参考にしてみてくださいね。

1.ヤマアジサイ

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. 今日こそは、DIYの仕上げをしようと思ってるのに、なんだかお天気があやしい。 オープンガーデン前の準備で忙しい時に、お天気に翻弄されています。 picは大好きな山紫陽花の『九重凛華』奥のは『マルルー』 先月山紫陽花を大人買いして、階段庭のいちばん上にポットのまま置いてありますが、やはり、山紫陽花は直射日光が苦手のようで、ここに置いたものは花びらが焼けずにきれいなままですね。 階段庭山紫陽花化計画、ますます進行中です😊 早めに定着場所を決めてあげないとね。 . #ガーデニング好きな人と繋がりたい #mygardentoday #植物のある暮らし #gardeners #gardening #山紫陽花#ヤマアジサイ#階段庭 #gardenstagram #宿根草の庭

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日本では自生しているヤマアジサイ。
山林や川沿いなどで、見かける機会があるのではないでしょうか?
アジサイよりも可憐で儚げな花姿をしています。
耐陰性があり、湿気にも強いため、シェードガーデンには特におすすめしたい花木です。
ヤマアジサイは花が終わった後、そのまま花が残ってしまうので、花がら摘みを行いましょう。
また、ヤマアジサイをコンパクトに仕立てるためには、剪定が必要です。
上手に育てれば、梅雨の時期のシェードガーデンを、ヤマアジサイが明るく彩ってくれるでしょう。

2.タマリュウ

リュウノヒゲよりもコンパクトな葉が特徴のタマリュウも、シェードガーデン向きの植物です。
タマリュウはどんな環境にも適応してくれる優秀な多年草で、グランドカバーとしても使われています
花が終わった後は青色の実をつけるので、それもまた観賞価値があります。
株分けをして簡単に増やすことができるのも魅力のひとつ。
シェードガーデンの前方や、植物との隙間をタマリュウでナチュラルに植え込んでみましょう。

3.フッキソウ

葉は硬く光沢があり、常緑なので通年を通して葉を鑑賞することができるフッキソウ。
こちらも日本では自生している植物で、山林で群生していることもあります。
地下茎を伸ばし、横にどんどん広がっていくため、シェードガーデンの土を覆い隠してくれる役割を果たします。
育てやすく手のかからないフッキソウは、ガーデニング初心者にもおすすめしたい植物でもあります。
病気や害虫の被害にあうことも少ないため、丈夫で強健に育ちます。

4.セキショウ

日本庭園ではよく植栽されているセキショウ。
細長い葉が風に吹かれる様子がとても涼しげで優雅な佇まいをしています。
セキショウは湿気がある場所を好むので、シェードガーデンには最適です。
セキショウのようなグラス類のリーフプランツは、ひとつ植え込んでおくだけでガーデンがセンスよく決まります。
全体に動きが出るので、和風のシェードガーデンにセキショウをぜひ植えてみましょう。

5.クリスマスローズ

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こんばんは🌃 · 今夜から雨が続くらしいのでこの姿を📸 · ピンクのダブルなんちゃら…と名前は忘れましたが何年も我が家の春の庭を飾ってくれてるクリローさんです❣️ · 可愛いくて大好き🍀🌸🌱🌿🌱🌸🍀☘️ · · #クリスマスローズ #春の庭 #グリーンのある暮らし #花の好きな人と繋がりたい #ガーデニング初心者 #花撮り人 #植物のある暮らし #緑のある暮らし #meiko_flora_member #favv_flowers #庭のある暮らし #宿根草の庭 #ナチュラルガーデン #花のある暮らし #バラの庭 #ガーデン雑貨 #ガーデニング #マイガーデン #薔薇 #バラ #花 #植物 #gardening #gardeningisfun #gardeninglife #lerfgarden #rose #gardens #gardenlife

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やせ地で簡単に育つクリスマスローズは、耐陰性も抜群です。
シェードガーデンのような花が咲きにくい環境下であっても、クリスマスローズはしっかり花をつけてくれ、開花期が長いのもまた嬉しいポイントです。
品種改良により、さまざまな花色や咲き方をしたクリスマスローズが出回っているので、きっと気にいるものがあるでしょう。
うつむくように咲く可愛らしいクリスマスローズの花を、シェードガーデンに迎えてみてはいかがでしょうか?

6.キボウシ

キボウシはホスタとも呼ばれ、葉を主に楽しむリーフプランツです。
冬には地上部を枯らしますが、多年草なので春の時期に再び新しい新芽が芽吹くでしょう。
白い斑入りのタイプのキボウシは、シェードガーデンをパッと明るくしてくれるカラーリーフとしても役立ちます。
丈夫に育ち、耐陰性もあるため、和風なシェードガーデンで重宝するでしょう。
キボウシは比較的コンパクトに成長するので、他の植物の生長を妨げることが少ないのもおすすめしたいポイントです。

7.ヤブラン

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今更 コンタクトデビューしたくて*・゜゚・*:.。..。.:*・ 眼科へ アラフィフ初めてのコンタクトは 想像以上に難しかった😢💦 入れてもらって 取ってもらって 終了😢 何度やっても自分で 取れなかった💦 ・ ・ 生々しいのは 嫌いだから 自分の目をしっかり見るのも 苦手💦 しかも〜コンタクトちゅるんちゅるん💦 何度でも練習に来てくださいね♫ って 言ってもらったけど 出来る気がしない初日😑 無理かなぁ🤔 ・ ・ #ヤブラン #雑木の庭 #庭のある暮らし #日々のこと #garden #gardenlife #ガーデニング #暮らしを楽しむ

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スラーっと伸びた細長い葉が特徴のヤブラン。
適応力ば高くさまざまな場所で栽培することが可能な多年草です。
ヤブランは葉のシルエットが美しく、長く伸びたピンク色の花もまた綺麗です。
一度植え付けてしまえば特に手入れをしなくても育つため、丈夫で育てやすいといったメリットがあります。
和風のシェードガーデンに植え付ければ、日本の風情を感じさせてくれるでしょう。

8.シラン

シランはランの一種であり、日本で自生している山野草です。
5月〜6月あたりには、葉の間から穂を伸ばして花をつけるでしょう。
シランは日向で育てた方が花付きがよくなりますが、半日陰でも栽培することが可能です。
紫や白の花色があり、葉はヤブランより太めの長い葉をつけます。
シランは和風なガーデンにはよく似合い、日本の環境にとても合っているので、育てやすい植物のひとつです。
シェードガーデンにぜひ植え付けてみてくださいね。

9.まとめ

日本の山林を思わせるような和風なシェードガーデンには、自生しているような植物を植え込んでいくとナチュラルになります。
グランドカバーにはフッキソウやタマリュウがおすすめ。
花はヤマアジサイ、クリスマスローズ、シランなどを植えれば可愛らしくなります。
ヤブランやセキショウといったグラス類を植え込んでいくと、シェードガーデン全体がセンスよくおしゃれな雰囲気になります。
カラーリーフで明るくするにはキボウシが耐陰性が高いのでイチオシですよ。
今回ご紹介した植物を和風なシェードガーデン作りの参考にしてみてはいかがでしょうか?

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